ギャラクシアン

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ギャラクシアン
Galaxian
ギャラクシアン
ジャンル 固定画面シューティング
対応機種 アーケード (AC)
開発元 ナムコ
発売元 日本 ナムコ
アメリカ合衆国 ミッドウェイ
デザイナー 澤野和則 (企画)
石村繁一 (基板設計)
プログラマー 田城幸一
音楽 石村繁一
安江正樹
甲斐敏夫
美術 山下正
中馬義明
小野浩
シリーズ UGSFシリーズ
人数 1 - 2人(交互プレイ)
発売日 日本 1979111979年11月
アメリカ合衆国 1979121979年12月
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ギャラクシアン』(Galaxian)は、1979年10月に稼働したナムコのビデオゲーム[1][2][注釈 1]。同社の3作目にして同社初のシューティングゲームゲームデザイナーは、澤野和則。

タイトルの『ギャラクシアン』とは銀河系の住人である人類、つまりプレイヤー側のことを指す言葉である[3][4]。この設定は他のUGSFシリーズでも使われている。

ナムコ純正のテーブル筐体の定価は58万円、アップライト筐体の定価は64万円であった[5]。本作は日本国内外で8万台を売り上げた[6]

アーケード版の修理サポートは、セガとサミーがライセンス生産した製品は2017年3月[7]に、オリジナルは続編も含めて2017年10月にそれぞれ終了した[8]

ゲーム進行

プレイヤーは画面下側のスペースロケット[9][4][注釈 2]「ギャラクシップ[4]」を左右に動かし、画面上部のエイリアンを単発の「コスミックミサイル[4][注釈 3]」で撃墜する[注釈 4]
エイリアンのミサイルや体当たりを受けるとギャラクシップは破壊され、画面左下の残機が1つ減る[注釈 5]。残機が無い状態でミスをするとゲームオーバーコンティニューネームエントリーは無い。

1人または2人交互プレイが可能。得点は画面最上段の左側に1stプレイヤー、右側に2ndプレイヤー、中央にハイスコアが表示される。スコアの上限は99万9990点[4]

隊列を組んだエイリアンの大部隊(通常46機)が、左右に揺動しながら宇宙空間を航行し、それをギャラクシップが追跡している(背景の星が流れ続けているのはそのため)。ギャラクシップを阻むため、エイリアンが1機ずつ隊列から離れ、曲線軌道(サインカーブ[11])を描きながらミサイルを放ち、攻撃を仕掛けてくる(隊列で待機中のエイリアンはミサイルを撃ってこない)。飛来したエイリアンを撃ち逃した場合、画面外へ退場したエイリアンは画面上部から再度現れ、隊列に復帰する。
エイリアンの数が減少し、待機状態のエイリアンが3機以下になると、「波状攻撃[12]」が始まる。攻撃中のエイリアンは隊列に戻らなくなり攻撃が継続化し、また積極的に体当たりを狙ってくる等、攻撃パターンも変化する。
全てのエイリアンを撃墜すれば面クリアとなり、新たなエイリアンの部隊が出現する。
面をクリアする毎に画面右下の赤い旗が1本ずつ増えていき、10面に到達すると「10」と書かれた大旗が一本表示される。旗は最大48面まで増加し、それ以上は増えなくなるが、49面以降もゲームは進行する。

敵キャラクター

名称 配置数 得点 特徴・攻撃パターン[注釈 6]
待機中 攻撃中
旗艦
(ボス
エイリアン)
[注釈 7]
2

(最大4)

60点 下記参照
  • 隊列の最上段に現れるエイリアン軍団の「隊長」。
  • 隊列に隣接するレッドがいる場合、1~2機のレッドと編隊を組んで攻撃する。
  • 攻撃中の旗艦を撃墜すると、数秒間敵全体の攻撃が弱まる[注釈 8]
  • 1度単独で飛行した後、次の面に逃げることがある。逃げた旗艦は次の面で登場。通常2機いる旗艦が最大4機まで増加する。
レッド
エイリアン
6 50点 100点
  • 隊列の上から2段目に位置する「護衛参謀」。
  • 隊列に隣接する旗艦がいる場合は旗艦と編隊を組んで攻撃を行う。
  • 隣接する旗艦がいない場合、または波状攻撃中は、単独で攻撃を行う。単独時の飛行パターンはグリーンに準ずる。
パープル
(バイオレット)
エイリアン
[注釈 9]
8 40点 80点
  • 隊列の上から3段目に位置する「攻撃隊長」。
  • グリーンより飛行曲線が鋭く、攻撃性が高い。
グリーン
エイリアン
30 30点 60点
  • 隊列の下方3段を占めるエイリアン軍団の「戦闘隊員」。
  • 飛行曲線が緩めなので、攻撃時も比較的撃墜しやすい。
  • 波状攻撃ではパープル並みの攻撃性を発揮する。
攻撃中の旗艦とレッドの得点関係[3]
  • 単独飛行 - 150点
  • レッド1機との編隊 - 200点
  • レッド2機との編隊
    • レッドを残した状態で旗艦撃墜 - 300点
    • レッド2機とも撃墜後に旗艦撃墜 - 800点

他機種版

最初に家庭用ゲーム機で「ギャラクシアン」の名前を冠してリリースされたのは下に表したカセットビジョン版だが、これは結果的にナムコに版権料を払ってこそいる[15]ものの、アーケード版とは内容が大きく異なっており、むしろ『ムーンクレスタ』に近いといわれている[15]。また、ギャラクシーウォーズ[要出典]に似たボーナスゲームがある[16][17]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 ギャラクシアン 日本 198108101981年8月10日
カセットビジョン エポック社 エポック社 ロムカセット 07950 -

移植版

これ以降が一般的な他機種への移植版となる。

  • 下記表における発売元「バンナム」は、バンダイナムコエンターテインメント(当時の社名はバンダイナムコゲームス)の略称。
  • ファミリーコンピュータ等、特定機種版を基にした移植は備考欄に記載する(特に断りの無い場合はアーケード版の移植)。
No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 Galaxian[注釈 10] アメリカ合衆国 1981年[18]
バリー アストロケード Bally Manufacturing Astrovision[注釈 11] ロムカセット - -
2 Galaxian アメリカ合衆国 1982年
 ・10月:A52[19]
 ・12月:A8[20]
Atari 5200
Atari 8ビット・コンピュータ
アタリ アタリ ロムカセット CX5206 (A52)
CXL4024 (A8)
RX8024 (A8再販版)
-
3 Galaxian アメリカ合衆国 1983年6月[21]
Atari 2600 アタリ アタリ ロムカセット CX2684 -
4 ギャラクシアン 日本 1983年
 ・7月頃:MZ7[22]
 ・11月頃:PC80II[23]
 ・12月頃:PC60II[24]
MZ-700/1200
PC-8001mkII
PC-6001mkII
マイコンソフト 電波新聞社 カセットテープ DP-3482 (MZ7)
DP-3779 (PC80II)
DP-1019 (PC60II)
[注釈 12]
- MZ7:MZ-80シリーズでは使用不可[25]
5 ギャラクシアン 日本 198401311984年1月31日
MSX ナムコ 日本 ナムコ
ヨーロッパ BUG BYTE
16キロバイトロムカセット 日本 DP-3704[注釈 13]
-
6 Galaxian アメリカ合衆国 1984年
 ・4月:IBM,TI99[26][27]
 ・5月:COV[28]
 ・6月:APII,C64,VIC[29][30][31]
 ・12月:ZX[32]
IBM PC
TI-99/4A
コレコビジョン
Apple II
コモドール64
VIC-1001
ZX Spectrum
アタリ アタリ フロッピーディスク (IBM,APII)
ロムカセット (TI99,COV,VIC,C64)
カセットテープ (ZX)
DX5525 (IBM)
RX8540 (TI99)
70006 (COV)
DX5524 (APII)
RX8541 (VIC)
RX8542 (C64)
TSM9531 (ZX)
-
7 ギャラクシアン 日本 1984年
 ・4月頃:PC88[33]
 ・8月頃:X1 (CT版,3"FD版)[34]
 ・11月頃:X1 (5"FD版)[35]
PC-8801
X1
マイコンソフト 電波新聞社 カセットテープ
フロッピーディスク
DP-3101057 (PC88 CT版)
DP-3101102 (PC88 FD版)
DP-3203140 (X1 CT版)
DP-3203204 (X1 3"FD版)
DP-3203208 (X1 5"FD版)
-
8 ギャラクシアン 日本 198409071984年9月7日
ファミリーコンピュータ ナムコ ナムコ 128キロビットロムカセット[36] NGX-4500 -
9 ギャラクシアン 日本 1985年4月頃[37]
FM-7 マイコンソフト 電波新聞社 カセットテープ
フロッピーディスク
DP-3301144 (CT版) -
10 ギャラクシアン 日本 199011291990年11月29日
ディスクシステム ナムコ ナムコ ディスクカード片面 NDS-GXN - ロムカセット版の移植
書き換え専用ソフト
11 日本 ギャラガ&ギャラクシアン
アメリカ合衆国 Arcade Classic No. 3 - Galaga & Galaxian
ヨーロッパ Arcade Classic No. 3 - Galaga & Galaxian
日本 199507141995年7月14日
アメリカ合衆国 1995091995年9月
ヨーロッパ 1995年
ゲームボーイ ナムコ 日本 ナムコ
アメリカ合衆国 Nintendo
ヨーロッパ Nintendo
ロムカセット 日本 DMG-AGCJ-JPN
ヨーロッパ DMG-AGCP-NOE
- 『ギャラガ』とのカップリング移植
スーパーゲームボーイ対応
12 ナムコミュージアム Vol.3 日本 199606211996年6月21日
ヨーロッパ 1997021997年2月
PlayStation ナウプロダクション ナムコ CD-ROM 日本 SLPS 00390
ヨーロッパ SCES 00268
- 縦置きモニター表示に対応
隠し要素で、残像モード・高速モードを搭載
13 ナムコギャラリー VOL.2 日本 199611291996年11月29日
ゲームボーイ ナムコ ナムコ ロムカセット DMG-AN2J-JPN - スーパーゲームボーイ対応
『ギャラガ&ギャラクシアン』版とほぼ同内容
14 ナムコヒストリー VOL.4 日本 199812241998年12月24日
Windows (95) ナムコ ナムコ CD-ROM NMC-2012 -
15 Namco Museum 64 アメリカ合衆国 199910311999年10月31日
NINTENDO 64 Mass Media Games ナムコ ロムカセット NUS-NNME-USA - 日本未発売
16 Namco Museum アメリカ合衆国 200006252000年6月25日
ドリームキャスト Mass Media Games ナムコ GD-ROM T-1403N - 日本未発売
収録作品はN64版と同一
17 ギャラクシアン 日本 2001年3月[38]
iアプリ ナムコ ナムコ ダウンロード
(アプリキャロット)
- -
18 Namco Museum アメリカ合衆国 2001年12月4日 (PS2)
アメリカ合衆国 2002年10月9日 (GC,XB)
PlayStation 2
ニンテンドー ゲームキューブ
Xbox
Mass Media Games ナムコ CD-ROM (PS2)
8センチ光ディスク (GC)
SLUS-20273 (PS2)
DOL-GNME-USA (GC)
X02134 (XB)
- 日本未発売
N64,DC版の増補版的内容
19 ナムコミュージアム アメリカ合衆国 200106112001年6月11日
日本 200112072001年12月7日
ヨーロッパ 200112072001年12月7日
ゲームボーイアドバンス Mass Media Games ナムコ ロムカセット アメリカ合衆国 AGB-ANME-USA
日本 AGB-ANMJ-JPN
ヨーロッパ AGB-ANMP
-
20 日本 ナムコミュージアム
アメリカ合衆国 Namco Museum Battle Collection
ヨーロッパ Namco Museum Battle Collection
日本 200502242005年2月24日
アメリカ合衆国 200508232005年8月23日
ヨーロッパ 200512092005年12月9日
日本 2006年6月8日 (廉価版)
PlayStation Portable ゴッチテクノロジー ナムコ UMD 日本 ULJS-00012
アメリカ合衆国 ULUS-10035
ヨーロッパ UCES-00116
- 画面モード6種[注釈 14]
21 アメリカ合衆国 Namco Museum - 50th Anniversary
日本 ナムコミュージアム アーケードHITS!
オーストラリア Namco Museum - 50th Anniversary
ヨーロッパ Namco Museum - 50th Anniversary
アメリカ合衆国 2005年8月30日 (PS2,XB,GC)
アメリカ合衆国 2005年10月25日 (WIN)
日本 2006年1月26日 (PS2)
オーストラリア 2006年3月27日 (WIN)
ヨーロッパ 2006年3月31日 (PS2,XB)
ヨーロッパ 2006年5月19日 (WIN)
ヨーロッパ 2006年6月9日 (GC)
PlayStation 2
ニンテンドーゲームキューブ
Xbox
Windows (XP)
Digital Eclipse アメリカ合衆国 ナムコ
日本 ナムコ
ヨーロッパ エレクトロニック・アーツ
DVD-ROM (PS2,XB)
8センチ光ディスク (GC)
CD-ROM (WIN)
アメリカ合衆国 SLUS-21164 (PS2)
アメリカ合衆国 SLUS-20273GH (PS2廉価版)
アメリカ合衆国 DOL-G5NE-USA (GC)
日本 SLPS-25590 (PS2)
ヨーロッパ SLES-53957 (PS2)
ヨーロッパ DOL-G5NE-EUR (GC)
-
22 ナムコミュージアムDS アメリカ合衆国 200709182007年9月18日
日本 200710112007年10月11日
ヨーロッパ 200802292008年2月29日
ニンテンドーDS エムツー バンナム DSカード アメリカ合衆国 NTR-YNME-USA
日本 NTR-YNMJ-JPN
ヨーロッパ NTR-YNMP-EUR
- 画面モード4種[注釈 15]
23 アメリカ合衆国 Namco Museum Remix
日本 みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル
ヨーロッパ Namco Museum Remix
アメリカ合衆国 200710232007年10月23日
日本 200712062007年12月6日
ヨーロッパ 200804082008年4月8日
Wii バンナム アメリカ合衆国 バンナム
日本 バンナム
ヨーロッパ アタリ
Wii用12センチ光ディスク アメリカ合衆国 RVL-RN2E-USA
日本 RVL-RNWJ-JPN
ヨーロッパ RVL-RN2P
-
24 ギャラクシアン 日本 200909292009年9月29日
Wii バンナム バンナム ダウンロード
バーチャルコンソールアーケード
- - 2019年1月31日配信・発売終了[39]
25 ナムコミュージアム バーチャルアーケード アメリカ合衆国 200811042008年11月4日
ヨーロッパ 200905152009年5月15日
日本 200911052009年11月5日
Xbox 360 バンナム バンナム DVD-ROM アメリカ合衆国 21022
日本 2RD-00001
-
26 NAMCO MUSEUM ARCHIVES Vol.1 INT 202006182020年6月18日
Nintendo Switch(日本国外)
PlayStation 4
Xbox One
Windows(Steam)
B.B.スタジオ
エムツー
バンナム ダウンロード - - ファミリーコンピュータ版の後期ロット版を収録
27 ギャラクシアン
(ナムコットコレクション版)
日本 202008202020年8月20日
Nintendo Switch B.B.スタジオ
エムツー
バンナム Switch専用ゲームカード
ダウンロード
HAC-P-AW7PB - ファミリーコンピュータ版の移植
DLC第2弾10タイトル中の1本
28 ギャラクシアン 日本 2022年11月24日[40][41][42][43]
PlayStation 4
Nintendo Switch
ナムコ ハムスター ダウンロード
アーケードアーカイブス
- -
29 Atari 50: THE NAMCO
LEGENDARY PACK
INT 202511132025年11月13日
Atari VCS
Nintendo Switch
PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Windows
Digital Eclipse Atari Interactive ダウンロード - - Atari 2600、Atari 400とAtari 5200版の移植
DLCゲームとして収録
MZ-700版
マイコンソフトによる最初のギャラクシアン。ギャラクシップがローマ字や記号の組み合わせで表現される等、性能が限られたハードでゲームを成立させるための工夫が凝らされている[25]。二作目のPC-8001mkII版共、移植担当は後にX1用ゼビウスを手掛ける藤岡忠[44]
MSX版
ナムコットゲームセンターシリーズ第3弾として発売[注釈 16]。後に1990年4月26日にフロッピーディスクで発売されたMSX用オムニバスソフト『ディスクNG 2』にも、このMSX版が収録されている。
内容的な特徴としては、ゲーム開始直後からエイリアンのミサイル発射角度が広い、波状攻撃が始まると待機中の全エイリアンが一斉に攻撃に転じる等。
ファミリーコンピュータ版
ナムコットブランドによるファミコン参入第1弾。開発担当は宇田川治久。本作は元々ファミコン解析の進捗報告のために作られた試作品であったが、その完成度の高さから商品化が決定し、改修を経てリリースに至った経緯を持つ[45][46][47]
エイリアンの機動[注釈 17]や波状攻撃開始のタイミング[注釈 18]等細かな差異はあるが、当時としては出色の移植度を誇った。
裏技について
ファミコン版では、リセットボタンの押下を内部でカウントしており、45回リセットボタンを押した後、2コントローラ側のABボタンを押しながらリセットボタンを押すという操作をする度に、ゲームとはまったく関係のない、ミシェル・ローランフランス語版の『サバの女王』のメロディが流れる隠し音楽モードがある。ここでのサウンドドライバはゲーム本体のものとは別に実装されており、画面には音程やステップなどがテキストで簡易的に表示される。なお、リセットボタンの押下回数は、ABが押されていなかった場合、46回目にカウンタがゼロにもどる。ただ、ABを押した状態でもリセットボタンの押下は全てカウントされるため、2コントローラのABを押下したままリセットボタンを連打するという方法も伝播している。また、隠し音楽モードで『サバの女王』が流れた後にリセットボタンを44回押すと、『風の谷のナウシカ』の『ナウシカ・レクイエム』に移行する。
この裏技を紹介した『ファミリーコンピュータMagazine』(徳間書店、1985年10月号)に対し、ナムコが「掲載許諾を出していない画面を掲載した」としてクレームを入れたものの、『風の谷のナウシカ』の楽曲は、版権所有者である徳間書店に無断でデータを収録したものであったため、形勢が逆転し不問となったというエピソードがある[48][49]
ファミコン版のROMに含まれるデータの先頭部分には社名とプログラマの署名テキストが入っているが、ゲーム中では使用されていない。
ゲームボーイ版
プレイ中はスコアが表示されず、ポーズをかけるかミスをした際にのみ表示される。またスーパーゲームボーイ使用時の配色に合わせ、パープルエイリアンの名称が「イエロー・エイリアン」に変更されている。その他、旗艦を撃墜した際の敵の攻撃弱体化が短い、波状攻撃開始のタイミングが早い[注釈 19]等の特徴がある。
ギャラガ&ギャラクシアン』と『ナムコギャラリーVOL.2』に収録されており、内容はほぼ同一だが、スーパーゲームボーイのピクチャーフレームの意匠は異なる[注釈 20]

開発

本作は、1978年社会現象化したタイトースペースインベーダー』の大ヒットを受け、「ポスト・インベーダー」を目標に企画、開発された[50][51]。開発コードは「V-2(ビデオII)」[52]

ハードウェア技術として、日本では初めてスプライトを利用しており、ソフトウェア面ではそれが活用され、シューティングゲームの基礎を築いた[3]。技術的源流は米国アタリ社であり、ナムコはアタリが使用していた『オブジェクト』という用語を踏襲している[53]

一方、ハードウェアを担当した石村繁一は、2020年のインタビューの中で、『ギャラクシアン』は動くことだけを最優先するあまり入手困難な部品を使ってしまい、量産する際にとても効率の悪いものになってしまったと振り返っており、ナムコの生産部として半導体調達を担当していた原口洋一も苦労したと同じインタビューの中で打ち明けている[54]。次回作『パックマン』の基板設計に当たってはその反省として量産性を重んじる方針が取られた[54]

スタッフ

アーケード版[55]
  • 企画:澤野和則
  • ハードウェア:石村繁一
  • プログラム:田城幸一
  • サウンド石村繁一、安江正樹[56](スタートミュージック/敵命中音)、甲斐敏夫[54]
  • グラフィック:山下正(キャラクタードット絵/ロゴデザイン/筐体グラフィック)、中馬義明(旗艦ドットデザイン[57]小野浩[58]
MZ-700/1200版、PC-8001mkII版
PC-8801版
  • プログラム:呉英二(石原彰生)[59]
X1版
  • プログラム:NOBORU GANKOU[60]
ファミリーコンピュータ版
  • プログラム:宇田川治久[45][46]

反響

1979年10月19日~21日に開催された「第17回AMショー」にて大いに注目を集め、注文が殺到したことから、早々にライセンス生産を決定[61]。「製品名に『ギャラクシアン』を入れる」「国内ではテーブル筐体のみとする」等の条件のもと、国内ではセガ・エンタープライゼス(現:セガ)、タイトー、シグマ(現:KeyHolder)、アイレム(現:アイレムソフトウェアエンジニアリング)、コナミ工業(現:コナミデジタルエンタテインメントコナミアミューズメント)、サミー(現:セガサミーホールディングス)、日本物産[注釈 21]等、海外では米国ミッドウェイ社(後のミッドウェイゲームズ、現:ワーナーゲーム)、英国ベルフルーツ社等と契約が結ばれた[62][63][64]

評価

評価
レビュー結果
媒体結果
Computer and Video Games15/20点 (A26)[65]
Eurogamer9/10点 (AC)[66]
Your Sinclair11.5/15点 (ZX)[67]
Electronic Fun with Computers & Games2/4点 (A52)[68]
アーケード版
1998年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム2』では、「エイリアンたちは単に整列しているだけでなく、なめらかな動きで攻撃してくるのが当時は非常に美しかった。インベーダーブームが去り、ゲーム界に活気がなくなりかけてきての大ヒットだけに、その業界に与えた功績は大きい」、「ラウンドが表示されるという点もプレイヤーを熱く燃えさせた。しかも単純に数字ではなく、1面ごとに赤い旗が立っていき、10面で数字付きのビックな赤旗になる。この旗をいくつ並べられるかをみんなで競い合うのが楽しかった」と紹介されている[69]
ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌ファミリーコンピュータMagazine1991年5月10日号特別付録の『ファミコンロムカセット オールカタログ』では、「シューティングの原点だ」、「さすがに古さを感じさせる、ナムコのファミコンソフト第1号。『撃つ』『かわす』の繰り返しだがそれでも、一度始めると夢中になってしまうのは、敵機の飛行アルゴリズムの面白さとゲームバランスの良さによるものだろう。現在の主流であるパワーアップ型シューティングと比べると、古さよりもむしろ新鮮さを感じる不思議なゲームでマニアのコレクションに欠かせない」と紹介されている[36]

関連作品

脚注

外部リンク

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