インサイト (探査機)

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名称 Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport
任務種別火星着陸機
COSPAR ID2018-042A
インサイト
InSight
インサイト(想像図)
名称 Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport
任務種別火星着陸機
運用者アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)
COSPAR ID2018-042A
ウェブサイトmars.nasa.gov/insight/
任務期間計画: 2年[1]
特性
製造者Lockheed Martin Space Systems
打ち上げ時重量360 kg[2]
寸法展開時: 6.1×2.0×1.4 m[2]
消費電力450 W, 太陽電池 / リチウムイオン電池
任務開始
打ち上げ日2018年5月5日[3]
ロケットアトラス V 401[4][5]
打上げ場所ヴァンデンバーグ空軍基地[4]
打ち上げ請負者ユナイテッド・ローンチ・アライアンス
任務終了
最終通信2022年12月15日[6]
火星着陸船
着陸 2018年11月26日[7]
着陸地点 エリシウム平原[8]
北緯4度 東経136度 / 北緯4度 東経136度 / 4; 136 (InSight landing site)
搭載機器
SEIS Seismic Experiment for Interior Structure
HP3 Heat Flow and PHysical Properties Package
RISE Rotation and Interior Structure Experiment
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インサイトInSight: Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した火星探査機[9]。2018年5月5日に打ち上げられ、2018年11月26日午前11時52分59秒に火星エリシウム平原に着陸した[10]。当初計画では2年間の活動期間を延長して約4年活動し、火星に吹く「風の音」を初めて捉えるなど成果をあげたが、太陽光発電パネルに塵が付着したことによる電力不足が原因とみられる通信途絶で、NASAが2022年12月21日に運用終了を発表した[11]

火星の初期の地質学的進化を研究するために、地表面に地震計と熱伝達プローブを備えたランダーを着陸させるミッションである。水星金星地球、火星、など太陽系地球型天体についての新たな理解をもたらすことが期待されている。2008年に火星への着陸と探査に成功したフェニックスの技術を再利用することで、コストとリスクを低減している[1]

沿革

インサイトの観測イメージ

当初、インサイトはGEMSGeophysical Monitoring Station)として知られていたが、NASAにより2012年の早い時期に変更された[12]2010年ディスカバリー計画で提案された28プログラムから3つの最終候補の一つとして選ばれ、300万ドルの予算が与えられた[13]2011年5月には、詳細なコンセプトスタディの検討が開始された[14]。2012年8月には、インサイトを開発し打ち上げることが決定した[9]。プロジェクトはジェット推進研究所(JPL)によって管理され、いくつかの国の科学者が参加している。打ち上げロケットの費用を除くコストは4.25億ドルで、アメリカ合衆国が負担する[15]2014年5月19日には、ランダーの製造が始まったことが発表された[16]。その後、2015年5月27日に、ランダーのテストが始まったことが発表された[17]

打ち上げは2016年3月が予定されていたが、2015年12月、地震計の真空シール部分に不具合が発見され、打ち上げまでに技術的な対応が間に合わないとして延期された[18]。NASAは新しい打ち上げのタイミングとして、2018年5月(5日から始まる打ち上げウィンドウ)を発表[19]。発表通り、5日7時5分(アメリカ東部夏時間)に、ヴァンデンバーグ空軍基地からアトラス Vロケットによって打ち上げられた[3]。火星への着陸はアメリカ東部時間の同年11月26日、日本時間では27日に予定され[20][3]、計画通りの着陸に成功した[21][22]

着陸後は、約2年間(708火星日、728地球日。1火星日は約24時間37分)の観測を行う予定[23]となっていたが、約2年延長された[11]

地震動の観測

最初の15か月間の観測で、火星の地震(火震)活動を数百回観測した。中にはマグニチュード3-4程度の強い地震も含まれている[24]

着陸場所

Map of MarsゲールクレーターHolden craterジェゼロクレーターLomonosov craterLyot craterMalea PlanumMaraldi craterMareotis TempeMie craterMilankovič craterオリンポス山Sisyphi Planum
The image above contains clickable links火星の世界的な地形のインタラクティブな画像地図。画像の上にマウスを置くと、60を超える著名な地理的特徴の名前が表示され、クリックするとリンクする。ベースマップの色は、NASAのマーズグローバルサーベイヤーのマーズオービターレーザー高度計からのデータに基づいて、相対的な標高を示す。白色と茶色は最も標高が高い。(+12 to +8 km); ピンクと赤が続く。(+8 to +3 km)。黄色は0 km。緑と青は標高が低い(down to −8 km)。軸は緯度と経度。
(   アクティブローバー  非活性  アクティブランダー  非活性  将来 )
Beagle 2
Bradbury Landing
Deep Space 2
Columbia Memorial Station
InSight Landing
Mars 2
Mars 3
Mars 6
Mars Polar Lander
Challenger Memorial Station
Mars 2020
Green Valley
Schiaparelli EDM
Carl Sagan Memorial Station
Columbia Memorial Station
Thomas Mutch Memorial Station
Gerald Soffen Memorial Station

脚注

関連項目

外部リンク

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