テレスト (衛星)

From Wikipedia, the free encyclopedia

仮符号・別名仮符号 S/1980 S 13
別名 Saturn XIII
発見日1980年4月8日
発見者B・A・スミス
H・J・レイツェマ
S・M・ラーソン
J・W・ファウンテン[1]
テレスト
Telesto
仮符号・別名 仮符号 S/1980 S 13
別名 Saturn XIII
分類 土星の衛星
発見
発見日 1980年4月8日
発見者 B・A・スミス
H・J・レイツェマ
S・M・ラーソン
J・W・ファウンテン[1]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 294,720 km[2]
離心率 (e) 0.000[2]
公転周期 (P) 1.8878 日[2]
(45時間18分26秒)
軌道傾斜角 (i) 1.180°[2]
近日点引数 (ω) 119.135°[2]
昇交点黄経 (Ω) 229.182°[2]
平均近点角 (M) 260.157°[2]
土星の衛星
物理的性質
三軸径 32.6 × 23.6 × 20.0 km[3]
平均半径 12.4 ± 0.4 km[3]
質量 4.0×1015 kg[4]
平均密度 0.5 g/cm3[4]
自転周期 同期回転
アルベド(反射能) 1.0[4] (幾何アルベド)
赤道傾斜角 0
Template (ノート 解説) ■Project

テレスト[5][6] (Saturn XIII Telesto) は、土星の第13衛星である。テティスとほぼ同じ軌道を公転しており、テティスのラグランジュ点に存在するトロヤ衛星の一つである。

1980年4月8日に、ブラッドフォード・A・スミス、H・J・レイツェマ、S・M・ラーソンおよび J・W・ファウンテンによる地上からの観測によって発見された[7]。観測には 1.5 メートル反射望遠鏡が用いられた。発見報告は4月10日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/1980 S 13 という仮符号が与えられた[7]。その後しばらくの間に渡って数回検出されており、その度に S/1980 S 24[8]、S/1980 S 33[9]、S/1981 S 1[10] と別々の仮符号が与えられた。これらが全て同一の天体であることが報告されたのは1981年5月18日になってからである[10]。その後1983年9月30日に、ギリシア神話ティーターンの一人で、オーケアノステーテュースの娘テレストにちなんで正式に命名され、Saturn XIII という確定番号が与えられた[11]

トロヤ衛星

テレストはテティスと同一軌道上にあり、テティスの前方にあるラグランジュ点 (L4) に存在している。このような衛星はトロヤ衛星と呼ばれる。カリプソも同じくテティスのラグランジュ点に存在しており、こちらはテティスの後方のラグランジュ点 (L5) に位置している。なお、テレストがテティスと同じ軌道にあり力学的に安定なラグランジュ点に存在することは、1981年に明らかにされた[12]。この状態は軌道力学の観点から言うと、テティスとテレストが 1:1 の平均運動共鳴を起こしていることを意味している[13]

観測

2005年10月11日、土星探査機カッシーニはテレストに1万4500Kmまで接近し、画像を撮影した。画像から、テレストはいくつかのクレーターを除いて非常に滑らかな表面に覆われていることが判明した。

出典

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI