冷凍保安責任者
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| 冷凍保安責任者 | |
|---|---|
|
業務用エアコンの室外機 | |
| 実施国 |
|
| 資格種類 | 国家資格(法定選任資格) |
| 分野 | 工業 |
| 試験形式 | 選任 |
| 認定団体 | 経済産業省 |
| 根拠法令 | 高圧ガス保安法、冷凍保安規則 |
| 公式サイト |
www |
| 特記事項 | 冷凍機械責任者免状の交付を受け、かつ一定の実務経験を有する者のうちから選任される。 |
冷凍保安責任者(れいとうほあんせきにんしゃ)とは、高圧ガス保安法に基づき、一定の冷凍設備を有する事業所において選任される法定責任者である[1]。冷凍機械責任者免状の交付を受け、かつ経済産業省令で定める実務経験を有する者のうちから選任される[2]。
選任の対象
選任不要施設
冷凍保安責任者の選任が不要となる施設として、次のようなものがある。[2]。
- 可燃性ガス及び毒性ガス(アンモニアを除く)以外のガスを冷媒ガスとするものであって、省令で定める要件を満たす冷凍設備(ユニット型)[2]
- 1日の冷凍能力が3トン以上の設備のうち、二酸化炭素又はフルオロカーボン(可燃性ガスを除く)では20トン以上、アンモニア又はフルオロカーボン(可燃性ガスに限る)では5トン以上20トン未満のものに関して、規則第36条第3項第1号に該当するもの[2]
ただし、選任不要施設の範囲は、冷媒ガスの種類、冷凍能力、設備の型式その他の条件によって定まるため、実務上は冷凍保安規則第36条および各自治体の手引きで確認する必要がある[2]。
選任要件
冷凍保安責任者に選任されるには、製造施設の区分に応じた冷凍機械責任者免状を有し、かつ所定の実務経験を備えている必要がある[2]。 高圧ガス保安協会は、第一種冷凍機械責任者免状は全ての冷凍製造施設、第二種冷凍機械責任者免状は1日の冷凍能力300トン未満、第三種冷凍機械責任者免状は1日の冷凍能力100トン未満の製造施設に関する保安に携わることができるとしている[4]。
| 製造施設の区分 | 選任できる者 | 必要な実務経験 |
|---|---|---|
| 1日の冷凍能力が300トン以上のもの | 第一種冷凍機械責任者免状を有する者 | 1日の冷凍能力が100トン以上の製造施設を使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験[2] |
| 1日の冷凍能力が100トン以上300トン未満のもの | 第一種冷凍機械責任者免状または第二種冷凍機械責任者免状を有する者 | 1日の冷凍能力が20トン以上の製造施設を使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験[2] |
| 1日の冷凍能力が100トン未満のもの | 第一種冷凍機械責任者免状、第二種冷凍機械責任者免状または第三種冷凍機械責任者免状を有する者 | 1日の冷凍能力が3トン以上の製造施設を使用してする高圧ガスの製造に関する1年以上の経験[2] |
職務
代理者
冷凍取扱責任者との関係
都道府県の手引きでは、冷凍保安責任者の選任が不要な事業所にあっては、冷凍取扱責任者を選任し届け出るものとされている[3]。 このため、冷凍保安責任者は一定の事業所で選任される法定責任者であり、選任不要施設における冷凍取扱責任者とは制度上区別される。