ブガッティ・W16ミストラル
From Wikipedia, the free encyclopedia
| ブガッティ・W16ミストラル | |
|---|---|
|
フロント | |
|
リア | |
| 概要 | |
| 製造国 |
|
| デザイン |
アキム・アンシャイト フランク・ヘイル フロリアン・ウェスターマン |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2名 |
| ボディタイプ | 2ドア・ロードスター |
| 駆動方式 | 全輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン | 8.0リッターW型16気筒クワッドターボエンジン |
| 最高出力 | 1,600 PS |
| 最大トルク | 1,600 N・m |
| 変速機 | 7速DCT |
| サスペンション | |
| 前 | ダブルウィッシュボーン式 |
| 後 | ダブルウィッシュボーン式 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,711 mm |
| 全長 | 4,694 mm |
| 全幅 | 2,034 mm |
| 全高 | 1,212 mm |
| 車両重量 | 2,040 kg |
W16ミストラル(Bugatti W16 Mistral)は、フランスのブガッティが製造・販売したオープントップのハイパーカーである。世界限定で99台が生産された。
2022年8月19日(米国・現地時間)、「W16 ミストラル」は、アメリカのカリフォルニア州で開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング(The Quail, A Motorsports Gathering(英語版))」にてワールドプレミアとなった[1][2]。
W16 ミストラルは、シロンをベースとした2シーターのオープンモデルであるが、あくまで独立したロードスターモデルである。また、ヴェイロン以来の歴代のモデル同様にW16エンジンを搭載している。しかし、同車は最後のW16搭載モデルとなる。名称に関しては、ローヌ川渓谷から南フランスのコート・ダジュールを抜けて地中海へと吹く風の「ミストラル」に由来する[3][4][5]。
世界限定で99台のみが作られる予定であり、発表時において既に全台数が完売していた。生産はフランス国内のモルスハイムの「アトリエ」と呼ばれるブガッティの本社工場にて手作業で行われる。この工場では「ボライド」や「トゥールビヨン」などが生産されている。また、納車については、2024年から開始される予定である[1][6]。
価格は、500万ユーロ(約6億7945万円(発表時))となっている[1]。
欧州市場においては、2022年9月26日(仏・現地時間)に「シャンティ・アート&エレガンス・リシャール・ミル(英語版)」において初公開となった[7]。
日本市場においては、日本正規代理店であるSKY GROUPが、2023年1月24日にブガッティ東京においてW16 ミストラルを初公開した。既に予定台数が完売していたため、日本人の顧客の3人はキャンセル待ち列に並ぶ形となっている[3]。
メカニズム
ミストラルのプラットフォームはシロンのものがベースであるが、単にルーフを切り取ったというわけではなく、ロードスターとしての外観に適した丸みを帯びた外観にすべくカーボンファイバー製モノコックは全てが再設計されている。また、シャシやボディパネルには、高度な複合材料が使用され、それらはチタンとアルミニウムが組み合わさり3Dプリンターで製作されている[2][8][9]。
エンジンは、シロン・スーパースポーツ300+と同様のもので、V8エンジンをV字型に組み合わせ、各バンクに装着したターボチャージャーで過給される8リッターW型16気筒エンジンをキャビン後方に搭載している。また、このエンジンのターボチャージャーやオイルポンプ、バルブトレイン付きのピストンなどにはチューニングが施されており、最高出力1600PS・最大トルク1600Nmを発揮する[2][3][10]。
パフォーマンスとしては、最高速度が420km/h(リミッター作動)となっている。0-100km/h加速が2.4秒、0-200km/h加速が5.6秒、0-400km/h加速は29.0秒以下である[3][11]。