ダラス動物園

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面積 106エーカー (43 ha)[1]
頭数 2,000頭以上[2]
種数 406種
主な飼育動物 Gorilla Research Center, Endangered Tiger Habitat, Chimpanzee Forest, Simmons Hippo Outpost, Penguin Cove, Giants of the Savanna
Dallas Zoo
ダラス動物園
ダラス動物園入口
施設情報
面積 106エーカー (43 ha)[1]
頭数 2,000頭以上[2]
種数 406種
主な飼育動物 Gorilla Research Center, Endangered Tiger Habitat, Chimpanzee Forest, Simmons Hippo Outpost, Penguin Cove, Giants of the Savanna
開園 1888年[1]
所在地 アメリカ合衆国テキサス州ダラス
位置 北緯32度44分24秒 西経96度48分54秒 / 北緯32.74000度 西経96.81500度 / 32.74000; -96.81500座標: 北緯32度44分24秒 西経96度48分54秒 / 北緯32.74000度 西経96.81500度 / 32.74000; -96.81500
アクセス

DART:

加盟 動物園水族館協会(AZA)[3]
世界動物園水族館協会(WAZA)[4]
主な催し物 Gorilla Research Center, Endangered Tiger Habitat, Chimpanzee Forest, Simmons Hippo Outpost, Penguin Cove, Giants of the Savanna
公式サイト www.dallaszoo.com
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ダラス動物園(だらすどうぶつえん、英語: Dallas Zooまたは英語: Dallas Zoological Park)は、アメリカ合衆国テキサス州ダラスのダウンタウンの3 mi (5 km)南のマーサリス・パークにある動物園。1888年に設立され、テキサス州で最古および最大の動物園となっており[1]、非営利団体ダラス動物学協会により管理されている。406種2,000頭が飼育されている[5]。動物園水族館協会(AZA)公認会員、世界動物園水族館協会(WAZA)会員である。

2009年、ダラス市議会において満場一致で11エーカー (4.5 ha)の「Giants of the Savanna」の展示のための建設および民営化が承認された[6]。近年、来場者が急増しており、2015年、初めて年間来場者数が100万人を超えた[6]。ダラス動物学協会は25,500世帯以上の会員に支持されている。ダラス動物学協会はダラス市との管理契約により園の資金集め、会員管理、イベント開催、飲食店舗、小売店、ボランティア活動、マーケティング、広報を管理している[7]

1888年に創立し、コロラド州コロラド・シティから60ドルで2頭のシカと2頭のピューマが最初に購入された。ダラス市立公園で檻に入れられ展示された。1890年代、ダラス市議会は動物園の予算を承認し、より多くの動物が動物園の展示のために購入された。当初市立公園を本拠地としていたが、1912年にフェア・パークに移転した。1909年にダラス市が購入していた36エーカー (15 ha)のマーサリス・パークに、1912年に動物園が移転して以降、現在の規模に拡大している。ウィリアム・H・アトウェル理事の指示のもと、より多くの動物および展示物を獲得していった。1920年代、ダラス市により動物園の特別委員会が設立され、狩猟師で罠師のフランク・バックから多数の標本を取得しコレクションはより充実していった。1930年代の世界恐慌時、動物園の施設は公共事業促進局により資金供給され大規模な改修を行なった[8][9]

Giants of the Savanna
ダラス動物園のアフリカ・ライオン

1955年、ダラス動物学協会が動物園支援のために創立された[7]

1960年代までに、動物園は人気となり、利益を生み出す観光名所となった。1966年には500種以上の動物を展示していた。しかし1980年代までに利益第一の動物展示から、動物園水族館協会(AZA)が強く推奨する科学的研究や動物に対する人道的扱いへと姿勢が変化し始めた。また絶滅危惧種の保護や飼育しながらの繁殖も強く推奨し、ダラス動物園はこのプログラムに協力し、1985年に認定された。この頃、園長のウィリアム・J・アイリフはのちに「Wilds of Africa」となる展示の追加を提案した。ニューヨークの建築家であるハーバート・W・ライマーはアフリカの動物の動物地理学的分布に基づく「Wilds of Africa」を設計した。自然遊歩道に加え、ゆっくり進むモノレールに来場者が乗車しまるでサファリのように鑑賞できる構想も描いていた。1983年の設計段階から1990年6月の開業まで、この増設に対し2回の公債発行で3040万ドルが投資された[8]

1996年6月14日、DARTの鉄道およびバスが動物園を経由するようになった。レッドライン工事の第一段階でダラス動物園駅が開業した。DART乗り入れにより来園の利便性が大幅に増した[10]

1997年、19,000 sq ft (1,800 m2)の「Kimberly-Clark Chimpanzee Forest」が公開された。

1999年5月8日、450万ドルをかけた2-エーカー (0.81 ha)の「ExxonMobil Endangered Tiger Habitat」が開幕した[11]

2008年9月3日、120年間の歴史において最高額の500万ドルの寄付を実業家のハロルド・シモンズから受けたことを発表した。この寄付金などにより、「Giants of the Savanna」の建設が急速に進むこととなった[12]

2009年8月12日、ダラス市議会は全会一致でダラス動物園の民営化に合意した。2009年10月1日、ダラス動物園の管理責任、動物、従業員が正式にダラス動物学協会の管轄となった[13]

2010年5月28日、「Giants of the Savanna」が開幕し、全米から称賛を受けた[14]

2015年4月1日、アニマトロニクス恐竜20体以上を展示する「Dinosaur」が開幕した[15]

展示

ダラス動物園は大きく分けて「ZooNorth」と呼ばれる北部と「Wilds of Africa」と呼ばれるアフリカの野生動物の展示の2箇所に分類される[16]。「ZooNorth」は開業当初からある園内最古の部分である。「Wilds of Africa」はZooNorth開幕から78年後に開幕し、ZooNorthからクレレンドン通り下のトンネルで通じている。2010年に開幕した「Giants of the Savanna」が含まれる。来園者はダラス動物園アプリをダウンロードすることにより園内の情報を得ることができる。アプリは無料で、営業時間、入場券、駐車場、行き方、動物、会員、教育プログラム、特別イベント、地図の情報が得られる。全米の動物園で初めて英語とスペイン語の両方で情報を供給するアプリとなった[17]

ZooNorth

開業当初からある園内最古の部分であり、カワウソガラパゴスゾウガメの展示、昆虫の展示の「Bug U!」がある。開業当初からあった「The Hill」はその多くの動物が「Giants of the Savanna」に移動したため閉鎖された。最新の展示は「Wildlife Amphitheater」であり、「SOAR! A Festival of Flight」がある。「Primate Place」ではサルおよびアフリカや南アフリカからの種を展示している。「Pierre A. Fontaine Bird & Reptile Building」もあり、絶滅危惧種の爬虫類、両生類、そして種の保存について学ぶことができる。

Endangered Tiger Habitat
木を爪とぎ棒として使うトラ

1999年「ExxonMobil Endangered Tiger Habitat」は450万ドルをかけた2-エーカー (0.81 ha)の絶滅危惧種のトラの飼育地であり、伐採後再生中の森に類似している。ガラス貼りのエリアや通路からスマトラトラマレートラを見学することができる。日向と日陰、浅いプールと深い川、小川が流れる岩間、小高い岩、登ったり爪を研いだりする木々などトラのための豊かな仕様となっている。見学場所はタイのポール・ハウスの様式で設計された「House of Tiger」と「House of Man」の2つの建物で構成されている。これらは中心部に位置し「Valley of the Tiger」に架かる橋の役目をしている[18]

Children's Zoo

「The Lacerte Family Children's Zoo」には「Nature Exchange」、「JC Penney Discovery House」、「UnderZone」、ふれあい動物園、ポニー乗馬体験がある。また人工の小川で水遊びができる。

BUG U!

シロアリの巣、ミツバチの巣、テキサスハキリアリ、クロゴケグモ、ドクイトグモなどの豊富な無脊椎動物コレクションで子供たちが学ぶことができる。

Wilds of Africa

「Wilds of Africa」と「Giants of the Savanna」のトンネル

1990年、アフリカの主な動物生息地を全て網羅した初の展示である「Wilds of Africa」が開幕した。アフリカの熱帯雨林、山々、森林、河川、砂漠、低木を体験できる。「Nature Trail」により熱帯雨林を通り2つの大規模なニシローランドゴリラの自然的飼育地を見学できる。「Forest Aviary」に着くまでにナイルワニホオカザリヅルなどの動物を見ることができる。森林中央部にはケープハイラックスクリップスプリンガーミーアキャットなどのいる「Kopje」がある。他にカバオカピがおり、ダラス動物園はオカピの繁殖と研究で有名である。全米および日本の動物園のオカピの約20%がダラス動物園のオカピの系統となっている[19]

Penguin Cove

「Penguin Cove」には20羽以上のケープペンギンがいる。歩いたり泳いだりするケープペンギンを水上や水中に見ることができる。

Chimpanzee Forest
Chimpanzee Forest

1997年、19,000 sq ft (1,800 m2)の「Kimberly-Clark Chimpanzee Forest」が開幕した。野外または床から天井までガラス張りの見学所からチンパンジーを見ることができる[20]。冬温かく、夏涼しい滝、小川、昇降施設、木々、岩がある。また人工のアリ塚があり、チンパンジーは長い棒を使ってピーナッツバター蜂蜜などを特別なおやつとして食すことができる。園から与えられる食事の他に、40種以上の食用の植物が植えられている[21]

Gorilla Research Center
独居のシェイナとゾーラ
独居のジュバとビウェンジ

1990年に開幕した2-エーカー (0.81 ha)の「Gorilla Research Center」はゴリラの緑豊かな飼育地である。生息地である赤道直下の森を可能な限り再現し、自由に動き回れるように設計されている。壁で仕切られた2つのエリアに分かれており、ゴリラの2つの集団に充分な広さとなっている。2004年に一時閉鎖され、220万ドルをかけて壁を12フィートから15フィートの高さに上げ、案内所を設置するなどの改修が行なわれ、2006年に再開した。案内所は「Gorilla Research Station」として知られる。見晴らしの良い場所や床から天井までのガラス窓から見学でき、ガイドに質問することができる。ニシゴリラの独身グループと家族グループの2つの集団が飼育されている。独身グループにはジュバ、ビウェンジ、シェイナ、ゾーラがいる。2011年にジュバとビウェンジの飼育が始まり、2013年、半分血の繋がったシェイナとゾーラの飼育が始まった。家族グループにはオスのスビラ、マッジ、その娘のシャンタとミーガンがいる。以前オスのパトリックとメスの1頭との繁殖を目指していたが、パトリックが興味を示さなかったため2013年に計画は中止された[22]

Crocodile Isle

ガラス越しにナイルワニの水泳、日光浴、餌付けを見学することができる[20]

Forest Aviary

アフリカのみに生息する色鮮やかなエキゾチックな鳥が木々、岩山、穏やかな小川に飼育されている[20]

Wilds of Africa Adventure Safari

20分間、1マイルをナレーションを聞きながらモノレールに乗って池でカバ、熱帯雨林でオカピ、山でヌビアアイベックス、林でグレビーシマウマ、川でウォーターバックモモイロペリカンGoliath heronハゴロモヅル、砂漠でシロオリックスダマガゼル、半乾燥の砂漠でアダックスオリックスダチョウ、低木地帯でジェレヌクカンムリヅルクーズートムソンガゼルアフリカハゲコウを見ることができる。また「Nature Trail」に繋がる「Simmons Hippo Outpost」、「Chimpanzee Forest」、ナイルワニ、「Penguin Cove」を上から見ることができる。1990年にモノレールが開業して20年間で100万人以上が利用したが、老朽化して乗客を乗せたまま何度も停電してツアーが中断することがあった。2014年8月の事故を最後に廃止した。ダラス動物学協会は300万ドルの改修が必要であると裁定した。2016年3月25日、モノレールは新たな音響システム、駅の改修、空調の設置、機械および電気系統の改修、個々の車両の外装を新たにした「Wilds of Africa Adventure Safari」として再開した。停電の際、車両を駅に牽引するためのディーゼル車も装備された[23]

Giants of the Savanna
Giants of the Savannaの象
Giants of the Savannaのキリン、シマウマ、レイヨウ、象

2010年5月28日、「Wilds of Africa」の第二段階として「Giants of the Savanna」が開幕した。11-エーカー (4.5 ha)に拡張され、メスのアフリカゾウ4頭、アミメキリンライオン、南東アフリカ・チーター、インパラグラントシマウマダチョウホロホロチョウwarthogアカカワイノシシ、そして新たにリカオンの群れを見ることができる。「Giraffe Feeding Station」ではキリンの群れにレタスの葉やライ麦クラッカーなどを食べさせることができる。敷地のうち約半分の5エーカーではアフリカゾウ8頭、ジェニー、ジプシー、ケンバ、コンゴ、テンダジ、マイロ、ゾーラ、アジャブが飼育されている。象の施設は最先端のパッド敷の場所と7フィートの土敷の場所があり、厚皮動物の土堀の傾向を満たすものである。キリン、シマウマ、ダチョウ、インパラ、ホロホロチョウと象を一緒に飼育する、北米で初の展示となっている[24]。またライオン4頭の群れとチーター3頭の家族を展示しており、その間では「Predator Encounter」で知識を得ることができる[25]。「Serengeti Grill」は床から天井までガラス張りで、ライオンが温度調節された岩に上り座ったり横になったりする様子を間近で見ることができる[26]。2016年3月11日、新たにスイスから干ばつを避けるためにアフリカゾウ5頭が到着した[27]。2年後、うちNolwaziとその娘Amahleはカリフォルニア州フレズノのフレズノ・シャフィ動物園に移送された[28]

受賞歴

2011年10月6日、動物園水族館協会(AZA)から「Giants of the Savanna」について特別賞を受賞した。3,250万ドルかけたこの展示はアフリカのサバンナの景色を再現するための1つの展示物として様々な種類の巨大動物を一緒に飼育する北米初かつ世界有数の展示となっている[14]

保護

園は種の保存および保護活動に大変積極的で、動物園水族館協会(AZA)と共に40種以上の種の保存計画(SSP)に参加している。園が関わる種の保存計画(SSP)のリストを以下に示す[29]

園はOkapi Conservation - Epulu Research Station、Zaire、International Rhino FoundationChimp HavenBushmeat Crisis Task Force、Gray's Monitor Lizard In The Philippines, Taxon Advisory Groups (Tag), Bowling For Rhinos, and the Thailand Hornbill Project - Adopt A Hornbill Nestなど多くの保護活動を支援している[30]。保護活動に加え、園の景観に配慮し、竹やキャベツを栽培するなど持続可能な努力を行なっている。育ち過ぎた分は収穫され、園内の草食動物の餌として使用される[31]

携帯電話のリサイクル

園はエコ・セルと呼ばれる計画を通して携帯電話の収集およびリサイクルを行なっている。園およびエコ・セル双方の目的はコルタン採掘の削減である。コルタンは携帯電話製造過程で使用される原料で、そのほとんどがコンゴ民主共和国で採掘される。この採掘によりゴリラ、象、オカピなど多くの動物の生息地が失われる。エコ・セルを通してリサイクルされた携帯電話1台につき、園は保護基金に寄付金を受ける[32]。エコ・セルは110以上の動物園と協力しており、動物園水族館協会(AZA)の会員でもある[33]

イベント

Safari Nights - 夏季の土曜日8週間、園内でコンサートを行なう[34]

Running For Rhinos - 野生のサイの保護支援の資金集めのため1kmおよび5kmのマラソンが行なわれる。抽選、マッサージ、授賞、食料供給などが行なわれる[35]

Halloween Nights at the Dallas Zoo - 10月、ハロウィン直前の4夜に行なわれる[36]

Zoo To Do - 資金集めのガラコンサート。動物を見学する他、ダラスのトップ・シェフの食事を楽しみ、オークションやダンスに参加することができる[37]

Dollar Day - 7月および11月の1日ずつ、日頃の支援に感謝して入場料1ドルの日を設けている。園内には飲食物やギフト商品など1ドルの商品が準備される[38]

Zoo Lights - クリスマスのイベントで100万灯以上のライトの1マイルの道を車で運転することができる。ライトの多くは動物の形になっている[39]

近年

2017年9月、「Simmons Hippo Outpost」開幕に合わせ、以前のカバが亡くなってから15年ぶりにナイルカバのオス1頭とメス2頭が飼育されることとなった。2016年2月、3.5エーカーの土地に1,350万ドルをかけ着工された。全体を見渡せるデッキ、水中の様子を見ることができるエリアの他、「Wilds of Africa」のモノレールからも見えるようになっている[40]

「ZooNorth」に隣接して70,400 sq ft (6,540 m2)の「The Dallas Zoo Conservation Education & Science Center」が計画されている。世界の生態系システムの保護を学ぶ研究所として、LEED認証シルバーレベルとなる予定である。研究、教育、解釈の施設となる他、園の新たな入口としても機能する。この計画は設計段階であり、資金集めのため保留されている[41]

交通手段

一番近いDARTの駅はレッドラインのダラス動物園駅である。バス路線は19番、515番、522番である[42]

3月から12月の毎週月曜と火曜、園は券売所でその日のDART乗車券を見せることで入場料を2ドル引きにしている[43]

主な出来事

脚注

外部リンク

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