マーティン・ペレス

ベネズエラの野球選手 (1991 - ) From Wikipedia, the free encyclopedia

マーティン・ペレス・ヒメネスMartín Pérez Jiménez, 1991年4月4日 - )は、ベネズエラポルトゥゲサ州グアナレ出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。愛称はエル・デ・グアナレEl De Guanare[1]

生年月日 (1991-04-04) 1991年4月4日(35歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
200 lb =約90.7 kg
概要 アトランタ・ブレーブス #33, 基本情報 ...
マーティン・ペレス
Martin Perez
アトランタ・ブレーブス #33
2017年7月19日
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 ポルトゥゲサ州グアナレ
生年月日 (1991-04-04) 1991年4月4日(35歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 2012年6月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ベネズエラの旗 ベネズエラ
WBC 2017年2023年
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経歴

プロ入りとレンジャーズ時代

2007年契約金58万ドルでテキサス・レンジャーズと契約し、16歳でプロ入り[2]

2008年に傘下のA-級スポケーン・インディアンス英語版でプロ初出場を果たした。

2009年にはA級ヒッコリー・クロウダッズで防御率2.31を記録し、シーズン後半にはA+級を飛ばして18歳の若さでAA級フリスコ・ラフライダーズに昇格を果たした[2]

2010年の開幕前には「ベースボール・アメリカ」誌の有望株ランキングにおいて、球団内ではネフタリ・フェリスジャスティン・スモークに次ぐ3位、全体では17位の高評価を受けた[3]

2010年は故障の影響もあり、AA級フリスコで防御率5.96だった。

2011年はAA級フリスコで防御率3.16と結果を残した後、AAA級ラウンドロック・エクスプレスに昇格したが、10試合の先発登板で、防御率6.43に終わった[2]。シーズン終了後の11月18日にレンジャーズの40人枠に入った[4]

2012年6月26日にメジャーに昇格し、翌27日のデトロイト・タイガース戦でメジャー初出場を果たした。

2013年開幕後はAAA級ラウンドロックに所属していたが、6月22日にメジャー昇格した。この年はメジャーで20試合に先発登板し10勝6敗、防御率3.62を記録し、新人王の投票ではリーグ6位タイだった[5]。オフの11月7日に総額1250万ドルの4年契約(2020年までの球団オプション付き)を結んだ[6]

2014年は開幕ロースター入りしたが、5月14日に左肘内側側副靭帯英語版の損傷で15日間の故障者リスト入りし[7]、5月19日にトミー・ジョン手術を受けた。5月20日に60日間の故障者リストへ異動した[8]

2015年は14試合に先発登板した。3勝6敗、防御率4.46を記録した。ポストシーズンに初出場となり、2015年のアメリカンリーグディビジョンシリーズ第3戦で先発登板したが5イニングを4失点で敗戦投手となった。チームも5試合の末、シリーズ敗退した。

2016年先発ローテーションに定着し、チーム1位[9]の33試合に先発登板して規定投球回に達した。防御率4.39、自身初の2桁勝利となる10勝11敗、76四球(アメリカンリーグワースト4位タイ)、103奪三振を記録した。

2017年はシーズン開幕前の2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベネズエラ代表に選出された[10]。同年は32試合に先発登板しチーム1位の13勝を記録したが、防御率4.82、WHIP1.53と投球内容は今ひとつであった。

2018年は4月22日のシアトル・マリナーズ戦において、イチローに現役最後の安打を打たれている。最終的に22試合(先発15試合)で2勝7敗、防御率6.22を記録した。

ツインズ時代

2019年1月30日にミネソタ・ツインズと1年契約を結んだ[11]。7月と8月にそれぞれ三重殺を記録した[12][13]。オフに球団に選択権のある契約延長オプションを破棄され、FAとなった[14]

レッドソックス時代

2019年12月19日にボストン・レッドソックスと1年総額600万ドルの契約を結んだ[15]

2020年オフの11月1日にFAとなった[16]

2021年2月12日にレッドソックスと1年総額450万ドルで再契約した[17]

レンジャーズ復帰

2022年3月14日に古巣のレンジャーズと400万ドルの1年契約を結んだ[18][19]。この年は5月に自身初のピッチャー・オブ・ザ・マンスを受賞するなど、前半だけで18試合に登板し7勝2敗、防御率2.68[20]の好成績で自身初のMLBオールスターゲームに選出された。オールスターゲームでは5回裏に登板して無失点に抑えた[21]。オフの11月6日にFAとなった[22]。11月15日にレンジャーズから提示されたクオリファイング・オファーを受諾し、再契約を結んだ [23]

2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回WBCベネズエラ代表に選出された[24]。この年は先発とリリーフの両方で起用され、35試合(先発20試合)に登板して141.2イニングを投げ、10勝4敗、防御率4.45、93奪三振を記録した[25][26]。チームはアリゾナ・ダイヤモンドバックスを破り、球団史上初のワールドシリーズ制覇を果たした[27]。オフの11月3日にFAとなった[28]

パイレーツ時代

2024年1月5日にピッツバーグ・パイレーツと1年契約を結んだ[26]。パイレーツでは2勝5敗、防御率5.20を記録した。

パドレス時代

2024年7月30日にロナルディス・ヒメネスとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍した[29]。移籍後は3勝1敗、防御率3.46を記録した。オフの10月31日にFAとなった。

ホワイトソックス時代

2025年1月21日にシカゴ・ホワイトソックスと1年総額500万ドルで契約を結んだ[30]。4月19日に左肘の炎症で故障者リスト入りし[31]、2日後に60日間の故障者リストに移行した[32]。8月12日に故障者リストから復帰した[33]。9月19日に再び故障者リスト入りした[34]。11月4日にペレスと球団の双方がオプションを行使せず、FAになった[35]

ブレーブス時代

2026年1月30日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ[36]。3月30日にメジャー契約を結んだ[37]

選手としての特徴

速球は通常91~93mph(146.4~149.7km/h)で、最速は95mph(152.9km/h)に達するが、制球に不安がある。打者の手元でよく沈むため、制球が定まれば効果的にゴロを打たせることが出来る。変化球ではチェンジアップの評価が非常に高く、決め球として用いている。他にはカーブも投げる[2]

将来像はメジャーの先発2番手クラスのプロスペクトとされ、速球とカーブの制球力が向上すれば、エース級の投手に育つ可能性を秘めていると言われていた。同じベネズエラ出身の左腕で、体格もよく似ているヨハン・サンタナとはしばしば比較されていた[2]

人物

本人曰く歌うのが大好きである。腕前は、2023年に開催されたWBC前の対ヒューストン・アストロズとの強化試合において、選手であるにもかかわらず、自国の国歌を伴奏なしで独唱するほど。

詳細情報

年度別投手成績

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W
H
I
P
2012 TEX 1260001400.20017738.04731512255226235.451.63
2013 202010010600.625529124.1129153703849255503.621.34
2014 882204300.57120751.15031911351025254.381.42
2015 14140003600.33333978.28832412481045394.461.42
2016 3333000101100.476885198.220518760410332110974.391.41
2017 3232000131200.520811185.022123633611540108994.821.53
2018 22150002702.22239785.1116163612523168596.221.78
2019 MIN 322900010700.588737165.118423671313531104945.121.52
2020 BOS 12120003500.37526262.05582803462033314.501.34
2021 36220007801.467509114.0136193629972171604.741.51
2022 TEX 323211012800.600821196.11781169061696270632.891.26
2023 352000010402.714608141.2150214914932374704.451.40
2024 PIT 16160002500.28637383.0105133203632151485.201.65
SD 10100003100.75021752.04691702440020203.461.21
'24計 26260005600.455590135.01512249051072171684.531.48
2025 CWS 11100001600.14322856.04062202440023223.541.11
MLB:14年 325279430919305.49570701631.217501915901152115343158838004.411.43
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

ポストシーズン投手成績

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2015 TEX ALDS 11010215.060310200447.20
2021 BOS ALCS 40000173.0604200005412.00
2023 TEX ALCS 20000143.140100100112.70
WS 10000101.1502001004427.00
出場:3回 810006212.2210103040014139.24
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  • 2025年度シーズン終了時

WBCでの投手成績

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2017 ベネズエラ 22010316.0101110600657.50
2023 22000223.290200400449.82
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  • 太字は大会最高

年度別守備成績

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投手(P)












2012 TEX 1212001.000
2013 2042211.963
2014 815011.000
2015 145611.917
2016 3392513.971
2017 3261921.926
2018 2217011.000
2019 MIN 3291920.933
2020 BOS 1203001.000
2021 36314021.000
2022 TEX 3261921.926
2023 35615031.000
2024 PIT 1665011.000
SD 1009001.000
'24計 26614011.000
2025 CWS 112220.667
MLB 325591721115.955
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

背番号

  • 33(2012年 - 2019年)
  • 54(2020年 - )

代表歴

脚注

関連項目

外部リンク

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