荻窪駅
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JR東日本の中央本線および東京メトロの丸ノ内線が乗り入れ、杉並区で唯一の接続駅となっている。
- JR東日本:各線(後述)
- 東京メトロ:
丸ノ内線 - 駅番号「M 01」
JR東日本中央本線の運転系統としては、急行線で運行される中央線快速、および緩行線で運行される中央・総武線各駅停車の2系統が停車する。また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。
中央線(快速):急行線を走行する中央本線の近距離電車。八王子駅・高尾駅方面の列車の他に、立川駅から青梅線へ直通する列車も運行 - 駅番号「JC 09」
中央・総武線(各駅停車):緩行線を走行する中央本線の近距離電車。新宿駅を経由する中央・総武線の他に、中野駅から地下鉄東西線へ直通する列車も運行。東京メトロ東西線直通列車は西船橋駅から東葉高速線への直通運転を行っている他、平日の朝夕ラッシュ時のみ津田沼駅まで総武線(各駅停車)への直通も行っている。 - 駅番号「JB 04」
東京メトロ丸ノ内線は当駅を終着としている。
歴史
JR東日本
- 1891年(明治24年)12月21日:甲武鉄道の駅として開業[1]。出入口は現在の南口のみ。
- 1906年(明治39年)10月1日:甲武鉄道が国有化[2]。
- 1909年(明治42年)
- 1919年(大正8年)3月1日:中野駅 - 吉祥寺駅間電化。
- 1927年(昭和2年):北口を新設。南口と北口は陸橋で連絡。
- 1932年(昭和7年)7月1日:中央線・総武線の直通運転開始。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道発足[3]。
- 1958年(昭和33年)
- 1962年(昭和37年)頃:駅の高架化を見送る[4]。
- 1963年(昭和38年):東改札側地下コンコース(南北自由通路)完成。
- 1966年(昭和41年)
- 1969年(昭和44年)4月8日:中央・総武緩行線・営団地下鉄東西線直通電車、運転区間を三鷹駅まで延長。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1986年(昭和61年)6月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[5]。
- 1990年(平成2年):北口に上りエスカレーター設置。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2004年(平成16年):東改札側地下コンコースを線路沿いの区道(都市計画道路補助131号線)を越えて南側に延長し南口bを新設。また、西口跨線橋南側を延長し区道を渡る連絡橋を新設[6]。
- 2006年(平成18年)7月1日:中央快速線ホームの新宿側階段を閉鎖し、エレベーター・下りエスカレーター設置工事を開始。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)3月:北口駅前広場整備完了[6]。
- 2024年(令和6年)
- 2026年(令和8年)
- 5月10日:3・4番線(中央線快速)ホームでスマートホームドアの使用を開始(予定)[8]。
- 年度内:1・2番線(中央・総武線各駅停車)ホームでスリットフレームホームドアの使用を開始(予定)。
東京メトロ
- 1962年(昭和37年)1月23日:営団地下鉄荻窪線が開業。
- 1972年(昭和47年)4月1日:営団地下鉄、荻窪線を丸ノ内線に名称統一。
- 1999年(平成11年)3月:丸ノ内線荻窪駅ホーム東改札側にエスカレーター設置(上り・下り共)。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[報道 2]。
- 2006年(平成18年)4月28日:丸ノ内線全線ホームドア化へ向けて、当駅にホームドアを設置。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[報道 3]。
- 2011年(平成23年)10月14日:定期券うりばの営業を終了[9]。
都電(廃止)
路線についての詳細は都電杉並線を参照のこと。
- 1921年(大正10年)8月26日:西武軌道により新宿軌道線が南口に乗り入れ(淀橋 - 荻窪間、西武軌道線とも)。
- 1935年(昭和10年)12月27日:西武鉄道(初代)が東京乗合自動車(1938年に東京地下鉄道へ吸収合併)に新宿軌道線(新宿駅前 - 荻窪駅前間)の経営を委託。
- 1942年(昭和17年)2月1日:戦時統合により、東京市電気局が新宿軌道線の運営管理を継承。
- 1951年(昭和26年)4月5日:東京都交通局、西武鉄道(2代)から新宿軌道線を買収し、都電杉並線に改称。
- 1956年(昭和31年):都電杉並線が天沼陸橋経由となり、荻窪駅前電停が中央線荻窪駅北口側に移設。
- 1963年(昭和38年)12月1日:地下鉄荻窪線(現丸ノ内線)との競合により、都電杉並線が廃止される。
駅構造
利用状況
駅周辺
荻窪の街は、大正から昭和初期にかけて東京近郊の別荘地として「西の鎌倉、東の荻窪」と称され、以来文化人が多く住む閑静な住宅地として知られているが、駅前周辺は東京で有数のラーメン(荻窪ラーメン)店激戦地として知られる。また、地域としてクラシック音楽を支援しており、多くのコンサートが開催されている。2000年代後半以降はカレーショップが増え始めている。
- 北口ロータリー(2011年9月18日)
- 南口(2008年2月24日)
手前に南口b、道路を挟んで奥(線路側)に従来からの南口が見える。 - 西口南側(2008年2月24日)
右手に丸ノ内線荻窪駅に通じる下り階段がある。
北口
- 杉並公会堂 - 西口の方が近い。
- ウェルファーム杉並[20]
- 東京衛生アドベンチスト病院 - 敷地内にあるセブンスデー・アドベンチスト天沼教会は荻窪教会通り商店街の名前の由来にもなっている。
- 天沼弁天池公園
- 天沼八幡神社
- 三井住友銀行荻窪支店
- みずほ銀行荻窪支店
- りそな銀行荻窪支店
- 三井住友信託銀行荻窪支店
- 荻窪郵便局
- ゆうちょ銀行荻窪店
- 西武信用金庫荻窪支店
- 東京中央農協杉並中野支店
- 杉並四面道郵便局
- Daiwa荻窪タワー[21] - 旧インテグラルタワー[22]。元は日本DECの本社だった。その後の合併に伴いコンパック荻窪事業所、続いて日本ヒューレット・パッカード(日本HP)荻窪事業所に変わった[23][24]が、日本HPも2011年に江東区の自社ビルに移転し、このビルから退去した[25]。荻窪近辺では最も高いビルである。
- ルミネ荻窪店
- 荻窪タウンセブン
- 青梅街道(東京都道4号東京所沢線・東京都道5号新宿青梅線、荻窪駅前商店街)
- 環八通り(東京都道311号環状八号線)
- 四面道交差点(青梅街道と環八通りの交差点)
南口
南口には駅前広場がなく、南口に面して線路沿いに区道(南口駅前通り[29]、都市計画道路補助131号線[30])が通っており、この通り沿いに路線バスの停留所やタクシー乗り場が設けられている。かつては幅員が狭くバス、タクシー、送迎車などが錯綜する状態にあったため、拡幅が行われ2005年に完了したが、朝夕を中心に依然として交通混雑が著しい。拡幅後は一方通行から相互通行に変更される予定だったが、安全を憂慮する地元の反対によって一方通行が維持されている[29]。
また、南口から商店街側へ区道を渡る横断歩道(右写真の右端)には信号機が設置されていないため、関東バスが委託する警備員が交通整理を実施しているが、歩行者とバスとが交錯して事故の恐れがあり、バスの定時運行の妨げにもなっていた。このため、2004年に東改札側地下通路を南に拡張し、区道を渡った箇所に新たに階段とエレベーターを備えた出入口(南口b)が設けられた。しかし、上りエスカレーターは線路側にある従来の南口のみに設けられているため、駅から商店街方向へは依然として線路側の出入口を使用する利用者が多く、引き続き警備員による交通整理が実施されている。
- 杉並区杉並保健所
- 荻窪保健センター
- 杉並区立中央図書館
- 杉並区荻窪体育館
- 杉並区荻窪地域区民センター
- 東京都立荻窪高等学校
- 杉並区立大田黒公園
- 三菱UFJ銀行荻窪支店
- 荻窪四丁目郵便局
- オーケー 荻窪店
西口
- 竹原英語スクール荻窪校
- 環八通り(東京都道311号環状八号線)
北側
南側
- 荻窪税務署[31]
- 杉並児童相談所
- 荻窪自動車学校
- 東京電力パワーグリッド荻窪支社 (なお、最寄りのバス停名は変わらずに「東電荻窪支社前」である)
バス路線
北口からは関東バスと西武バスの路線、南口からは関東バスの路線が発着している。
北口
停留所名は関東バスが「荻窪駅北口」、西武バスが「荻窪駅」である。
2010年10月19日よりのりばが一部変更された。具体的には、ロータリー内に設置されている2・3番のりばの停留所を歩道側に移設し、ロータリー内を歩行する危険性を排除している。なお、停留所が青梅街道沿いに設置されている西武バスの路線と一部の関東バス路線については変更がない。
また、西口青梅街道上に発着するバスのうち、降車扱いについてはロータリー内にある降車場(関東バスと西武バスの共用)で行い、回送でロータリーを回ったあと青梅街道上の始発バス停まで移動して乗車扱いをする。
| のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ロータリー内 | |||
| 0 | 関東バス |
| |
| 1 | 荻30:青梅街道営業所 | 15時59分まで発着 | |
| 2 | 「西51」は平日朝のみ運行 | ||
| 3 | |||
| 4 | |||
| 降車場 | 関東バス 西武バス |
「荻11」「荻12」「荻12-1」「荻13」「荻14」「荻17」「荻18」の降車専用 | |
| 西口青梅街道上 | |||
| 5 |
|
荻12:井荻駅 | |
| 西武バス | 荻12-1:南田中車庫 | ||
| 6 |
|
荻11:石神井公園駅南口 | |
| 西武バス | |||
| 7 | |||
| ロータリー沿い青梅街道上 | |||
| 8 | 関東バス | 「阿02」は午前のみ運行 | |
| 9 | 西武バス | 荻15・荻15-1・荻15-2:阿佐ヶ谷駅 | |
| 関東バス | 阿05:白鷺一丁目 | 日中のみ運行 | |
南口
停留所名は「荻窪駅南口」(グリーンスローモビリティを除く)。
| のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 関東バス | 「荻53」は深夜バスのみ発着 | |
| 2 | 荻60:宮前三丁目 | ||
| 3 |
| ||
| 4 | |||
| - | キャピタルモータース | グリーンスローモビリティ:荻外荘公園方面(循環)[32] | 停留所名は「荻窪駅西口」 |
その他
- 4番線ホームの西荻窪寄りの隅には、縦1 m、横2 mほどのステンレス製の鏡(反射鏡)が設置されている。これは、中央線で一時期多発していた人身事故防止のために設置されたものである。この付近はホームの端で、改札に続く階段のちょうど裏に当たり、死角になっていて人目につきにくいため危険な場所となっている。この設置により、「自分や他人の目を意識させることで、自殺を思いとどまってほしい」との狙いがある。なお、ホーム側には接近告知チャイムを鳴らすスピーカーが設置されている。さらに、2009年7月31日には、自殺予防を目的としてホームの端部に青色の蛍光灯が設置され[新聞 4]、その後、青色LED照明灯も設置されている。
- 当駅は請願駅として開業した。甲武鉄道は当初、駅を設置していなかった[注釈 4]。
- 1990年代後半に、丸ノ内線を当駅から埼玉県の朝霞駅方面まで延伸する構想があったが、消滅した。
- 中央線快速上り線の線路脇に「荻窪」の地名のもととなったオギが植えられており、4番ホーム(阿佐ケ谷寄り)からも見ることができる。この荻を展示している空間は、線路側から確認できる方向が正面となっていたが、北口ロータリー整備に伴い、ロータリー側が正面となる構造に変化した。
- JR東日本としては比較的初期に北口にエスカレーターが設置された(1990年)。
- 通勤五方面作戦による中央線の複々線化の進展や立体交差事業によって、中央線快速では多くの駅が高架化した一方で、荻窪駅は依然として地上駅のままである(中央線の両隣となる阿佐ケ谷・西荻窪は高架駅)。これは、荻窪駅のすぐ東に位置し、中央線の線路を跨いでいる天沼陸橋が既に立体交差しており、他の多くの駅と同じように高架化しようと考えた場合は天沼陸橋がその妨げとなるからである[33]。
- 弾丸列車の始発駅候補であった[注釈 5]。
