シンダレラ
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| シンダレラ | ||||||||||||||||||
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復元図 | ||||||||||||||||||
| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||
| 絶滅(化石) | ||||||||||||||||||
| 地質時代 | ||||||||||||||||||
| 古生代カンブリア紀第三期(約5億1,800万年前)[1] | ||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||
| Cindarella Chen et al., 1996[2] | ||||||||||||||||||
| タイプ種 | ||||||||||||||||||
| Cindarella eucalla Chen et al., 1996[2] |
シンダレラ(Cindarella[2])は、約5億年前のカンブリア紀に生息した化石節足動物の一属。縦長い頭部と尖った尾端をもつ。中国雲南省の澄江動物群で見つかった Cindarella eucalla という1種のみ知られている[3]。

体長5-13cm[4]。全身は前方が幅広い雫型で、数多くの体節は頭部 (head, cephalon) と胴部 (trunk) に分かれ、胴部は更に複数節の胸部 (thorax) と1枚の尾部 (pygidium) に分けられる[5]。
頭部は縦長い半円形の背甲 (head shield, cephalic shield) に覆われ、後半が胴部の前6節を覆い被さる。両前端の縁がわずかに陥入し、そこから1対の側眼(複眼)が短い眼柄で突き出す。側眼はそれぞれ約2,000個のレンズ(個眼)からなると推測される。この眼は優れた視力と広い視野をもち、餌や天敵を探知するのに役立つとされる[4]。胸部は21-23枚の背板 (tergite) に覆われているが、実際の体節数(およそ37節と推測され、後述の付属肢や消化腺が対応する)より少なく、頭部に覆われる前6枚以外は体節の番目に対応しない構造となっている。胸部背板は後方のものほど両後端が曲がって尖り、最後の3枚はそれぞれの中央から1本の細長い棘が後方に伸びる。末端の小さな尾部背板は4体節に対応する[3]。
腹面は先頭のハイポストーマ (hypostome) の左右から1対の糸状の触角が伸びて、それ以降は同形の脚が並ぶ。ハイポストーマは背甲前縁と隣接しない。脚は前の4対が頭部に、それ以降の30数対が胴部に由来する。脚は二叉型で、原節 (basipod) から2節の平たい外肢 (exopod) と7節の歩脚型の内肢 (endopod) が伸びる。外肢は第1節後縁に数多くの細長い葉状の構造体(lamella) が並び、内肢は各肢節の末端に短い端棘をもつ。顎基 (gnathobase) は不明[3]。
