ブガッティ・トゥールビヨン
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| ブガッティ・トゥールビヨン | |
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フロント | |
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リア | |
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内装 | |
| 概要 | |
| 製造国 |
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| 販売期間 | 2024年 - |
| デザイン | フランク・ヘイル |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 2名 |
| ボディタイプ | 2ドアクーペ |
| エンジン位置 | リアミッドシップ |
| 駆動方式 | 全輪駆動(AWD) |
| パワートレイン | |
| エンジン | 8355cc・V型16気筒DOHC自然吸気エンジン |
| モーター | 永久磁石同期モーター(3基) |
| 最高出力 |
1000 hp(エンジン) 250 kW / 335 hp(モーター1基) 1800 hp(システム全体) |
| 最大トルク |
900 N・m(エンジン) 240 N・m(モーター1基) 3000 N・m(システム全体) |
| 変速機 | 8速DCT |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,740 mm |
| 全長 | 4,671 mm |
| 全幅 | 2,051 mm |
| 全高 | 1,189 mm |
| 車両重量 | 1,995 kg(乾燥重量) |
| その他 | |
| 最高速度 | 445 km/h(リミッター解除時) |
| 系譜 | |
| 先代 | シロン |
トゥールビヨン(Bugatti Tourbillon)は、フランスのブガッティ(ブガッティ・リマック社)が製造・販売したプラグインハイブリッドのハイパーカーである。全世界250台限定で生産された。
2024年6月20日(仏・現地時間/CEST)に、新たなPHEVハイパーカーとして「トゥールビヨン」が発表された[1]。この発表は午後10時からYouTube上のライブストリーミングでも行われた[2]。
このトゥールビヨンは、新たにV16エンジンとモーターのハイブリッドシステムを採用している。これまでのクワッドターボW16エンジンを搭載し、レーシングドライバーから命名してきたヴェイロンやシロンとは異なっている[3][4]。
車名は、フランス語で「渦」を意味し、18世紀のスイスの時計技師アブラアム=ルイ・ブレゲが考案した腕時計の構造「tourbillon」に由来している[1][5]。
生産はフランス国内のモルスハイムの「アトリエ」と呼ばれるブガッティの本社工場にて手作業で行われる。予定されているのは世界限定250台である。また、この工場では「ボライド」や「W16ミストラル」が生産されている[6]。
車両価格は、380万ユーロ(約6億5000万円(発表時))で、納車は2026年からを予定している[6]。
日本においては、ブガッティの正規輸入販売を手がけるSKY GROUPが同月25日から予約販売を開始しており、2024年11月7日に東京都港区で発表会が行われた。日本への割り当ては10数台となっている[1][7]。
メカニズム
トゥールビヨンには、新開発のシャシーとボディ構造が採用されている[8]。プラグインハイブリッドのパワートレインを搭載することを想定し、バッテリモジュールも構造体として統合したプラットフォームをベースにし、T800カーボンコンポジットモノコックを採用している。この新型プラットフォームの特徴として、フロントに配置されている5つ[注釈 1]のラジエーターがあり、そのうち2つはエンジンに直接空気を送り込み、他はグリルから取り込んだ空気をキャビンと電気系統の冷却の役割を持つ。また、フロントとリアには、低圧薄壁鋳造アルミニウムや3Dプリントを用いた構造ブレースを配置している。さらに、鍛造アルミニウムを使用した前後のマルチリンク式サスペンションは種々の技術により、先代シロンと比較すると45%の軽量化を実現している。リチウムイオンバッテリーは、センタートンネルとキャビン後方に設置され、その容量は24kWhであり、EV走行時WLTPモードで60km以上の航続距離となっている[1][5][8][9][10]。
パワートレインに関しては、8.3L・V型16気筒エンジンおよびモーター3基により構成されている。システムトータルで最高出力1800hp・最大トルク3000Nmを発揮する[9]。
リアミッドに縦置き搭載されるエンジンは、8355cc・V型16気筒DOHC自然吸気で、コスワースの協力を得て新たに開発されている。このエンジンは、最高出力1000hp(約1825PS/1342kW)・最大トルク900Nmを発揮し、最高回転数は9000rpmとなっている。また、最先端技術と軽量素材の採用により、エンジンの重さはわずか252kgにとどまっている。これが8速DCTのトランスミッションと組み合わさり後輪を駆動する。モーターは、永久磁石同期電動機であり、フロントに2基・リアに1基搭載されている。このモーターは1基あたり最高出力250kW(335hp)・最大トルク240Nmを発揮する。フロントアスクルに搭載の2基は、コーナリング時に左右輪の駆動力を変えて旋回性を高めるトルクベクタリングを備えている[1][5][6][9]。
パフォーマンスとしては、0-100km/h加速は2.0秒であり、0-200km/h加速は5.0秒未満、0-400km/h加速は25秒未満とされている。最高速度は、リミッター作動時に380km/hで、リミッター解除時には445km/hとなっている[1][11]。
腕時計
ジェイコブ&コー(英語版)は、2024年にブガッティとのコラボの新商品として「ブガッティ トゥールビヨン」という腕時計を発売した。この腕時計の名称は本稿の主題である自動車と同一のものとなっている。スピードメーターやフロントグリル、サイドラジエーターのインレット、サイドウィンドウが再現されたデザインである。「ブラックチタン」「ブルーPVDチタン」「ローズゴールド」「ブルー&レッド(ポリッシュチタン)」という4モデルがラインナップされている。価格はローズゴールドが7550万4000円、それ以外のモデルが6582万4000円となっている[注釈 2]。また、最初の2種類のモデルが世界150本ずつで、あとの2種類のモデルが99本ずつという限定生産となっている(2026年4月時点)[12][13]。