ジョシュ・テイラー
スコットランドのプロボクサー
From Wikipedia, the free encyclopedia
来歴
元々はテコンドージュニア世界王者であり、15歳の時にボクシングへ転向。
アマチュア時代
2010年10月、コモンウェルスゲームズにライト級(60kg)で出場し、銀メダルを獲得[2]。
2011年6月、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にライト級(60kg)で出場し、2回戦で敗退[3]。同年9月、世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、1回戦でダニヤル・イェレウシノフに敗退[4]。
2012年8月、ロンドンオリンピックにライト級(60kg)で出場。1回戦でロブソン・コンセイソンに勝利するが、2回戦で敗退[5]。
2013年6月、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、1回戦で敗退[6]。同年10月、世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、2回戦で敗退[7]。
2014年、コモンウェルスゲームズにライトウェルター級(64kg)で出場し、金メダルを獲得。
プロ時代
スーパーライト級
2015年7月18日、テキサス州エルパソのドン・ハスキンス・センターでアーチー・ウェーアとデビュー戦を行い、2回1分53秒TKO勝ちを収めた。
2016年10月21日、デイブ・ライアンとコモンウェルスイギリス連邦スーパーライト級王座決定戦を行い、5回2分45秒TKO勝ちを収め王座の獲得に成功した。
2017年3月24日、ウォーレン・ジュベールと対戦し、6回1分27秒TKO勝ちで王座の初防衛に成功した。
2017年7月8日、WBC世界スーパーライト級シルバー王者のオハラ・デービスと対戦し、7回2分25秒TKO勝ちを収め、コモンウェルス王座は2度目の防衛に成功、シルバー王座を獲得した[8]。その後コモンウェルス王座を返上した。
2017年11月11日、エディンバラのロイヤル・ハイランド・センターで、元IBF世界ライト級王者でWBC世界スーパーライト級13位のミゲル・バスケスと対戦し、9回2分30秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[9]。
2018年2月24日、1週間後の3月3日に対戦する予定であった元世界3階級制覇王者のウンベルト・ソトが、スパーリング中の怪我により試合が行えなくなったため、対戦相手がウィンストン・カンポスへと急遽変更になった[10]。
2018年3月3日、グラスゴーのThe SSE Hydroでウィンストン・カンポスと対戦し、3回44秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[11][12]。
2018年6月23日、The SSE HydroでWBC世界スーパーライト級1位ビクトル・ポストルとWBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦で対戦し、12回3-0(117-110、118-110、119-108)の判定勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[13]。
2018年6月30日、World Boxing Super Seriesシーズン2のスーパーライト級トーナメントに第2シードでの出場が発表された[14][15]。
2018年11月3日、The SSE Hydroで行われたWBSS準々決勝でWBCスーパーライト級6位のライアン・マーティンと対戦し、7回2分21秒TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功し、WBSS準決勝進出を決めた[16][17]。
2019年5月18日、The SSE Hydroで行われたWBSS準決勝でIBF世界スーパーライト級王者イバン・バランチェクとシルバー王座とIBF王座の統一戦をIBFが承認せずIBFタイトルマッチのみ行われ、12回3-0(117-109、115-111×2)の判定勝ちを収め、王座を獲得するとともに決勝に進出した[18][19]。
2019年10月26日、ロンドンのO2アリーナで行われたWBSS決勝でWBA世界スーパーライト級スーパー王者でWBC世界スーパーライト級ダイヤモンド王者のレジス・プログレイスと対戦し、12回2-0(115-113、117-112、114-114)の判定勝ちを収め、WBAスーパー及びWBCダイヤモンド王座及びリングマガジン認定王座を獲得、IBF王座は初防衛に成功しWBSSトーナメントを優勝した[20][21]。
2019年12月18日、エディンバラのナイトクラブで酒に酔って暴れ、テイラーをナイトクラブから追い出したアジア人用心棒に向かって、「ゲイ」、「ビッグオレンジ野郎」と人種差別発言で罵ったとして、逮捕され350ポンドの罰金を課せられた。コカイン所持でも告発されるが無罪となっている[22]。
2020年1月10日、プロデビューから所属していたバリー・マクギガンのサイクロン・プロモーションズを離れ、ボブ・アラムのトップランクと契約したことを発表した[23]。これに伴い、トレーナーもバリー・マクギガンの息子のシェーン・マクギガンから新トレーナーのベン・デービソンに変更した[24]。
2020年5月2日、ドウヌア・サックリンと防衛戦を行うことが決まっていたが新型コロナウイルスの影響で試合延期になった[25]。
2020年9月26日、ロンドンのヨーク・ホールでIBF世界スーパーライト級1位の指名挑戦者ドウヌア・サックリンと対戦し、初回2分41秒KO勝ちを収め、IBF王座2度目、WBAスーパー王座の初防衛に成功した。試合後、次戦はWBC・WBO世界スーパーライト級統一王者のホセ・カルロス・ラミレスと4団体統一戦を行うつもりであることを明言した[26]。
2021年5月22日、ラスベガスのヴァージン・シアターでWBC・WBO世界スーパーライト級統一王者のホセ・カルロス・ラミレスと4団体統一戦を行い、6回と7回に1度ずつ計2度のダウンを奪い、12回3-0(114-112×3)の判定勝ちを収め、WBC・WBO王座獲得とWBA王座2度目、IBF王座3度目の防衛に成功した。この勝利によりテイラーは男子ボクサーとしては史上5人目の主要4団体統一王者となった[27]。
2021年10月21日、ジャック・カテラルと12月18日に対戦する予定だったが[28]、テイラーがトレーニング中に膝を怪我したため延期になった[29]。
2022年2月26日、The SSE HydroでWBO世界スーパーライト級1位の指名挑戦者ジャック・カテラルと対戦し、8回にダウンを奪われるも12回2-1(112-113、114-111、113-112)の僅差の判定勝ちを収めWBAは3度目、IBFは4度目、WBCとWBOは初防衛に成功した[30]。しかし、ボクシング採点サイトEYE ON THE RINGの判定投票では58人中49人のファンがカテラル勝利を支持、また殆どのイギリス人トップボクサーもカテラルの勝利を支持するなど物議を醸し[31][32]、英国ボクシング管理委員会も調査に乗り出した[33]。
2022年5月14日、元WBA世界スーパーライト級暫定王者のアルベルト・プエジョとの指名試合を拒否したため、WBAはテイラーの保持するWBA世界スーパーライト級スーパー王座を剥奪した[34][35]。
2022年7月1日、WBCから指名挑戦者のホセ・セペダとの指名試合を行うよう指令されていたが、ジャック・カテラルとの再戦を優先し指令を拒否したためWBC世界スーパーライト級王座を返上した[36]。
2022年8月24日、IBFから元IBO世界スーパーライト級王者で指名挑戦者のヘレミアス・ポンセとの指名試合を行うよう指令されていたが、WBC王座を返上した時と同じくジャック・カテラルとの再戦を優先したためIBF世界スーパーライト級王座を返上した[37][38]。
2023年2月4日、ジャック・カテラルと再戦予定だったが、1月21日にSky Sportsで同じくペイ・パー・ビューで放送されるクリス・ユーバンク・ジュニア対リアム・スミスが対戦カードとして既に組まれていた上、放送するSky Sportsがペイ・パー・ビューを連続で放送すると売上が落ちることを危惧したため延期を決めた[39]。
2023年3月4日、ジャック・カテラルと再戦予定だったが、テイラーが足底筋膜を断裂したため延期になった[39]。
2023年6月10日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン内フールー・シアターで元ライト級4団体統一王者のテオフィモ・ロペスと対戦し、プロ20戦目で初黒星となる12回0-3(113-115×2、111-117)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[40]。
2024年5月25日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナにてジャック・カテラルと約2年3カ月ぶりに再戦するも、12回0-3(111-117×2、113-116)の判定負けを喫しリベンジを許した[41]。
ウェルター級
2025年5月24日、グラスゴーのOVOハイドロにてWBO世界ウェルター級4位ならびにWBA世界ウェルター級14位のエコウ・エスマンとWBOグローバルウェルター級王座決定戦を行うも、12回0-3(113-116、112-116、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗、これにより3連敗となった[42]。
戦績
- アマチュアボクシング:71戦 49勝 22敗[45]
- プロボクシング:22戦 19勝 (13KO) 3敗
| 戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2015年7月18日 | ☆ | 2R 1:53 | TKO | アーチー・ウェーア | プロデビュー戦 | |
| 2 | 2015年10月16日 | ☆ | 1R 1:25 | TKO | アダム・メイト | ||
| 3 | 2015年11月20日 | ☆ | 1R 0:45 | TKO | ダニエル・コスミン・ミネスク | ||
| 4 | 2016年2月27日 | ☆ | 2R 1:40 | KO | ライズ・チャイビ | ||
| 5 | 2016年5月14日 | ☆ | 1R 1:33 | TKO | ミゲール・アルベルト・ゴンサレス・メナ | ||
| 6 | 2016年7月30日 | ☆ | 2R 終了 | TKO | エビンシィ・ディクソン | ||
| 7 | 2016年10月21日 | ☆ | 5R 2:45 | TKO | デイブ・ライアン | コモンウェルス英連邦スーパーライト級王座決定戦 | |
| 8 | 2017年1月28日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | アルフォンソ・オルベラ | ||
| 9 | 2017年3月24日 | ☆ | 6R 1:27 | TKO | ウォーレン・ジュベール | コモンウェルス防衛1 | |
| 10 | 2017年7月8日 | ☆ | 7R 2:25 | TKO | オハラ・デービス | WBCシルバー・世界スーパーライト級タイトルマッチ コモンウェルス防衛2 | |
| 11 | 2017年11月11日 | ☆ | 9R 2:30 | TKO | ミゲル・バスケス | WBCシルバー防衛1 | |
| 12 | 2018年3月3日 | ☆ | 3R 0:44 | TKO | ウィンストン・カンポス | WBCシルバー防衛2 | |
| 13 | 2018年6月23日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ビクトル・ポストル | WBCシルバー防衛3 | |
| 14 | 2018年11月3日 | ☆ | 7R 2:21 | TKO | ライアン・マーティン | WBCシルバー防衛4 / WBSS1回戦 | |
| 15 | 2019年5月18日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | イバン・バランチェク | IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ / WBSS準決勝 | |
| 16 | 2019年10月26日 | ☆ | 12R | 判定2-0 | レジス・プログレイス | WBA・IBF世界スーパーライト級王座統一戦 IBF防衛1 / WBSS決勝 WBA・リングマガジン・WBCダイヤモンド王座獲得 | |
| 17 | 2020年9月26日 | ☆ | 1R 2:41 | KO | ドウヌア・サックリン | WBA防衛1・IBF防衛2 | |
| 18 | 2021年5月22日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ホセ・カルロス・ラミレス | WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーライト級王座統一戦 WBA防衛2・IBF防衛3 WBC・WBO獲得 | |
| 19 | 2022年2月26日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | ジャック・カテラル | WBA防衛3・WBC防衛1・IBF防衛4・WBO防衛1 | |
| 20 | 2023年6月10日 | ★ | 12R | 判定0-3 | テオフィモ・ロペス | WBO陥落 | |
| 21 | 2024年5月25日 | ★ | 12R | 判定0-3 | ジャック・カテラル | ||
| 22 | 2025年5月24日 | ★ | 12R | 判定0-3 | エコウ・エスマン | WBOグローバルウェルター級王座決定戦 | |
| テンプレート | |||||||