シグナス CRS Orb-1
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ISSに近接するシグナス、2014年1月12日 | |
| 任務種別 | ISS 補給船 |
|---|---|
| 運用者 | オービタル・サイエンシズ NASA |
| COSPAR ID | 2014-003A |
| SATCAT № | 39502 |
| 任務期間 | 41 days |
| 特性 | |
| 宇宙機種別 | シグナス[1] |
| 製造者 | オービタル・サイエンシズ タレス・アレーニア・スペース |
| 任務開始 | |
| 打ち上げ日 | 2014年1月9日 18時7分5秒 (UTC)[2] |
| ロケット | アンタレス 120[1] |
| 打上げ場所 | MARS LP-0A |
| 打ち上げ請負者 | オービタル・サイエンシズ |
| 任務終了 | |
| 廃棄種別 | 軌道離脱 |
| 減衰日 | 2014年2月19日 18時20分 (UTC)[3] |
| 軌道特性 | |
| 参照座標 | 地球周回軌道 |
| 体制 | 低軌道 |
| 近点高度 | 406 km |
| 遠点高度 | 415 km |
| 傾斜角 | 51.6 度 |
| 軌道周期 | 92.77 分 |
| 元期 | 2014年1月11日[4] |
| ISSのドッキング(捕捉) | |
| ドッキング | ハーモニー 天底 |
| RMSの捕捉 | 2014年1月12日 11時8分 (UTC) |
| ドッキング(捕捉)日 | 2014年1月12日 13時5分 (UTC) |
| 分離日 | 2014年2月18日 10時25分 (UTC) |
| RMS切り離し | 2014年2月18日 11時41分 (UTC) |
| berth時間 | 36日 21時間 20秒 |
| 輸送 | |
| 重量 | 1,261 kg (2,780 lb) |
シグナス CRS Orb-1[5]はオービタル・サイエンシズ社のシグナス無人宇宙補給機の2回目の飛行。Orbital-1とも[6]称される。アンタレスの3度目の打ち上げであった
Orb-1はオービタル・サイエンシズがNASAの商業補給サービス計画で契約した8機の補給機飛行の最初の飛行であった。また、"Castor30B"第2段ロケットの処女飛行でもあった
オービタル・サイエンシズはシグナス宇宙船の名前を以前の宇宙飛行士へ贈るとしており、この機体は2013年8月21日に亡くなったNASAの宇宙飛行士、ゴードン・フラートンにあやかって名づけられた[7]。
打ち上げからランデブーまで

Orb-1の打ち上げは2013年11月に予定されていたが[8]、一連の遅延で12月20日(UTC)に遅れた[9]。アンタレス打ち上げ機は12月17日にワロップス水平統合施設(HIF)からロールアウトされ、第0A発射台で立ち上げられた。その日、宇宙ステーションで故障した冷却システムの修繕のための宇宙飛行の必要性から、NASAはオービタル社にアンタレスロケットを一度戻すことを指示した。アンタレスはHIFに戻され、時間的制約のある搭載物が取り除かれた。打ち上げ日は2014年1月13日に予定されたが、ワロップスでのスケジュール競合が解決されたため1月7日に前倒しされた[10][11]。発射場の気温が非常に慣例であったことから、打ち上げはさらに1日延期された[12]。
NASAのワロップスとオービタル・サイエンシズは2014年1月8日に打ち上げを試みると発表したが、これは「かなりの余裕を持ってミッションに課せられた苛酷な放射線環境に影響を受けないようなロケットの電気系の制約を超える異常に高いレベルの宇宙放射線」ために中止された[12]。オービタル社は後にこれを修正し、より広範な放射線環境の再調査をはじめ、これによってアンタレスロケットの「許容範囲内」であることが確認された、打ち上げは1月9日に行われることとなった[12]。
Orb-1は2014年1月9日18時7分5秒(UTC)に中部大西洋地域宇宙基地第0A発射台から打ち上げられた。軌道への到達後すぐにソーラーアレイが展開された。3日後の1月12日にシグナス宇宙船はISSに到着した[13][14][15]。
打ち上げはサウスカロライナから、マサチューセッツ、ウェストバージニア西部まで見えると予想された。オービタル・サイエンシズはワロップスから打ち上げられた前の機体の時と同様に、合衆国東岸でロケットの水平線上での最大標高やさまざまな観測場所での打ち上げ後最初に見える時間を示す地図などの視聴情報を公表した。
搭載貨物
シグナスにはクルーへの支給品やスペアパーツ、ステーションの研究容量を拡張するための科学実験装置やハードウェアなど1261kgの貨物が詰まれていた[2]。1466の参加者と7200人の北アメリカの学生から選ばれた、学生宇宙飛行実験計画で飛行する12の実験体が含まれていた[16]。
主な実験は以下のとおりである[2]
- NASAのローンチ・サービス・プログラムのSPHERESテストベットのためのSPHERESスロッシュ実験
- 宇宙でのワクチンや抗生物質の有効性、薬剤体制について
- 地球での生産がより良くするための物理研究
- 宇宙での炎と液体の挙動
- 宇宙での蟻の行動
ミッション終了
カナダアーム2(RMS)は2014年2月18日10時25分(UTC)にシグナスのハーモニー天底ポートへの係留を解除した。11時41分(UTC)にRMSから開放され、その後シグナスはステーションの下の軌道に移動した。その後、離脱マニューバを行いステーションから離脱、南太平洋上で大気圏に再突入し、2014年2月19日に1,470キログラムの廃棄物とともに処分された[3]。