ヴィアシスティーナ

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欧字表記 Via Sistina
性別
ヴィアシスティーナ
欧字表記 Via Sistina
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2018年3月27日(8歳・現地表記)
Fastnet Rock
Nigh
母の父 Galileo
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Laundry Cottage Stud Farm
馬主 Mrs R G Hillen
→Yu long Investments
調教師 ジョセフ・ツイート(英国)
→ジョージ・バウヒー(英国)
→クリス・ウォーラー(豪州)
競走成績
タイトル 豪年度代表馬(2024/25シーズン)
生涯成績 29戦16勝
獲得賞金 £4,567,010
WBRR I117 / 2023年[1]
I127 / 2024年[2]
I120 / 2025年[3]
勝ち鞍
G1プリティポリーS2023年
G1ランヴェットS2024年・2025年
G1ウィンクスS2024年・2025年
G1ターンブルS2024年
G1コックスプレート2024年・2025年
G1豪チャンピオンズS2024年・2025年
G1ベリーエレガントS2025年
G1クイーンエリザベスS2025年
G2ダリアステークス2023年
G3フィユドレール賞2022年
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ヴィアシスティーナVia Sistina2018年3月27日 - )は、アイルランドで生産されイギリスオーストラリアで調教された競走馬

主な勝ち鞍は2023年プリティポリーステークス2024年2025年ランヴェットステークス連覇、ウィンクスステークス連覇、コックスプレート連覇、チャンピオンズステークス連覇、2024年のターンブルステークス、2025年のベリーエレガントステークスクイーンエリザベスステークス

3歳(2021年)

5月1日のサークス競馬場の未勝利戦でサム・ジェームスを背にデビューして3着。続いて22日のグッドウッド競馬場の条件戦でジム・クローリー英語版を背に初勝利を挙げた[4]

その後は7月14日のマルレ賞(G2)に鞍上ウィリアム・ビュイックで出走するも10着。10月2日のニューマーケット競馬場の条件戦を鞍上ジェイミー・スペンサーで制して2勝目を挙げた。11月6日のギリーズフィリーズ(L)は13着に敗れた[4]

4歳(2022年)

8月27日のウィンターヒルステークス(G3)にデーン・オニール英語版を背に出走して4着。10月7日のプライドステークス(G3)はスペンサーを背に2着となった[4]

その後は11月11日のフィユドレール賞(G3)を制してグループ競走初制覇を果たした[4]

5歳(2023年)

5月7日のダリアステークス(G2)に出走して勝利を挙げてグループ競走連勝とした[4]

7月1日のプリティーポリーステークス(G1)では単勝オッズ2.5倍の1番人気で出走[5]。発馬で行き脚が付かずに後方2番手で中間点を通過するが、緒戦では馬群の切り目を通って大外に持ち出して豪脚を炸裂。2着のステイアラートに2馬身差を付けて、グループ競走3連勝でG1初制覇を果たした[6]。なお、残り2ハロンから斜行し続けたことによってステイアラートと4着馬のロスカーベリーが被害を受けるもそのまま確定[注 1]。ステイアラート陣営が異議申し立てをするも走行妨害はあったが着順を改善することは不可能だったとして棄却された[7][8]

その後は7月14日のファルマスステークス(G1)に1番人気で出走るも圧勝したナシュワの3着[9]。8月20日のジャンロマネ賞(G1)でも1番人気で出走して、大外から猛追するもマルキーズドセヴィニエにハナ差競り負けて2着に敗れた[10]

10月21日のチャンピオンステークス(G1)はオイシン・マーフィーを背に4番人気で出走[11]。直線は手応えよく残り1ハロンで叩き合いから抜け出すも、キングオブスティールにゴール前で差し切られて3/4馬身差の2着に敗れた[12]

6歳(2023/2024年シーズン)

イギリスのジョージ・バウヒー厩舎からオーストラリアのクリス・ウォーラー英語版厩舎に移籍して、3月23日のランヴェットステークス(G1)にジェームズ・マクドナルドを背に1番人気で出走。最後方の6番手の追走から直線に入ると、残り400mのところで大外に持ち出して鞍上が満を持して追い出しを開始。末脚を炸裂させて2着争いを横目に突き抜けて、2着のプラスデュキャルゼルに1.2馬身差を付けて移籍初戦で2度目のG1制覇を果たした[13]

その後は4月13日のクイーンエリザベスステークス(G1)に単勝オッズ1.85倍の1番人気で出走。後方3番手の追走から直線入口のところで2番手に並び掛けたが、大逃げを打ったプライドオブジェニを捕えらず6.54馬身差の2着に敗れた[14]

7歳(2024/2025年シーズン)

8月24日のウィンクスステークス(G1)にケリン・マカヴォイ英語版を背に6番人気タイで出走。中団後方の9番手の追走から、内埒沿いを通って進出。直線では馬群の内から最短距離を通って、押し切りを図るズーガッチャを0.07馬身で際どく差し切って3度目のG1制覇を挙げた[4][15]

続いて9月14日のマカイビーディーヴァステークス(G1)に鞍上マクドナルドで1番人気で出走するも、ミスターブライトサイドから0.46馬身差の5着と完敗を喫した[4][16]

10月5日のターンブルステークス(G1)ではダミアン・レーンを鞍上に2番人気で出走。12番枠から中団後方あたりの馬群の外に付けて追走して、先頭から9馬身から10馬身ほどの位置で中間点を通過する。直線に向かって進出を開始すると後ろから勢いよく来たバッカスルーとの併せ馬となり、一度は交わされるも差し返して0.2馬身差で勝利。追い比べを制して4度目のG1制覇を挙げた[4][17]

その後は10月26日のコックスプレート(G1)を予定していたが、22日の最終追い切りでジェームズ・マクドナルドが落馬して、空馬となったままコースを約3周走った。管理するウォーラーは出走の可否は当日に決めることを話した[18]

こうして迎えたコックスプレート当日は、鞍上マクドナルドでJRAオッズ6.0倍の4番人気で出走[19]。レースはプライドオブジェニが逃げて、ヴィアシスティーナは7番手を追走。中盤で一つ位置取りを上げて、残り700m吹きから捲って一気に前方との差を詰めにかかる。最終コーナーでプライドオブジェニとプログノーシスを飲み込むと、約170mほどの直線で独走態勢。鞍上が早々に腰を上げてガッツポーズを決める余裕を見せながら2着のプログノーシスに8馬身差を付ける圧勝で5度目のG1制覇[注 2]。走破時計の2分01秒07は2017年のウィンクスを1秒87も更新するトラックレコードで、8馬身差も2016年にウィンクスが記録した着差レコードに並ぶものであった[20]

11月9日に行われたチャンピオンズステークス(G1)では道中中団後方で脚を溜め、4コーナーで大外へ持ち出して末脚を伸ばすと最後はアティシュに2馬身半差をつけ快勝、G1競走6勝目をマークした[21]

2025年に入り、2月15日に行われたアポロステークス(G2)はスタート一息で後方3番手でレースを進めると、最後の直線で懸命に追い上げてきたが先に抜け出したファンガールの後塵を拝し3着に敗れた[22]。続くベリーエレガントステークス(G1)では中団追走から鋭く脚を伸ばし残り50m付近で先頭に立つと、外から追い込んできたファンガールの追撃を振り切りG1・7勝目を挙げた[23]

その後、3月22日のランヴェットステークス(G1)では道中先頭から5馬身程離れた3・4番手に位置し、4コーナーからしぶとく脚を伸ばしすと最後は先行するリンダーマンを捕え、後続に1馬身半差をつけ8度目のG1勝利となった[24]。4月12日のクイーンエリザベスステークス(G1)では中団やや後方から脚を運び、レース中盤で徐々にポジションを上げ最後の直線で抜け出すと、後続に1馬身3/4差をつけ快勝し、G1レース9勝目を飾った[25]

このシーズンの活躍が評価され、2024/2025年シーズンのオーストラリア年度代表馬に選出されている[26]

8歳(2025/2026年シーズン)

8月23日のウィンクスステークス(G1)から始動。道中は後方のインで脚を溜め、直線で鋭く脚を伸ばして先頭に立つと最後は最後方から追いすがるアエリアナの追撃を振り切り連覇を達成、G1レース10勝目を挙げる[27]。続くマカイビーディーヴァステークス(G1)では中団の4番手に位置するも外々を回されるロスもあってか、マイペースの逃げに持ち込んだミスターブライトサイドを捕え切れず3着という結果に終わる[28]。10月4日のターンブルステークス(G1)では中団の内埒沿いを追走し、直線で大外から末脚を繰り出したがまたしても3着に敗れた[29]

10月25日に行われたコックスプレート(G1)では中団追走から直線でしぶとく脚を伸ばして先頭に立つと最後は同じクリス・ウォーラー厩舎のバッカルーとの激しい競り合いを僅差で凌いで連覇を果たし、G1競走11勝目を飾った[30]

11月8日のチャンピオンズステークス(G1)では後方3番手追走から徐々に進出し、最後の直線で外へ持ち出すと残り200mで先頭に立ち、2番手から粘ったザンバルドに2馬身3/4差をつけ2連覇を達成し、G1競走12勝目をマークした[31]

翌2026年1月18日、現役を引退しイギリス繁殖牝馬となることを管理するクリス・ウォーラー調教師のSNSで発表された。なお、繁殖入り初年度はドバウィと交配することが報道されている[32]

競走成績

以下の内容は、Racing Post[33]、RACING.COM[34]JRA-VAN ver.World[4]による。

出走日 競馬場 競走名 頭数 人気 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム 着差 1着(2着)馬
2021.5.1 サースク 未勝利戦 12 9人 3着 S.ジェームス 9st.0lb 芝 7f (GF) 2+34馬身 Elvrika
5.22 グッドウッド 条件戦 5 3人 1着 J.クローリー 9st.0lb 芝 1m2f (Sft) 2:15.60 (5+12馬身) (Chiasma)
7.14 パリロンシャン マルレ賞 G2 10 5人 10着 W.ビュイック 8st.11lb 芝 1m4f (VS) 8+12馬身 Babylone
10.2 ニューマーケット ハンデ戦 14 7人 1着 J.スペンサー 9st.2lb 芝 1m2f (Gd) 2:08.03 (4馬身) (Swoon)
11.6 ドンカスター ギリーズフィリーズS L 18 1人 13着 J.スペンサー 8st.13lb 芝 1m2f (Sft) 19+12馬身 Vesela
2022.8.27 ウィンザー ウィンターヒルS G3 6 6人 4着 D.オニール 9st.4lb 芝 1m2f (GS) 6+12馬身 Regal Reality
10.7 ニューマーケット プライドS G3 13 3人 2着 J.スペンサー 9st.5lb 芝 1m2f (Gd) クビ Creative Flair
11.11 トゥールーズ フィユドレール賞 G3 11 1人 1着 J.スペンサー 8st.13lb 芝 1m2+12f (Gd) 2:09.40 (+12馬身) (Winema)
2023.5.7 ニューマーケット ダリアS G2 9 1人 1着 J.スペンサー 9st.2lb 芝 1m1f (Sft) 1:51.49 (6馬身) (Al Husn)
7.1 カラ プリティポリーS G1 9 1人 1着 J.スペンサー 9st.10lb 芝 1m2f (Gd) 2:06.17 (2馬身) (Stay Alert)
7.14 ニューマーケット ファルマスS G1 8 1人 3着 J.スペンサー 9st.9lb 芝 1m (Gd) 6+12馬身 Nashwa
8.20 ドーヴィル ジャンロマネ賞 G1 8 1人 2着 J.スペンサー 9st.0lb 芝 1m2f (VS) ハナ Mqse De Sevigne
10.21 アスコット チャンピオンS G1 8 4人 2着 O.マーフィー 9st.4lb 芝 1m2f (Sft) +34馬身 King of Steel
2024.3.23 ローズヒル ランヴェットS G1 6 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:04.49 (1+14馬身) (Place Du Carrousel)
4.13 ランドウィック クイーンエリザベスS G1 9 1人 2着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 6+12馬身 Pride of Jenni
8.24 ランドウィック ウィンクスS G1 12 6人 1着 K.マカヴォイ 9st.0lb 芝 7f (Gd) 1:23.15 (ハナ) (Zougotcha)
9.14 フレミントン マカイビーディーヴァS G1 8 1人 5着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m (Hy) 6+12馬身 Mr Brightside
10.5 フレミントン ターンブルS G1 16 2人 1着 D.レーン 9st.0lb 芝 1m2f (GS) 2:02.62 (アタマ) (Buckaroo)
10.26 ムーニーヴァレー コックスプレート G1 9 3人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:01.07 (8馬身) Prognosis
11.9 フレミントン チャンピオンズS G1 11 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:01.86 (2+34馬身) (Atishu)
2025.2.15 ランドウィック アポロS G2 8 1人 3着 K.マカヴォイ 9st.0lb 芝 7f (Gd) 1馬身 Fangirl
3.1 ランドウィック ベリーエレガントS G1 8 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m (Gd) 1:33.62 (クビ) (Fangirl)
3.22 ローズヒル ランヴェットS G1 6 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:02.45 (1+12馬身) (Lindermann)
4.12 ランドウィック クイーンエリザベスS G1 13 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:00.41 (1+34馬身) Dubai Honour
8.23 ランドウィック ウィンクスS G1 11 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 7f (Hy) 1:26.02 (クビ) (Aeliana)
9.13 フレミントン マカイビーディーヴァS G1 6 1人 3着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m (Gd) 2馬身 Mr Brightside
10.4 フレミントン ターンブルS G1 14 1人 3着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2+14馬身 Sir Delius
10.25 ムーニーヴァレー コックスプレート G1 8 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Gd) 2:05.03 (短アタマ) (Buckaroo)
11.8 フレミントン チャンピオンズS G1 11 1人 1着 J.マクドナルド 9st.0lb 芝 1m2f (Hy) 2:07.91 (2+34馬身) (Zambardo)

血統表

脚注

外部リンク

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