ヒュー・ジャックマン

オーストラリアの俳優 From Wikipedia, the free encyclopedia

ヒュー・マイケル・ジャックマン(Hugh Michael Jackman, 1968年10月12日[2] - )は、オーストラリア俳優。元妻はデボラ=リー・ファーネス[3]

本名 ヒュー・マイケル・ジャックマン
生年月日 (1968-10-12) 1968年10月12日(57歳)
概要 ヒュー・ジャックマン Hugh Jackman, 本名 ...
ヒュー・ジャックマン
Hugh Jackman
Hugh Jackman
2024年のコミコンにて
(2024年7月25日)
本名 ヒュー・マイケル・ジャックマン
生年月日 (1968-10-12) 1968年10月12日(57歳)
出生地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州シドニー
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
民族 イングランド系オーストラリア人
身長 188 cm[1]
職業 男優映画プロデューサー
ジャンル テレビドラマ
映画
活動期間 1994年 -
配偶者 デボラ=リー・ファーネス1996年 -2023年
主な作品
X-MEN』シリーズ
ニューヨークの恋人
ヴァン・ヘルシング
ファウンテン 永遠につづく愛
プレステージ
ハッピー フィート
オーストラリア
ウルヴァリン』シリーズ
リアル・スティール
ガーディアンズ 伝説の勇者たち
レ・ミゼラブル
プリズナーズ
チャッピー
ザ・グレイテスト・ショーマン
フロントランナー
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
バッド・エデュケーション
デッドプール&ウルヴァリン
受賞
MTVムービー・アワード
最優秀スクリーン・デュオ賞
2017年LOGAN/ローガン
エミー賞
最優秀個人パフォーマンス賞(バラエティ/音楽番組部門)
2005年第58回トニー賞受賞式』
グラミー賞
最優秀編集サウンドトラック・アルバム賞(映画・テレビ・その他映像部門)
2018年グレイテスト・ショーマン
ゴールデングローブ賞
男優賞(ミュージカル・コメディ部門)
2012年レ・ミゼラブル
トニー賞
ミュージカル主演男優賞
2004年『The Boy from Oz
特別賞
2012年
その他の賞
テンプレートを表示
閉じる

生い立ち

オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州州都であるシドニーで、5人兄弟の末っ子として生まれる。両親は共にイングランドの出身で、父親のクリスはケンブリッジ大学の会計学士を持つ会計士。ヒューが8歳の時に両親は離婚。母親のグレース・グリーンウッドは娘2人を連れてイギリスに戻り、彼は兄弟と共に父の元に残った。母は再婚相手との間に娘を生んでおり、ジャックマンにとって異父妹となる。

地元ワールーンガの男子高校ノックス・グラマー・スクールで生徒会長を務めた後、シドニー工科大学でコミュニケーション(ジャーナリズム学士を取得。大学在学中に卒業認定単位を取得するためにたまたま履修した演劇クラスで演劇の面白さに目覚め俳優を志すことになった。親戚の遺産が入ったことで彼はさらに演技を学ぶためエディス・コーワン大学の西オーストラリア演劇学校に進学、1994年に26歳で卒業した。俳優としてブレイクする前の1987年には、イギリスの寄宿制私立学校アッピンガムスクールで体育の補助教員として働いていた[4]

経歴

初期の経歴

『アースキンヴィル・キングス』『ペーパーバック・ヒーロー』(1999)などの映画に出演しつつ、『ロー・オブ・ザ・ランド』『ブルー・ヒーリーズ』などのテレビ・ドラマにも出演するというものだった。1996年の『ザ・マグレガー・サガ』というドラマではダンカン・ジョーンズという役でそのシーズンのレギュラー出演者となった。また、ミュージカルの『美女と野獣』や『サンセット大通り』などに出演し人気を博した。メルボルンで上演された『キャロルス・バイ・キャンドルライト』、シドニーの『キャロルス・イン・ザ・ドメイン』では主役を務めた。

国際派として

最初に外国で知られるようになったのは、1998年にイギリスの王立劇場での舞台『オクラホマ!』で主役カールを演じたことに始まる。この演技はローレンス・オリヴィエ賞にノミネートされ、テレビ用に録画されたDVDがリリースされた。

2003年

ミッション:インポッシブル2』の撮影が2ヶ月延長され疲れきっていたダグレイ・スコットに代わり『X-メン』の主役ウルヴァリン役に抜擢された。ブライアン・シンガー監督は最初はラッセル・クロウにウルヴァリン役をオファーしていたが、クロウが『グラディエーター』をやったばかりという理由で断り、その際に同郷(クロウはニュージーランド生まれだが、幼少期からオーストラリアに移住している)のジャックマンを推薦していたという経緯があった(オーストラリアのラジオ番組トリプルM104.9FMでのジャックマン本人談より)[信頼性要検証]。『X-メン』の原作出版社であるマーベル・コミックによるとジャックマンの身長(189cm)は原作のウルヴァリンよりも背が高いため(原作では160cm前後)、撮影ではバストショットをメインに使うなどのテクニックを駆使し、彼を実際の身長よりも低く見せることが必要とされた。『X-メン』は公開と同時に大ヒットとなり、ジャックマンはスターダムを駆け上がった。後に製作された続編でも彼は主役を演じた。ウルヴァリンを演じるにあたり、ボディ・トレーニングを必要とし、『メンズ・ヘルス』誌によると、彼は撮影が終わった時にはベンチプレス140kg、レッグプレス480kgを持ち上げられる程になっていた[信頼性要検証]

2004年にジャックマンはオーストラリア人作曲者兼俳優のピーター・アレンの生涯を描いたブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ボーイ・フロム・オズ』でトニー賞 ミュージカル主演男優賞を受賞。彼の卓越したパフォーマンスは多くの賞賛と共に2004年・2005年と同賞の主役となった。また、第58回トニー賞の司会を務め、エミー賞のIndividual Performance(Variety/Music Program)を受賞した。

2006年

2007年10月からCBSにてテレビドラマ『Viva Laughlin』のプロデュースを行うが、わずか2回の放送で打ち切られてしまった。これは2006年に放送されたABCの『エミリーの恋愛バイブル』に次ぐ最速記録でもある。

2008年の『ピープル』誌の「最もセクシーな男」に選出された。[5]

2009年に第81回アカデミー賞の司会を務めた。同年4月21日にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた。

2011年

2012年には、同名のミュージカルを映画化した『レ・ミゼラブル』に主人公のジャン・バルジャン役で出演した。本作品でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞し、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた。同映画のプレミアでは、トム・フーパー監督、キャメロン・マッキントッシュアン・ハサウェイアマンダ・サイフリッドらと共に、来日も果たした。

2013年、サン・セバスティアン国際映画祭ドノスティア賞(功労賞)を受賞した。2014年には、トヨタクラウン』のCMに起用され、『あの素晴しい愛をもう一度』『キセキ』の英語版を歌っている。[要出典]

2015年

2015年にマルコ・ポーロ(リボーン2015)として登場している。[要出典]

2017年

2017年に『LOGAN/ローガン』に出演し、ウルヴァリン役を引退すると発表した。同作に出演したことにより、共演したプロフェッサーX役のパトリック・スチュワートと共に2000年の『X-MEN』から2017年の『LOGAN/ローガン』までの16年232日の最も長期でマーベルのキャラクターを演じた俳優として当時ギネス世界記録に認定された[注 1]

2018年に『グレイテスト・ショーマン』にて、グラミー賞サウンドトラック・アルバム賞を受賞。ゴールデングローブ賞 映画部門 主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。

2024年に公開された『デッドプール&ウルヴァリン』で再びウルヴァリン役に復帰した[7]

私生活

ジャックマンにとって初めてのテレビの仕事だった『コレリ』でオーストラリア人女優デボラ=リー・ファーネス(Deborra-Lee Furness)と出会い1996年4月に結婚。このストーリーは険悪な囚人(ジャックマン)がカウンセラー(デブラ)に恋するというものだった。ジャックマン夫婦は2度の流産を経験しており、現在は養子のオスカー・マクシミラン(男・2000年5月15日生まれ)とアヴァ・エリオット(女・2005年7月10日生まれ)と共にメルボルンで暮らす。

ジャックマンは自身がデザインした婚約指輪をデブラに贈り、そこにはサンスクリット語で「Om paramar mainamar」と刻まれており、翻訳すると「私達はこの絆を偉大なる原典に捧げる」となる[8]

2005年に長年のアシスタントであったジョン・パレルモと共に映画制作会社シード・プロダクションズに参加。同プロダクションの処女作は2007年公開の『Viva Laughlin』。妻デブラも同プロダクションに参加している。

オンライン掲示板「NNDB」によると、ジャックマンは非常に視力が悪く、コンタクトレンズを付けていなければメニューすらろくに読めないという。左利きで、ピアノギターバイオリンを演奏する。寿司が大好物。5個のボールをジャグリングすることができる。非常な嫌煙家で私生活のみならず劇中でもタバコを吸うことを拒んでいる。『X-メン』シリーズでは葉巻をしばしば吸っているシーンがあるが、これは自身が演じるウルヴァリンのキャラクターに合わせて演技の時のみ吸っている。[要出典]

熱烈なクリケットファンとして知られる。好きなクリケット選手はインドヴィラット・コーリであり、コーリのファンクラブに入会している[9]。コーリはInstagramアカウントのフォロワー数がアジア人で最も多い人物でもあり、2023年時点でフォロワーが2億6000万を超えている世界的スター選手である[10]

ナショナル・ラグビー・リーグマンリー=ワーリンガー・シー・イーグルス英語版のサポーター。

ユーモアに溢れ、紳士的な性格である。食わず嫌い王決定戦に出演した際にアカデミー賞で階段で転んだジェニファー・ローレンスをいち早く助けた事を石橋貴明に讃えられ「あなただってあの場所にいたら助けていますよ。」と答えた後に「彼女は僕にトロフィーを取られたくないからすぐに立ち上がったよ」と笑いをとった。また、出演時に自ら子供の話をしており、息子と富士山に登ったエピソードや、嘘を見抜くために子供たちを叱る際に「パパは嘘をつく仕事をしているんだ。一日中何かを演じているから目を見たら嘘がわかるんだ」という事を語っていた。また共演者に食べ物を分けてあげたり、共演者の食べ物をもらったりしていた。(この時は体作りのために食事制限をしていたが、もらったものを残さず食していた。)しかし、番組では本人が思わず本音を話してしまい、一回戦で負けてしまった。[要出典]

2013年の雑誌インタビューで、息子をシドニーのビーチで見失った時、その息子が木に登っているところであることを教えてくれたパパラッチに本気で感謝した、と語っている[11]

彼の父はイギリス軍のボクシングチャンピオンであった。『リアル・スティール』撮影の際に、ジャックマンがシュガー・レイ・レナードに指導を受けた事を父に話した所「いままで見たこともないくらい」興奮したとジャックマンがメイキングで語っている。

2019年

2017年、鼻に出来た皮膚癌を除去し、80針を縫ったが『グレイテスト・ショーマン』に出演。命にかかわる可能性があるにもかかわらず歌ってしまっていたと語られた[12]

2021年12月から2023年1月にかけてブロードウェイで上演の『ミュージックマン』で共演した女優・サットン・フォスターと不倫関係に至っていることが報じられる[13]

2023年9月16日、27年間連れ添ったデボラ・リー・ファーネスと破局したことを共同で発表。2025年6月12日、デボラの方から正式に離婚の申請をしている[14]。離婚後もサットン・フォスターとの関係は続いており[15]、同年11月にジャックマンのInstagramでふたりの交際を認めている[16]

出演作品

※役名の太字表記は主演。

長編映画

さらに見る 年, 題名 ...
題名役名備考吹き替え
1999Paperback Heroジャック・ウィリスN/A
Erskineville KingsワースN/A
Oklahome!カーリーN/A
2000X-メン
X-Men
ローガン / ウルヴァリン梁田清之(ソフト版)
磯部勉テレビ朝日版)
2001ニューヨークの恋人
Kate and Leopold
レオポルド家中宏(ソフト版)
東地宏樹日本テレビ版)
恋する遺伝子
Someone Like You
エディ・オールデン小山力也(ソフト版)
宮本充VOD版)
ソードフィッシュ
Swordfish
スタンリー・ジョブソン山路和弘(ソフト版)
小山力也(日本テレビ版)
2003X-MEN2
X2
ローガン / ウルヴァリン山路和弘(劇場公開版)
磯部勉(テレビ朝日版)
2004ヴァン・ヘルシング
Van Helsing
ガブリエル・ヴァン・ヘルシング山路和弘(劇場公開版)
山寺宏一(テレビ朝日版)
ヴァン・ヘルシング アニメーテッド
Van Helsing: The London Assignment
声の出演山路和弘
2005ロスト・ストーリー 〜現代の奇妙な物語〜
Stories of Lost Souls
ロジャーStanding Room Only」に出演駒谷昌男
2006ハッピー フィート
Happy Feet
メンフィス声の出演てらそままさき
マウス・タウン ロディとリタの大冒険
Flushed Away
ロディ松本保典
プレステージ
The Prestige
ロバート・アンジャー山路和弘
ファウンテン 永遠につづく愛
The Fountain
トマス / トミー / トム・クレオ
タロットカード殺人事件
Scoop
ピーター・ライモン東地宏樹
X-MEN:ファイナル ディシジョン
X-Men: The Last Stand
ローガン / ウルヴァリン山路和弘(劇場公開版)
磯部勉(テレビ朝日版)
2008 彼が二度愛したS
Deception
ワイアット・ボーズ / ジェイミー・ゲッツ兼製作山路和弘
オーストラリア
Australia
ドローヴァー
2009ウルヴァリン:X-MEN ZERO
X-Men Origins: Wolverine
ローガン / ウルヴァリン兼製作
2011X-MEN:ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class
ローガン / ウルヴァリンカメオ出演
雪花と秘文字の扇
雪花密扇
アーサー(吹き替え版なし)
カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!
Butter
ボイド・ボルトン
リアル・スティール
Real Steel
チャーリー・ケントン山路和弘
2012ガーディアンズ 伝説の勇者たち
Rise of the Guardians
E・アスター・バニーマント / イースターバニー声の出演檀臣幸
レ・ミゼラブル
Les Misérables
ジャン・バルジャン(吹き替え版なし)
2013ムービー43
Movie 43
デーヴィス「キャッチ」に出演東地宏樹
ウルヴァリン:SAMURAI
The Wolverine
ローガン / ウルヴァリン山路和弘
プリズナーズ
Prisoners
ケラー・ドーヴァー東地宏樹(ソフト版)
山路和弘(BSジャパン版)
2014X-MEN:フューチャー&パスト
X-Men: Days of Future Past
ローガン / ウルヴァリン山路和弘
ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密
Night at the Museum: Secret of the Tomb
本人役カメオ出演
2015ぼくとアールと彼女のさよなら
Me and Earl and the Dying Girl
声の出演(カメオ出演)
日本劇場未公開
チャッピー
Chappie
ヴィンセント・ムーア
PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜
Pan
黒ひげ内田直哉
2016イーグル・ジャンプ
Eddie the Eagle
ブロンソン・ピアリー山路和弘
X-MEN:アポカリプス
X-Men: Apocalypse
ローガン / ウェポンXカメオ出演
2017LOGAN/ローガン
Logan
ローガン / ウルヴァリン
グレイテスト・ショーマン
The Greatest Showman
P・T・バーナム
2018デッドプール2
Deadpool 2
ローガン / ウルヴァリンアーカイブ映像
フロントランナー
The Front Runner
ゲイリー・ハート英語版
2019ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
Missing Link
ライオネル・フロスト卿声の出演
バッド・エデュケーション
Bad Education
フランク・タソーン教育長(吹き替え版なし)
2021フリー・ガイ
Free Guy
路地にいるマスクのアバター声の出演(カメオ出演)竹田雅則
レミニセンス
Reminiscence
ニック・バニスター山路和弘
2023The Son/息子
The Son
ピーター(吹き替え版なし)
2024デッドプール&ウルヴァリン
Deadpool & Wolverine
ローガン / ウルヴァリン山路和弘
2025ソング・サング・ブルー
Song Sung Blue
マイク・サーディナ
2026ひつじ探偵団
The Sheep Detectives
ジョージ・ハーディ

The Death Of Robin Hood
ロビン・フッド兼製作TBA
TBA
The Good Spy
TBA

Treasure Island
ロング・ジョン・シルバー
閉じる

短編映画

さらに見る 年, 題名 ...
題名役名
2008Uncle Jonnyラッセルおじさん
閉じる

テレビシリーズ

テレビドラマ

さらに見る 放映年, 題名 ...
放映年題名役名備考吹き替え
1994
Law of the Land
チャールズ・マックレイゲスト出演N/A
1995
Correlli
ケヴィン・ジョーンズN/A

Blue Heelers
ブラッディ・ジャクソンゲスト出演N/A
1996
Snowy River: The McGregor Saga
ダンカン・ジョーンズN/A
2010セサミストリート
Sesame Street
本人Tribute to Number Seven
2013トップ・ギア
Top Gear
本人20.4
閉じる

テレビ番組

さらに見る 放映年, 題名 ...
放映年題名役名備考
2001サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人 / ホストHugh Jackman/Mick Jagger
2011ダニエル・ラドクリフBen Stiller/Foster the People
閉じる

CM

日本語吹き替え

ソードフィッシュ』(ソフト版)以後、大半の作品を山路和弘が担当している[18][19]

また、『The Son/息子』の日本公開時には長年ジャックマンの吹き替えを務めた声優として山路によるコメントも寄せられた[20][注 2]

このほかにも、磯部勉東地宏樹小山力也梁田清之山寺宏一なども声を当てている。

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI