ビッグコア

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ビッグコアBIG CORE)は、コナミ(コナミデジタルエンタテインメント)のシューティングゲームグラディウスシリーズに登場する架空の兵器である。

バクテリアン軍の主力宇宙戦艦で、完成度の高さとコストの安さにより、戦艦クラスでは最多の配備数を誇り、初めて存在が確認されて以来、数千年間にわたり主力の座を堅持しているという設定である[1]

第1作『グラディウス』のステージ1から5までのボスキャラクターとして初登場の以来は主人公機であるビックバイパーのライバル的存在であり、モアイと並ぶシリーズの顔でもある。以降の作品においてステージボスないしは中ボス、雑魚キャラ更にはプレイヤー機として登場する。またシリーズを重ねるごとにMk-IIをはじめMk-III、Mk-IV他、様々なバリエーションが登場する[2]。グラディウスシリーズにおける戦艦型のボスキャラはほとんどがビッグコアとその派生である。また「ビッコア」となっている書籍も存在するがそれは誤表記である。

特徴

名称の由来である中心部の核(コア)を、ビックバイパーの火器では貫通できないほど堅牢な装甲が覆い、主砲として前方に4門のイオンレーザー砲を搭載している。形状は正六角形を前方へ少し伸ばしたような形で、後部両端には斜めに(MSX版は後ろに)メインスラスター2基と針状のアンテナ4本が装着されている。全体的にステージに登場する小型の雑魚戦闘機をそのままスケールアップしたような外見である[3]

攻撃方法は作品によって動きが異なるが、基本はレーザー砲4門の一斉射である。砲は固定式ではなく、『V』のデモにおいて、上下に動くことが確認されている。

唯一の弱点は中心部のコアで、前方の主砲の間にある隙間からしか攻撃できず、さらにコアまでは4枚の大きな遮蔽板と1枚の小さな遮蔽板、計5枚(作品によって数が異なる場合がある)の遮蔽板があり、高次周になると遮蔽板を破壊する度に弾を撃ち返してくる(作品によっては最初から撃ち返してくるケースもある)。プレイヤーは主砲の攻撃を掻い潜り(また、撃ち返しの弾を避け)つつ攻撃しなくてはならない。これは以降の作品に登場するコアシリーズも同様である。

機体の向きは2000年代に入ってからのCGデモではビックパイパーに対して縦向きに表現されているが、『沙羅曼蛇』のステージ6に中ボスとして登場する機体は横向きであり、漫画イラスト作品でも横向きであることが多く、『ネメシスII』のパッケージイラストではさらに上下非対称である。

グラディウスV』などの3DCGでは画面に対する奥行きが薄く、マンボウのような立体形状となっており、デモでは(遮蔽板のある正面ではなく)側面から直接コアのみを撃ち抜かれて倒される描写もある(グラディウスVでは直接コアを攻撃することが容易になっている。ローリングコアが大型レーザーを発射する時も直接弱点を狙える)。また『ソーラーアサルト』では正四角錐のような形状になっており、上下左右どこからでも同じような形状に見えるようになっている。

初代以来使われているBGMには「Aircraft Carrier」というタイトルが付けられている[4]。ただし全ての作品でこのタイトルが付けられているわけではなく、"Gradius 1 Boss BGM"など便宜上のタイトルが使用されることもある。詳しくは初代記事を参照。

登場作品

オリジナルのビッグコアが登場する作品は以下の通りである。

グラディウスシリーズ

グラディウス
ステージ1~5のボス。上下に動き、一定間隔で停止しながらレーザーを1回撃ってくる。FC版、MSX版ではデザインが異なり、FC版についてはハード性能、カセットの容量の制約上、中型ザコキャラの「マザー」とほぼ同じ大きさに縮小されている。MSX版は遮蔽板がとても多く、メインスラスターが斜めではなく真後ろを向いている。
沙羅曼蛇(AC版、PCE版)/ライフフォース
ステージ6の中ボスとして1隻ずつ、合計3隻登場。初代の機体より二回りほど小さく、動きは素早いが遮断板の数が3枚と少ない。停止しないで動きながらレーザーを発射し、レーザーを撃つ間隔が短いのが特徴。
FC版では、ビッグコアの代わりに、デザインを若干変えた「クラッシュバム」という中ボスが登場した(後述)。
グラディウス2/ネメシス90改
ステージ4で中ボスとして1隻ずつ、合計10隻登場。デザインはMSX版の初代ビッグコアに似ている。画面右端のやや上下から交互に出現してそのまま前進し、逆「コ」の字型の軌道を描いて移動する。
グラディウスII
ボスオンパレードの一番手として登場する。攻撃方法のパターンが増え、上下に動き、一定間隔で停止しながらレーザーを1回撃ってきて、ある程度レーザーを撃つと、前進して1回レーザーを撃っては後退する。 遮蔽板を破壊すると1周目から撃ち返し弾が発生する。
FC版では前作よりカセットの容量が増えたためデザインがAC版にかなり近くなったものの、こちらの方がやや大きく、遮蔽板が3枚しかない。
ゴーファーの野望 エピソード2
ボスオンパレードステージのボス。デザインが前作と異なる。
グラディウスIII(AC版)
隠しステージのボス。グラフィックは初代と変わりない。攻撃方法が初代と同じだが、停止しないで動きながらレーザーを撃ってくる。
ネメシス
ステージ1のボス。スーパービッグコアという名称で登場する。「スーパー」の名称通りオリジナルより大型で、デザインはMSX版に準拠している。
ネメシスII
ステージ1開始時に背後よりビックバイパーを追撃してくる。ステージ1終了後に捕獲され、ビッグコア内部での戦闘がステージ2となっている。外見は他のシリーズのものに比べ生物的なデザインで、遮蔽板が無い独自のものとなっている。
実況おしゃべりパロディウス
ボスオンパレードの一番手。SFC版のみ登場する(SS版・PS版では同様のパターンを持つ敵が登場している)。
基本的な戦法は変わらないが、プレイヤー機の背後に回って攻撃してきたり、ビームを一本ずつ発射してくるパターンが追加されている。遮蔽板はFC版『II』同様三つだが、耐久力が高い。
グラディウス外伝
ステージ2の残骸の中から落下や上昇、イオンレーザーで攻撃してくるビッグコアの残骸(スクラップビッグコア)が存在する。また、機体の破片も大量に出てくる。
ソーラーアサルト
ステージ1のボス。レーザーの他ミサイルで攻撃してくる。
グラディウスV
ステージ1,3,7で中型雑魚キャラとして登場、公式の名称は「ビッグコアMk-I」。レーザー砲が6門に増強された。ステージ3では狭い坑道内でビックパイパーを背後から追いかけつつ砲撃してくる。
グラディウス リバース
ステージ1・4のボスとして登場し、攻撃してくる。第一形態はビックコア、第二形態はビックコア・デュオ。
グラディウスNEO
ステージ5の中ボスとして1隻と2隻同時に合計3隻登場してくる。
グラディウスNEO -IMPERIAL-
シリーズ中異例の主人公機であり脱走艦。名称は「ビッグコアカスタム」。ビックバイパーと同じく編隊や特定の敵機を撃破して入手できるパワーカプセルを使用してパワーアップ出来る。
オトメディウス/オトメディウスG
2008年3月26日に追加されたバーサスミッションで登場する。基本的な攻撃パターンはオリジナルから大幅に変化していないが、軽やかな動きでプレイヤーを翻弄する。
ゴージャスモードのカナディアンロッキーステージのボスとしても登場し、専用カラーと操縦者が設定されている(詳細は後述)。
同作ではビッグコアとその系列艦は宇宙戦艦ではなく機動兵器と呼称されている。
オトメディウスX
ステージ4に旧世代のビッグコアが遺跡として登場する。また、ステージ8では雑魚として複数出現する他『外伝』のようなスクラップによるトラップが存在する。

その他

コズミックウォーズ
2P側(バクテリアン軍)の戦艦ユニットとして登場する。なお同小型戦艦ユニットとして、後述するクラッシュバムが基であるリトルコアが登場している。
がんばれゴエモン~ゆき姫救出絵巻~
ゲームセンターで『グラディウス』がステージ1のみプレイ可能。同ステージのボスとして登場する。
ワイワイワールド2 SOSパセリ城
モアイステージ、または和風要塞ステージクリア後にMAP上に乱入してくる。画面内に収まらないほど巨大で、機体後部が魚の尾びれになっている。船体にはビッグコア型の小型艦載機が出撃するハッチと4門の大型ビーム砲が装備されている。
沙羅曼蛇 瞑想のパオラ
バクテリアンの宇宙空母として登場、デザインはFC版に近い。
ANUBIS ZONE OF THE ENDERS
隠しミッション『ゾラディウス』に登場、グラフィックは劇中に登場する装甲列車のものを使い回しで、攻撃パターンは本編の列車武装を寄せ集めたものとなっている。
遮蔽板はなく、各武装を破壊しつくすと本体も破壊される。また、本家ビッグコアのように移動はしない。
ときめきメモリアル(PCE版)
同作に収録されたミニゲーム『フォースギア』に登場、中盤に雑魚として登場する。
パワプロクンポケット5
収録ミニゲーム『弾出る飛行機ぴゅんぴゅんぴゅん2』に登場、『ワイワイワールド2』と同じく巨大なビッグコアが登場する。こちらは自機が追撃するというステージ構成であり、攻撃も従来のイオンレーザー砲ではなく、船体各所に設置されている砲台からの通常弾である。コアの船体は背景であり当たり判定がないが、砲台とコアに当たり判定があるため、遮蔽版を介さず直接コアに攻撃が可能。コアを破壊すると、内部からボスが出現する。
遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム
ビッグコア、テトラン等歴代のボスキャラクターが巨大戦艦シリーズとしてカード化。「ボスラッシュ」というグラディウスシリーズのボスラッシュのようなことができるカードがある。防壁シャッターの代わりにカウンターが設置され、一度戦闘(攻撃する・される両方)度にカウンターが1個消滅、0の状態で戦闘すると破壊されてしまう。TVアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』にも登場している。

バリエーション

グラディウスシリーズ以外

脚注

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