サージタンク

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サージタンク(surge tank)、調圧水槽とは、流体の過剰な流入量を一時的に蓄えることで流量を緩和して増減を平準化することを目的に備えられる各種の貯槽類に与えられる、工学全般における一般的な名称である。

ブルーリッジダムのサージタンク
佐久発電所のサージタンク

ダム水力発電所ため池に接続される用水路の末端に設けられる大型のタンクである。サージドラム (surge drum) と呼ばれることもある。

容量に余裕を持たせたサージタンクの中に一定量の液体を満たしておき、取水施設の何らかの異常によって急激に流量が増えた際や、発電機側のタービンが急停止した際、また、逆に流量が減少した際などに、水力を動力源とするシステムに急激な水圧変化(水撃作用)による悪影響を与えることを避ける効果がある。急激に流量が増えた場合にはサージタンクに水を導き、発電機などに過負荷が掛かることが防止できる。逆に取水量が減少した際にはサージタンク内の水で補うことで発電機の回転数の低下を予防できる。流量の変化を妨げないためと、急激な圧力変化から施設自体を守るため、タンクは密閉されない(大気に開放されている)。

鉱業技術においては、坑道外の排水ポンプに小型のサージタンクを設けて揚水圧が常に一定に保たれている。

自動車

航空機

出典

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