シグナス CRS OA-5
From Wikipedia, the free encyclopedia
ISSのカナダアーム2でキャプチャされるシグナス CRS OA-5。 | |
| 任務種別 | 国際宇宙ステーションへの補給 |
|---|---|
| 運用者 | NASA |
| COSPAR ID | 2016-062A |
| 特性 | |
| 宇宙機種別 | 拡張型シグナス[1][2] |
| 製造者 | オービタルATK タレス・アレーニア・スペース |
| 任務開始 | |
| 打ち上げ日 | 2016年10月17日 23:45 UTC[3] |
| ロケット | アンタレス 230[4][5] |
| 打上げ場所 | 中部大西洋地域宇宙基地 LP-0A |
| 打ち上げ請負者 | オービタルATK |
| 軌道特性 | |
| 参照座標 | 地球周回軌道 |
| 体制 | 低軌道 |
| 近点高度 | 213km |
| 遠点高度 | 361km |
| 傾斜角 | 51.62 ° |
| 元期 | 計画値 |
| ISSのドッキング(捕捉) | |
| ドッキング | ユニティ 天底側[3] |
NASAのミッションパッチ | |
シグナス CRS OA-5は、NASAとオービタルATK社(以下、オービタル社)の間で締結された商業補給サービス契約に基づき打ち上げられる無人宇宙補給機 シグナスの7番目(国際宇宙ステーションへの補給は6回目)の飛行ミッションである[6][7]。オービタル社は商業軌道輸送サービス計画において中型ロケット アンタレスと補給用宇宙機 シグナスの開発・製造を担当している。また、シグナスの与圧貨物モジュールはタレス・アレーニア・スペースが供給している[8]。
このミッションで打ち上げられたシグナス補給船は、スペースシャトルの船長を務めた宇宙飛行士 Alan G. Poindexter(故人)にちなみ、S.S.Alan Poindexter と名づけられた[9]。
2013年9月に商業軌道輸送サービスの実証飛行が成功し、オービタル社は商業補給サービス計画に基づき2014年中に2回のISS補給ミッションを請け負うことになった。しかし、3回目の打ち上げとなるシグナス CRS Orb-3はアンタレスが離床直後に爆発したため失敗に終わってしまった。オービタル社はAJ-26 62エンジンを使用するアンタレス 100シリーズの廃止を決め、新たな推進システムの導入を急ぐことになった。アンタレスは、信頼性の向上とペイロードの増加を図るべく第1段エンジンに新規に製作されたRD-181エンジンを搭載するようアップデートされた[10]。
2014年末にオービタル社はアトラス Vロケットを用いてフロリダ州ケープ・カナベラルから2015年末にシグナス CRS OA-4、2016年にもう一機を打ち上げる契約を結んだ[10][11]。オービタル・サイエンシズは2016年に第1四半期(シグナス CRS OA-6)、第3四半期(シグナス CRS OA-5)、第4四半期(シグナス CRS OA-7)の計3回の打ち上げを計画しており、OA-5とOA-7はアンタレス 230、OA-6はアトラス Vを使用する予定であった。この3つのミッションにより、オービタル社は商業補給サービス契約を完了することになっていた[11]。
シグナス補給船の製造・組立はバージニア州ダレスで行われた。シグナスのサービスモジュールは射場で与圧貨物モジュールと結合され、運用はダレスとヒューストンの管制センターで行われた[8]。
機体
打ち上げ要目
- 総重量:4,900キログラム (10,700 lb)
- 科学研究用機材:498.0キログラム (1,097.9 lb)
- クルー向け補給品:585.0キログラム (1,289.7 lb)
- ISS資材:1,023.0キログラム (2,255.3 lb)
- 宇宙遊泳用機材:5.0キログラム (11 lb)
- コンピュータ関連:56.0キログラム (123.5 lb)
- ロシア製資機材:42.0キログラム (92.6 lb)
- 梱包材等を含んだ総重量:2,342.0キログラム (5,163.2 lb)
- CubeSat(非与圧): 83キログラム (183 lb)[12]
- 廃棄物(大気圏突入により処分): 1,690キログラム (3,720 lb)[12]