2021年の映画
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世界
- 2月17日 - 中国映画『唐人街探偵(原題:唐人街探案)』シリーズ第3弾、日本の俳優妻夫木聡、長澤まさみらが出演した『唐人街探偵 東京MISSION(原題:唐人街探案3)』が春節の2月12日から中国で公開となり、3日間のオープニング興収は3億9800万ドル(約418億円)を記録。2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(全米オープニング興収3億5711万5007ドル(約375億円))を抜いて、単一マーケットにおける世界最大のオープニング興収を上げた。そして旧正月の大型連休(2月11日 - 17日)における同国内映画興行収入の総計が78億2200万元(約1282億円)を記録したことがわかった。この数字は、2019年の最高記録(59億500万元(約944億円))を大幅に更新した[1][2][3]。
- 2月28日 - 第78回ゴールデングローブ賞[4][5]
- 4月25日 - 第93回アカデミー賞[6][7]
- 10月21日 - アレック・ボールドウィン主演の西部劇映画Rustの撮影中に、ボールドウィンが撮影で小道具の銃を発射した際に、撮影監督のハリナ・ハッチンスと監督のジョエル・ソウザに弾が当たり、ハッチンスが死亡、ソウザも重傷を負った[8]。
日本
- 1月14日 - 東宝、東映、カラーの三者は、東京都を始めとする首都圏などに新型コロナウイルス感染拡大の影響により新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されたことを受け、1月23日に封切予定だった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(総監督・庵野秀明)の公開を「コロナの収束が先決である」として無期限延期すると映画公式サイトで発表。同作は元々昨年6月に封切り予定もコロナの影響により延期されていた[9]。その後2月26日、同映画を3月8日に公開すると発表した[10]。
- 1月16日 - 俳優・歌手の石原裕次郎(1987年没)が1963年に設立した映画・ドラマ制作プロダクション及び芸能事務所『石原プロモーション』が創業日であるこの日行われた解散式をもって58年の歴史に幕を閉じた[11][12]。→「石原プロモーション § 終焉」も参照
- 1月27日 - 日本映画製作者連盟が発表した2020年の映画興行収入はコロナの影響により前年比45.1%減の1432億円と記録の残る2000年以降最低。また収入100億円を超えたのは『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(365億円)の1作品のみにとどまった[13]。
- 3月5日 - 第71回ベルリン国際映画祭で濱口竜介の「偶然と想像」がコンペティション部門の審査員大賞を受賞[14]。
- 3月10日 - 昨年11月18日に急性大動脈解離により死去した東映代表取締役グループ会長の岡田裕介(本名・岡田剛、享年71)のお別れの会が東京都内で行われ、5月に公開予定の映画『いのちの停車場』に主演する女優の吉永小百合や監督を務めた成島出ら2000名が出席した[15]。
- 3月13日 - 3月8日に公開されたばかりの『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を盗撮し、違法にネット上に公開していた事案があったとして映画公式サイトが注意喚起した。当該行為は映画の盗撮の防止に関する法律及び著作権法違反となり処罰の対象となる。2018年7月には同様の事案により被疑者が書類送致されたことがある[16]。
- 3月16日 - 東京・新宿の映画館「新宿武蔵野館」のロビーに展示してあった1983年公開の『戦場のメリークリスマス』(大島渚監督)の日本国外向けに作成されたポスター1枚が前日の15日に盗まれる被害があったことを映画配給会社「アンプラグド」がFacebookにてこの日公表。また同社の被害届提出を受けた警視庁新宿署が窃盗容疑で捜査していたが[17]、その後同映画館に差出人不明の人物から段ボール製の封筒に折り畳まれた状態で返却されたと同社が発表した[18]。
- 3月19日 - 第44回日本アカデミー賞の授賞式が東京都内で行われ、作品賞に『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)、主演男優賞に草彅剛、主演女優賞に長澤まさみがそれぞれ受賞した[19]。
- 3月26日 - 今夏に公開を予定していた『シン・ウルトラマン』(樋口真嗣監督)が、「新型コロナの影響により製作スケジュールに影響が出た」として公開を延期することを映画公式サイトで発表した[20]。
- 6月16日 - 東映は、昨年6月に就任した代表取締役社長の手塚治が病気療養のため、取締役相談役で前社長の多田憲之が6月29日付で代表取締役会長に就任する人事を発表。昨年11月に前会長の岡田裕介(岡田剛)が逝去して以来、会長職は空席になっていた[21][22]。
- 6月23日 - 映画の内容を10分程度にまとめた「ファスト映画」を無料の動画投稿サイトにアップしていたとして、宮城県警は著作権法違反の疑いで北海道札幌市の男ら3人を逮捕。同映画を巡っての摘発は日本で初めてとなる[23]。また7月7日には関東地方在住の2名が同法違反で仙台地方検察庁に送致された[24]。
- 7月7日 - 2013年公開の『麦子さんと』、2014年公開の『愛の渦』などを手掛けていた制作プロダクション「ステアウェイ」(2002年創業)が東京地方裁判所から破産手続き開始の決定を受け倒産[25]。
- 7月7日 - TOHOシネマズはこの日をもって割引サービスのレディスデーを廃止し、7月14日から性別等の区別をなくした「TOHOウェンズデー」を開始し他の大手シネコン各社も同様の対応を行った[26]。
- 7月17日 - 第74回カンヌ国際映画祭で、村上春樹原作、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』(8月20日公開予定)が脚本賞を受賞。同賞で日本作品が受賞したのは史上初[27]。
周年
全世界興行収入ランキング
| 順位 | 題名 | 配給 | 興行収入 |
|---|---|---|---|
| 1 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | ソニー | 19億1200万ドル |
| 2 | 1950 鋼の第7中隊 | 博納影業 | 9億0250万ドル |
| 3 | こんにちは、私のお母さん | 中国電影他 | 8億2200万ドル |
| 4 | 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ | MGM/ユニバーサル | 7億4150万ドル |
| 5 | ワイルド・スピード/ジェットブレイク | ユニバーサル | 7億2620万ドル |
| 6 | 唐人街探偵 東京MISSION | Wanda Media他 | 6億8620万ドル |
| 7 | ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ | ソニー | 5億0680万ドル |
| 8 | ゴジラvsコング | ワーナー・ブラザース/東宝 | 4億7000万ドル |
| 9 | シャン・チー/テン・リングスの伝説 | ウォルト・ディズニー | 4億3200万ドル |
| 10 | SING/シング: ネクストステージ | ユニバーサル | 4億0670万ドル |
各大陸、各国ランキング
アメリカ合衆国興行収入ランキング
| 順位 | 題名(邦題/原題) | 配給 | 興行収入[注 1] |
|---|---|---|---|
| 1 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム Spider-Man: No Way Home |
ソニー | 8億4790万ドル |
| 2 | シャン・チー/テン・リングスの伝説 Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings |
ディズニー | 2億2450万ドル |
| 3 | ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ Venom: Let There Be Carnage |
ソニー | 2億1260万ドル |
| 4 | ブラック・ウィドウ Black Widow |
ディズニー | 1億8365万ドル |
| 5 | ワイルド・スピード/ジェットブレイク F9 |
ユニバーサル | 1億7300万ドル |
| 6 | エターナルズ Eternals |
ディズニー | 1億6460万ドル |
| 7 | SING/シング: ネクストステージ Sing2 |
ユニバーサル | 1億6290万ドル |
| 8 | 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die |
MGM | 1億6080万ドル |
| 9 | クワイエット・プレイス 破られた沈黙 A Quiet Place Part II |
パラマウント | 1億6000万ドル |
| 10 | ゴーストバスターズ/アフターライフ Ghostbusters: Afterlife |
ソニー | 1億2240万ドル |
- 出典:“Domestic Box Office For 2021”. Box Office Mojo. 2022年1月26日閲覧。
日本興行収入ランキング
→「2021年日本週末興行成績1位の映画の一覧」も参照
| 順位 | 題名 | 配給 | 製作国 | 興行収入 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | シン・エヴァンゲリオン劇場版 | 東宝/東映/カラー | 102.8億円 | |
| 2 | 名探偵コナン 緋色の弾丸 | 東宝 | 76.5億円 | |
| 3 | 竜とそばかすの姫 | 東宝 | 66.0億円 | |
| 4 | ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories” | 松竹 | 50.6億円 | |
| 5 | 東京リベンジャーズ | ワーナー ブラザース ジャパン | 45.0億円 | |
| 6 | るろうに剣心 最終章 The Final | ワーナー ブラザース ジャパン | 43.5億円 | |
| 7 | 新解釈・三國志 | 東宝 | 40.3億円 | |
| 8 | 花束みたいな恋をした | 東京テアトル/リトルモア | 38.1億円 | |
| 8 | マスカレード・ナイト | 東宝 | 38.1億円 | |
| 10 | ワイルド・スピード/ジェットブレイク | 東宝東和 | 36.7億円 |
日本公開作品
→詳細は「2021年の日本公開映画」を参照