サンフレッチェ広島レジーナ
日本の広島県広島市にあるサッカークラブ
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概要
2021年Jリーグ・サンフレッチェ広島F.Cの女子チームとして創設された。前身を持たない新規で立ち上げたチームであり、2021年WEリーグ創設当初からのチームである。
「レジーナ」は、イタリア語で「女王」を意味する単語で、「サンフレッチェ」の語源である三本の矢に込められた想いを大切にし、「女王」に輝くチームを目指したいという意志を込めている[3]。また、RESPECTの「RE」、GIRLSの「GI」、NAVIGATORの「NA」という3つのコンセプトも含んでいる[3]。略称に関しては、2024-25シーズンまでは「S広島R」[4]を用いていたが、2025/26シーズンからはWEリーグ公式サイトではトップチームと同じ「広島」と表記している。
運営会社(株)サンフレッチェ広島、クラブエンブレム、マスコット「サンチェとフレッチェ」、ホームスタジアムおよび本社所在地・オフィシャルショップ所在地「エディオンピースウイング広島(Eピース)」と、ほとんどが男子チームと同じである。練習場のみ異なり、「広島経済大学フットボールパーク」(安佐南区祇園広島経済大学の人工芝グラウンド)、2028年4月から「揚倉山健康運動公園」を用いることが決定している。
歴史
前史
かつて広島市には日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に所属するアンジュヴィオレ広島が存在(2012年-2022年)していた。
サンフレッチェ広島(以下サンフレ)としてはアカデミーのスクールやジュニア(小学生年代の選抜チーム)に女子が所属することができたが、女子チーム自体はなかった。本藤理佐などサンフレジュニア出身でアンジュヴィオレでプレーした選手もいる。
2015年サポーターズカンファレンスにおいて小谷野薫社長は「近い将来に女子サッカーチームを持つ考えはありません。」「アンジュヴィオレ広島の皆様とリスペクトし合いながら、ともにサッカーで広島を盛り上げて行きたいと考えます。」と答えている[5]。
創設
女子サッカーリーグのプロ化構想(WEリーグ)が公になると、サンフレはアンジュヴィオレ側からプロ化への参入を要請された[6]。2020年7月、サンフレ内に設立準備室が作られ雨野裕介が強化担当となった[7]。
2020年10月15日、サンフレッチェ広島F.Cの運営会社である株式会社サンフレッチェ広島が新しく女子サッカーチームを創設し、同チームが2021年秋より発足する日本女子プロサッカーリーグへ参加することが決定した[8]。チーム名については、男子チームと区別のために愛称を付ける予定だが、同時点では具体名は未定とされた[9]。また、広島県には日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に参加する既存チームとしてアンジュヴィオレ広島が存在していたが、サンフレッチェ側では「我々がチャレンジしていくために、1からチームを作る必要がある」として、アンジュヴィオレのトップチームを引き受けるのではなくあえて新規チームを作ることにしたとしている[9][注釈 1]。このような経緯から、前身となるチーム及び(下位リーグとなる)既存リーグでの参加実績を持たずそのままプロリーグに参加する新設チームとしては国内初の事例となり、そしてWEリーグ初年度ではその事例において唯一のチームとなった[10][注釈 2]。
その公表2日後、仙田信吾社長と雨野強化担当の2人は当時サンフレアカデミーコーチを務めていた中村伸に監督就任オファーをした[7]。以降雨野と中村の2人がファミレスでチーム編成会議をおこなっていたという[7]。
2021年2月15日にトップチームが始動。サッカー日本女子代表経験者の近賀ゆかり・福元美穂ら約20選手が参加しての練習開始となった[11]。
初期
2023年、2023-24 WEリーグカップでグループステージを4勝1分無敗で通過し、等々力陸上競技場で行われるアルビレックス新潟レディースとの決勝に進出。PK戦の末、チーム史上初となるタイトルを獲得した[12]。
2024-25シーズンは、前年に続いてWEリーグカップにおいて決勝まで勝ち進み、2024年12月29日に行われた決勝戦でINAC神戸レオネッサを 1 -0 で破りWEリーグカップ2連覇を達成した[13]。また2025年3月8日の三菱重工浦和レッズレディース戦にて、選手主体の観客動員数1万人プロジェクト『自由すぎる女王の大祭典』を開催し、目標を大きく超える2万156人の観客数を記録し、WEリーグのリーグ戦最多入場者数記録を更新した[14]。またホーム最終戦である同年5月4日のノジマステラ神奈川相模原戦においても1万1879人を記録し、自らが持つWEリーグシーズン総入場者数記録(2023-24シーズン:31,980人)を上回る60,307人(1試合平均入場者数 5,482人)を記録した[15]。
年度別成績・歴代監督
タイトル
国内タイトル
スタジアム
2024年3月以降の主催公式戦はエディオンピースウイング広島で行われる。
- 2024年3月 - 現在: エディオンピースウイング広島
- 2021年 - 2024年1月: 広島広域公園第一球技場
- 広島広域公園第一球技場
シーズン別入場者数
- スタジアム欄の太字はホームスタジアムに登録されている競技場。
- 入場者数の太字は、所属リーグ毎の歴代最多
- 入場者数の斜字は、所属リーグ毎の歴代最少
- 試合数および入場者数データはリーグ戦のみ。
| シーズン | 所属 | 合計 入場者数 | 最多入場者数 | 最少入場者数 | 平均 入場者数 | 試合数 | ホームゲーム 開催スタジアム | ||||||||
| 動員数 | 相手 | 会場 | 動員数 | 相手 | 会場 | リーグ戦 | カップ戦 | ||||||||
| 2021-22 | WE | 12,330 | 2,153 | マイ仙台 | 広域第一 | 790 | 東京NB | 広域第一 | 1,233 | 10 | 広域第一(10) | (開催無し) | |||
| 2022-23 | 10,891 | 1,811 | 浦和L | 636 | 大宮V | 1,089 | 10 | 広域第一(10) | 広域第一(2) | ||||||
| 2023-24 | 31,980 | 6,305 | C大阪 | Eピース | 813 | 浦和 | 2,907 | 11 | Eピース(7)、広域第一(4) | 広域第一(2) | |||||
| 2024-25 | 60,307 | 20,156 | 浦和L | 1,273 | 大宮V | Eピース | 5,482 | 11 | Eピース(11) | Eピース(3) | |||||
| 2025/26 | Eピース(4) | ||||||||||||||
| 全シーズン合計 | 115,508 | 平均入場者数 | 2,750 | 42 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
在籍選手・スタッフ
- 2025/26シーズン[16]
スタッフ
選手
| Pos | No. | 選手名 | 生年月日(年齢) | 前所属 | 在籍年 | 備考 |
| GK | 1 | 2000年8月6日(25歳) | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース | 2021年 - | 副キャプテン 日本女子代表 | |
| 22 | 1998年6月12日(27歳) | 武庫川女子大学 | 2021年 - | |||
| 32 | 2006年11月28日(19歳) | 作陽学園高校 | 2025年 - | |||
| DF | 3 | 1997年1月27日(29歳) | 愛媛FCレディース | 2021年 - | ||
| 4 | 1991年8月3日(34歳) | アルビレックス新潟レディース | 2021年 - | 元日本女子代表 | ||
| 5 | 1999年6月7日(26歳) | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース | 2023年 - | 副キャプテン 日本女子代表 | ||
| 6 | 1992年2月19日(34歳) | 静岡SSUアスレジーナ | 2021年 - | キャプテン 広島市佐伯区出身 | ||
| 15 | 2001年8月18日(24歳) | 東洋大学 | 2024年 - | |||
| 25 | 1999年3月31日(27歳) | 徳山大学 | 2021年 - | |||
| 33 | 2003年4月3日(23歳) | 日体大SMG横浜 | 2026年 - | 新加入 | ||
| 38 | 2002年12月18日(23歳) | 山梨学院大学 | 2025年 - | 日本女子代表 | ||
| 39 | 2004年1月8日(22歳) | 山梨学院大学 | 2026年 - | 新加入 2025年は特別指定選手として在籍 | ||
| MF | 7 | 2002年4月7日(24歳) | AC長野パルセイロ・レディース | 2025年 - | ||
| 8 | 1998年9月23日(27歳) | 慶應義塾大学 | 2021年 - | 副キャプテン | ||
| 9 | 1996年9月27日(29歳) | 愛媛FCレディース | 2021年 - | 日本女子代表 | ||
| 10 | 2001年2月14日(25歳) | AC長野パルセイロ・レディース | 2022年 - | |||
| 11 | 1999年7月27日(26歳) | オルカ鴨川FC | 2021年 - | 日本女子代表 | ||
| 14 | 1999年2月10日(27歳) | ノジマステラ神奈川相模原 | 2023年 - | |||
| 16 | 2005年5月14日(20歳) | 十文字高校 | 2024年 - | 福山市出身 | ||
| 18 | 2000年9月5日(25歳) | 日体大SMG横浜 | 2023年 - | |||
| 20 | 1998年6月10日(27歳) | INAC神戸レオネッサ | 2021年 - | |||
| 23 | 2002年6月6日(23歳) | 藤枝順心高校 | 2021年 - | 副キャプテン | ||
| 24 | 2004年6月20日(21歳) | 開志学園JAPANサッカーカレッジ高等部 | 特別指定選手(愛知東邦大学所属) | |||
| 26 | 1997年6月17日(28歳) | NGUラブリッジ名古屋 | 2021年 - | |||
| 27 | 2007年8月21日(18歳) | AICJ高校 | 2026年 - | 新加入 2025年は特別指定選手として在籍 | ||
| 29 | 2001年12月15日(24歳) | 早稲田大学 | 2024年 - | |||
| FW | 17 | 2001年3月19日(25歳) | 伊賀FCくノ一三重 | 2026年 - | 新加入 | |
| 28 | 2001年11月14日(24歳) | 帝京平成大学 | 2024年 - | 安芸郡海田町出身 | ||
| 30 | 1999年6月22日(26歳) | 日体大SMG横浜 | 2024年 - | 北朝鮮女子代表 | ||
加入内定選手
| Pos | 選手名 | 生年月日(年齢) | 加入年 | 現在所属先 | 備考 |
| MF | 2004年6月20日(21歳) | 2027年 | 愛知東邦大学 | 現在特別指定選手として在籍 | |
背番号変遷
1-10
11-20
21-30
31-40
ユニフォーム
クラブカラー
- バイオレット[2]
ユニフォームスポンサー
| 掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出シーズン | 備考 |
| 胸 | エディオン | EDION | 2021-22シーズン - | |
|---|---|---|---|---|
| 鎖骨 | ICHIKAWA | ICHIKAWA | 2022-23シーズン後半 - [17] | 左側に表記 |
| 良和ハウス | 良和ハウス | 2021-22シーズン - | 右側に表記 | |
| 背中上部 | フォーレスト | Forestway | 2023-24シーズン -[18] | |
| 背中下部 | 合人社グループ | 合人社G. | 2023-24シーズン -[19] | |
| 袖 | イズミ | you me | 2023-24シーズン -[20] | 左側に表記 |
| パンツ前面 | メディカルサービス明和 | msm メディカルサービス明和 | 2021-22シーズン - | |
| パンツ背面 | 旭電機商事 | ASAHI-EC | 2022-23シーズン後半 -[17] |
ユニフォームサプライヤー
- 2021年 - 現在:ナイキ
歴代ユニフォームスポンサー
| 年度 | 胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | サプライヤー |
| 2021-22 | EDION | - | 良和ハウス | marimo | TERAL | -/ RAND R& -ランド- | msm メディカルサービス明和 | - | NIKE |
| 2022-23 | -/ ICHIKAWA | - | -/ ASAHI-EC | ||||||
| 2023-24 | ICHIKAWA | Forestway | 合人社G. | -/ you me | ASAHI-EC | ||||
| 2024-25 | you me |
トレーニングウェア
| 掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 備考 |
| 胸 | 村上農園 | 村上農園 | |
|---|---|---|---|
| 鎖骨 | ツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本 | ウォンツ Wants | 左側に表記 |
| 背中 | - | ||
| 左袖 | ダイヤホーム | ダイヤホーム | |
| 右袖 | チチヤス | チチヤス | |
| パンツ前面 | 福山臨床検査センター | FML福山臨床 | |
| ビブス | センタークリーナー | CENTER CLEANER | |