ホンダ・RA621H

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ホンダ・RA621H

ホンダ・RA621Hは、本田技研工業ホンダF1)とホンダ・レーシング2021年のF1世界選手権用に開発・製造したフォーミュラ1カーF1カー)のレシプロエンジンである。開発総責任者(ラージプロジェクトリーダー、LPL)は過去のホンダF1開発に携わり、ホンダ・N-BOXの開発責任者としても知られる本田技術研究所浅木泰昭[1][2]、現場責任者(テクニカルディレクター)は田辺豊治

スペック

骨格
従来のホンダF1製エンジンとは骨格が大きく異なる。従来のエンジンの骨格はレーシングエンジンとしては一般的なアルミ鋳物であるが、RA621Hの新たな骨格は高強度アルミ合金の総削り出しとなっている[3]
パワーユニット
最低重量は150kg内燃機関(ICE)、モータージェネレーターユニット-キネティック(MGU-K)、モータージェネレーターユニット-ヒート(MGU-H)、エネルギーストア(ES)、ターボチャージャー(TC)、コントロールエレクトロニクス(CE)で構成されている。
内燃機関
エネルギー回生システム(ERS)併用MGU-H[4]。エンジン形式はV型6気筒。排気量は1,600cc(1.6L)以下。最高回転数は15,000rpm。バンク角は90度。バルブ数は24。最高燃料流量は100kg / 時(10,500rpm以上)、燃料消費量は1レースあたり110kg(F1レギュレーション規定限界量)、燃料噴射直はシングルインジェクター / 最大500バール、過給方式はシングルステージコンプレッサーエキゾーストタービン。
エネルギー回収システム
モータージェネレーターユニットハイブリッド式エネルギー回収、クランクシャフト連結電気式MGU-K、ターボチャージャー連結電気式MGU-Hエネルギーストアによって構成されている。リチウムイオン電池を2025kg搭載。MGU-K最高回転数は50,000rpm。最大パワー:120kW。最大エネルギー回生は1周あたり2MJ。最大エネルギーデプロイメント:1周あたり4MJ。MGU-Hの最高回転数は125,000rpm。最大エネルギー回生は上限なし、最大エネルギーデプロイメントも上限なしである。
トランスミッション
ギアボックスカーボンファイバー縦置きコンポジットケース、ギア比は前進8速+リバース1速、ギアセレクト:油圧式シームレスシフト。ディファレンシャル遊星歯車機構クラッチは油圧式カーボンマルチプレート。

《出典なき記述:[5]

2021年のF1世界選手権での搭載

レッドブル・RB16B

レッドブル・RB16B

レッドブル・レーシングが開発した、ホンダ製のパワーユニットを搭載する車体としては3年目になるレッドブル・RB16Bに搭載された。燃料及びオイルモービル1エクソンモービル)を使用した。そして、レッドブル・ホンダはドライバーズタイトルを獲得。ドライバーはマックス・フェルスタッペンセルジオ・ペレス

アルファタウリ・AT02

アルファタウリ・AT02

スクーデリア・アルファタウリが開発したアルファタウリ・AT02に搭載。燃料及びオイルは、レッドブル同様にモービル1(エクソンモービル)を使用した。ドライバーは角田裕毅ピエール・ガスリー

脚注

関連項目

外部リンク

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