ジョシュ・テイラー

スコットランドのプロボクサー From Wikipedia, the free encyclopedia

ジョシュ・テイラーJosh Taylor1991年1月2日-)は、スコットランドの元プロボクサーエディンバラ出身。元WBAスーパーWBCIBFWBO世界スーパーライト級統一王者[1]

通称 The Tartan Tornado(タータン・トルネード)
身長 178cm
リーチ 177cm
概要 基本情報, 通称 ...
ジョシュ・テイラー
基本情報
通称 The Tartan Tornado(タータン・トルネード)
階級 ウェルター級
身長 178cm
リーチ 177cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1991-01-02) 1991年1月2日(35歳)
出身地 スコットランドエディンバラ
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 21
勝ち 19
KO勝ち 13
敗け 2
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来歴

元々はテコンドージュニア世界王者であり、15歳の時にボクシングへ転向。

アマチュア時代

2010年10月、コモンウェルスゲームズにライト級(60kg)で出場し、銀メダルを獲得[2]

2011年6月、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にライト級(60kg)で出場し、2回戦で敗退[3]。同年9月、世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、1回戦でダニヤル・イェレウシノフに敗退[4]

2012年8月、ロンドンオリンピックにライト級(60kg)で出場。1回戦でロブソン・コンセイソンに勝利するが、2回戦で敗退[5]

2013年6月、ヨーロッパアマチュアボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、1回戦で敗退[6]。同年10月、世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、2回戦で敗退[7]

2014年、コモンウェルスゲームズにライトウェルター級(64kg)で出場し、金メダルを獲得。

プロ時代

スーパーライト級

2015年7月18日、テキサス州エルパソのドン・ハスキンス・センターでアーチー・ウェーアとデビュー戦を行い、2回1分53秒TKO勝ちを収めた。

2016年10月21日、デイブ・ライアンとコモンウェルスイギリス連邦スーパーライト級王座決定戦を行い、5回2分45秒TKO勝ちを収め王座の獲得に成功した。

2017年3月24日、ウォーレン・ジュベールと対戦し、6回1分27秒TKO勝ちで王座の初防衛に成功した。

2017年7月8日、WBC世界スーパーライト級シルバー王者のオハラ・デービスと対戦し、7回2分25秒TKO勝ちを収め、コモンウェルス王座は2度目の防衛に成功、シルバー王座を獲得した[8]。その後コモンウェルス王座を返上した。

2017年11月11日、エディンバラのロイヤル・ハイランド・センターで、元IBF世界ライト級王者でWBC世界スーパーライト級13位のミゲル・バスケスと対戦し、9回2分30秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[9]

2018年2月24日、1週間後の3月3日に対戦する予定であった元世界3階級制覇王者のウンベルト・ソトが、スパーリング中の怪我により試合が行えなくなったため、対戦相手がウィンストン・カンポスへと急遽変更になった[10]

2018年3月3日、グラスゴーThe SSE Hydroでウィンストン・カンポスと対戦し、3回44秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[11][12]

2018年6月23日、The SSE HydroでWBC世界スーパーライト級1位ビクトル・ポストルとWBC世界スーパーライト級挑戦者決定戦で対戦し、12回3-0(117-110、118-110、119-108)の判定勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[13]

2018年6月30日、World Boxing Super Seriesシーズン2のスーパーライト級トーナメントに第2シードでの出場が発表された[14][15]

2018年11月3日、The SSE Hydroで行われたWBSS準々決勝でWBCスーパーライト級6位のライアン・マーティン英語版と対戦し、7回2分21秒TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功し、WBSS準決勝進出を決めた[16][17]

2019年5月18日、The SSE Hydroで行われたWBSS準決勝でIBF世界スーパーライト級王者イバン・バランチェクとシルバー王座とIBF王座の統一戦をIBFが承認せずIBFタイトルマッチのみ行われ、12回3-0(117-109、115-111×2)の判定勝ちを収め、王座を獲得するとともに決勝に進出した[18][19]

2019年10月26日、ロンドンのO2アリーナで行われたWBSS決勝でWBA世界スーパーライト級スーパー王者でWBC世界スーパーライト級ダイヤモンド王者レジス・プログレイスと対戦し、12回2-0(115-113、117-112、114-114)の判定勝ちを収め、WBAスーパー及びWBCダイヤモンド王座及びリングマガジン認定王座を獲得、IBF王座は初防衛に成功しWBSSトーナメントを優勝した[20][21]

2019年12月18日、エディンバラのナイトクラブで酒に酔って暴れ、テイラーをナイトクラブから追い出したアジア人用心棒に向かって、「ゲイ」、「ビッグオレンジ野郎」と人種差別発言で罵ったとして、逮捕され350ポンドの罰金を課せられた。コカイン所持でも告発されるが無罪となっている[22]

2020年1月10日、プロデビューから所属していたバリー・マクギガンのサイクロン・プロモーションズを離れ、ボブ・アラムトップランクと契約したことを発表した[23]。これに伴い、トレーナーもバリー・マクギガンの息子のシェーン・マクギガンから新トレーナーのベン・デービソンに変更した[24]

2020年5月2日、ドウヌア・サックリンと防衛戦を行うことが決まっていたが新型コロナウイルスの影響で試合延期になった[25]

2020年9月26日、ロンドンのヨーク・ホールでIBF世界スーパーライト級1位の指名挑戦者ドウヌア・サックリンと対戦し、初回2分41秒KO勝ちを収め、IBF王座2度目、WBAスーパー王座の初防衛に成功した。試合後、次戦はWBC・WBO世界スーパーライト級統一王者のホセ・カルロス・ラミレスと4団体統一戦を行うつもりであることを明言した[26]

2021年5月22日、ラスベガスのヴァージン・シアターでWBC・WBO世界スーパーライト級統一王者のホセ・カルロス・ラミレスと4団体統一戦を行い、6回と7回に1度ずつ計2度のダウンを奪い、12回3-0(114-112×3)の判定勝ちを収め、WBC・WBO王座獲得とWBA王座2度目、IBF王座3度目の防衛に成功した。この勝利によりテイラーは男子ボクサーとしては史上5人目の主要4団体統一王者となった[27]

2021年10月21日、ジャック・カテラルと12月18日に対戦する予定だったが[28]、テイラーがトレーニング中に膝を怪我したため延期になった[29]

2022年2月26日、The SSE HydroでWBO世界スーパーライト級1位の指名挑戦者ジャック・カテラルと対戦し、8回にダウンを奪われるも12回2-1(112-113、114-111、113-112)の僅差の判定勝ちを収めWBAは3度目、IBFは4度目、WBCとWBOは初防衛に成功した[30]。しかし、ボクシング採点サイトEYE ON THE RINGの判定投票では58人中49人のファンがカテラル勝利を支持、また殆どのイギリス人トップボクサーもカテラルの勝利を支持するなど物議を醸し[31][32]英国ボクシング管理委員会も調査に乗り出した[33]

2022年5月14日、元WBA世界スーパーライト級暫定王者のアルベルト・プエジョとの指名試合を拒否したため、WBAはテイラーの保持するWBA世界スーパーライト級スーパー王座を剥奪した[34][35]

2022年7月1日、WBCから指名挑戦者のホセ・セペダ英語版との指名試合を行うよう指令されていたが、ジャック・カテラルとの再戦を優先し指令を拒否したためWBC世界スーパーライト級王座を返上した[36]

2022年8月24日、IBFから元IBO世界スーパーライト級王者で指名挑戦者のヘレミアス・ポンセとの指名試合を行うよう指令されていたが、WBC王座を返上した時と同じくジャック・カテラルとの再戦を優先したためIBF世界スーパーライト級王座を返上した[37][38]

2023年2月4日、ジャック・カテラルと再戦予定だったが、1月21日にSky Sportsで同じくペイ・パー・ビューで放送されるクリス・ユーバンク・ジュニアリアム・スミスが対戦カードとして既に組まれていた上、放送するSky Sportsがペイ・パー・ビューを連続で放送すると売上が落ちることを危惧したため延期を決めた[39]

2023年3月4日、ジャック・カテラルと再戦予定だったが、テイラーが足底筋膜を断裂したため延期になった[39]

2023年6月10日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン内フールー・シアターで元ライト級4団体統一王者のテオフィモ・ロペスと対戦し、プロ20戦目で初黒星となる12回0-3(113-115×2、111-117)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[40]

2024年5月25日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナにてジャック・カテラルと約2年3カ月ぶりに再戦するも、12回0-3(111-117×2、113-116)の判定負けを喫しリベンジを許した[41]

ウェルター級

2025年5月24日、グラスゴーのOVOハイドロにてWBO世界ウェルター級4位ならびにWBA世界ウェルター級14位のエコウ・エスマン英語版とWBOグローバルウェルター級王座決定戦を行うも、12回0-3(113-116、112-116、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗、これにより3連敗となった[42]

2025年7月21日、テイラーはSNSを通じて眼疾を理由に現役引退を表明した[43][44]

戦績

  • アマチュアボクシング:71戦 49勝 22敗[45]
  • プロボクシング:22戦 19勝 (13KO) 3敗
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日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12015年7月18日2R 1:53TKOアーチー・ウェーアアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国プロデビュー戦
22015年10月16日1R 1:25TKOアダム・メイト ハンガリー
32015年11月20日1R 0:45TKOダニエル・コスミン・ミネスク ルーマニア
42016年2月27日2R 1:40KOライズ・チャイビフランスの旗 フランス
52016年5月14日1R 1:33TKOミゲール・アルベルト・ゴンサレス・メナホンジュラスの旗 ホンジュラス
62016年7月30日2R 終了TKOエビンシィ・ディクソンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
72016年10月21日5R 2:45TKOデイブ・ライアンイギリスの旗 イギリスコモンウェルス英連邦スーパーライト級王座決定戦
82017年1月28日8R判定3-0アルフォンソ・オルベラメキシコの旗 メキシコ
92017年3月24日6R 1:27TKOウォーレン・ジュベール南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国コモンウェルス防衛1
102017年7月8日7R 2:25TKOオハラ・デービスイギリスの旗 イギリスWBCシルバー・世界スーパーライト級タイトルマッチ
コモンウェルス防衛2
112017年11月11日9R 2:30TKOミゲル・バスケスメキシコの旗 メキシコWBCシルバー防衛1
122018年3月3日3R 0:44TKOウィンストン・カンポスニカラグアの旗 ニカラグアWBCシルバー防衛2
132018年6月23日12R判定3-0ビクトル・ポストル ウクライナWBCシルバー防衛3
142018年11月3日7R 2:21TKOライアン・マーティン英語版アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBCシルバー防衛4 / WBSS1回戦
152019年5月18日12R判定3-0イバン・バランチェク ベラルーシIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ / WBSS準決勝
162019年10月26日12R判定2-0レジス・プログレイスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・IBF世界スーパーライト級王座統一戦
IBF防衛1 / WBSS決勝
WBA・リングマガジンWBCダイヤモンド王座獲得
172020年9月26日1R 2:41KOドウヌア・サックリンタイ王国の旗 タイWBA防衛1・IBF防衛2
182021年5月22日12R判定3-0ホセ・カルロス・ラミレスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーライト級王座統一戦
WBA防衛2・IBF防衛3
WBC・WBO獲得
192022年2月26日12R判定2-1ジャック・カテラルイギリスの旗 イギリスWBA防衛3・WBC防衛1・IBF防衛4・WBO防衛1
202023年6月10日12R判定0-3テオフィモ・ロペスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBO陥落
212024年5月25日12R判定0-3ジャック・カテラルイギリスの旗 イギリス
222025年5月24日12R判定0-3エコウ・エスマン英語版イギリスの旗 イギリスWBOグローバルウェルター級王座決定戦
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獲得タイトル

  • コモンウェルスイギリス連邦スーパーライト級王座
  • WBC世界スーパーライト級シルバー王座
  • WBA世界スーパーライト級スーパー王座(防衛3=剥奪)
  • WBC世界スーパーライト級王座(防衛1=返上)
  • IBF世界スーパーライト級王座(防衛4=返上)
  • WBO世界スーパーライト級王座 (防衛1)
  • WBC世界スーパーライト級ダイヤモンド王座
  • WBSS第2シーズンスーパーライト級優勝
  • リングマガジン世界スーパーライト級王座

脚注

関連項目

外部リンク

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