カルシウムシアナミド

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カルシウムシアナミド
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.005.330 ウィキデータを編集
EC番号
  • 205-861-8
RTECS number
  • GS6000000
UNII
国連/北米番号 1403
性質
CaCN2
モル質量 80.102 g/mol
外観 白色の固体(不純物により灰色~黒色の場合有)
匂い odorless
密度 2.29 g/cm3
融点 1,340 °C (2,440 °F; 1,610 K)[1]
沸点 1,150 - 1,200 °C (2,100 - 2,190 °F; 1,420 - 1,470 K) 昇華
反応する
危険性
GHS表示:
腐食性物質急性毒性(低毒性)
Danger
H302, H318, H335
P231+P232, P261, P280, P305+P351+P338
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 3: Short exposure could cause serious temporary or residual injury. E.g. chlorine gasFlammability 0: Will not burn. E.g. waterInstability 1: Normally stable, but can become unstable at elevated temperatures and pressures. E.g. calciumSpecial hazard W: Reacts with water in an unusual or dangerous manner. E.g. sodium, sulfuric acid
3
0
1
引火点 不燃性
NIOSH(米国の健康曝露限度):
none[2]
TWA 0.5 mg/m3
N.D.[2]
安全データシート (SDS) ICSC 1639
関連する物質
関連物質 シアナミド
炭化カルシウム
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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カルシウムシアナミド (calcium cyanamide) とは、化学式 CaCN2 で表される、シアナミドのカルシウム塩である。白色石灰窒素(はくしょくせっかいちっそ)とも呼ばれる。石灰窒素の有効成分であり、肥料農薬として用いられる場合があるものの、生物にとって有害なので取り扱いには注意を要する。

カルシウムカーバイド窒素分子を2気圧で加熱することで、カルシウムシアナミドが得られる。

反応は以下のように進むと考えられている。なお、この反応を促進する目的で蛍石、つまり CaF2 を少量加える場合もある。この反応において蛍石は触媒として作用するが、一般的な触媒と違い、反応系内に残留しない。

(吸着化合物)

この反応は発熱的であるため、一度開始させれば完了するまで自発的に進む。ただし、上記の方法では、反応式から明らかなようにカルシウムシアナミドと炭素粉の混合物になってしまう。純粋なカルシウムシアナミドは常温常圧で白色の固体だが、上記の反応で得た場合は、不純物の炭素粉のために、常温常圧で灰色や黒色の固体である。

純粋なカルシウムシアナミドは、以下の高温固相-気相反応によって製造される。

この反応は実験室規模では可能であるものの、工業的には行われていない。なお、左側に進む逆反応を利用してかつてアンモニアを製造していた。

尿素生石灰+一酸化炭素からカルシウムシアナミドを合成することも出来る。この場合反応温度は炭酸カルシウムを使うより低くて済む。[3]

出典

関連項目

外部リンク

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