ワータネン彗星
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ワータネン彗星[4](ウィルタネン彗星[2]、英語: 46P/Wirtanen)は、1948年にカール・ワータネンが発見した、公転周期5.4年の周期彗星である[5]。彗星探査機ロゼッタの当初の目標だった[6]。核の直径は1.2 kmと推定されている[1]。2019年12月には宇宙望遠鏡TESSによりこの彗星のアウトバースト(急激な増光)がかなり細かく捕らえられたことが報告された[7]。
1954 R2, 1954 XI, 1954j
1961 IV, 1960m
1967 XIV, 1967k
1974 XI, 1974i
1986 VI, 1985q
1991 XVI, 1991s[1]
ウィルタネン彗星[2]
| ワータネン彗星 46P/Wirtanen | |
|---|---|
2018年12月12日に近日点を通過した際のワータネン彗星。 | |
| 仮符号・別名 | 41948 A1, 1947 XIII, 1948b 1954 R2, 1954 XI, 1954j 1961 IV, 1960m 1967 XIV, 1967k 1974 XI, 1974i 1986 VI, 1985q 1991 XVI, 1991s[1] ウィルタネン彗星[2] |
| 発見 | |
| 発見日 | 1948年1月17日 |
| 発見者 | カール・ワータネン |
| 軌道要素と性質 元期:TDB 2458465.5(2018年12月13.0日) | |
| 軌道長半径 (a) | 3.0927 au[1] |
| 近日点距離 (q) | 1.0554 au[1] |
| 遠日点距離 (Q) | 5.1301 au[1] |
| 離心率 (e) | 0.6588[1] |
| 公転周期 (P) | 5.44 年[1] |
| 軌道傾斜角 (i) | 11.748 °[1] |
| 近日点引数 (ω) | 356.341 °[1] |
| 昇交点黄経 (Ω) | 82.158 °[1] |
| 平均近点角 (M) | 0.012 °[1] |
| 前回近日点通過 | 2018年12月12日[3] |
| 次回近日点通過 | 2024年5月19日[3] |
| 最小交差距離 | 0.071 au(地球)[1] 0.169 au(木星)[1] |
| ティスラン・パラメータ (T jup) | 2.818[1] |
| 物理的性質 | |
| 直径 | 1.2 km[1] |
| 絶対等級 (H) | 16.5(核+コマ)[1] |
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | |
発見
近日点通過
探査計画
ヨーロッパ宇宙機関 (ESA) の探査機ロゼッタの当初の計画では、2003年1月12日に打ち上げられ[要出典]、2011年にワータネン彗星に着陸機を降ろす予定だった[4]。しかし、2002年12月11日のアリアン5ロケット爆発事故で[要出典]打ち上げが遅延したため、目標はチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に変更された[6]。
計画変更前の2001年12月には、チリのパラナル山にあるヨーロッパ南天天文台 (ESO) の超大型望遠鏡VLT (Very Large Telescope) で、ワータネン彗星が詳細に観測された[12]。その結果、核の直径が1.2kmであること、着陸を妨げるダストが周囲にほとんどないことがわかった[4]。
また、ワータネン彗星はディスカバリー計画の1ミッションとして提案されたComet Hopper(英語版)の探査対象となった[13]。2012年にはインサイト、タイタン表層海探査とともに最後の3つにまで選ばれたが、最終的にはインサイトが選ばれた[14]。Comet Hopperはスターリング放射性同位体発電機を用いる予定だった[15]。
Comet Hopperは7.3年に及ぶ探査が計画されていた。太陽から4.5 auの位置ではワータネン彗星とランデブーし、核表面やコマから放出されるガス・ダストの描写が予定されていた。また、核の構造や地質学的な過程、コマの構造の解明なども見込まれていた[13]。
ワータネン彗星に到着した後は接近して着陸し、その後別の場所に跳ぶ。太陽に近づくのとともに何度も飛び跳ねて探索する[15]。最終的には太陽から1.5 auの地点まで探索を続ける[13]。
うお座の流星群との関連性
ギャラリー
- 2018年の回帰におけるワータネン彗星の天球上の位置。各円の大きさは地球との距離に対応している(大きいほど近い)。
- ワータネン彗星の接近前後の軌道。黄道を横切る2018年12月16日にちょうど地球と一番近い地点になる。
- 2018年12月12日に撮影されたワータネン彗星。
- ハッブル宇宙望遠鏡により2018年12月13日に撮影されたワータネン彗星。
- アルゼンチンで2018年12月16日に撮影されたワータネン彗星。
- アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計で撮影されたワータネン彗星。
- アレシボ天文台のレーダー観測により得られた画像。
