天童市
山形県の市
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天童市(てんどうし)は、山形県東部にある人口約6万人の市。将棋駒と温泉の街として知られる。県内人口は、山形市、鶴岡市、酒田市、米沢市に次ぐ5位(2024年4月現在)。1958年(昭和33年)市制施行。
| てんどうし 天童市 | |||||
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| 国 |
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| 地方 | 東北地方 | ||||
| 都道府県 | 山形県 | ||||
| 市町村コード | 06210-3 | ||||
| 法人番号 | 9000020062103 | ||||
| 面積 |
113.02km2 | ||||
| 総人口 |
59,458人 [編集] (推計人口、2026年8月1日) | ||||
| 人口密度 | 526人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 山形市、東根市、寒河江市、東村山郡中山町、西村山郡河北町 | ||||
| 市の木 | モミジ | ||||
| 市の花 | ツツジ | ||||
| 市の鳥 | ホオジロ | ||||
| 天童市役所 | |||||
| 市長 | 新関茂 | ||||
| 所在地 |
〒994-8510 山形県天童市老野森一丁目1番1号 北緯38度21分44秒 東経140度22分42秒 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
![]() | |||||
| ウィキプロジェクト | |||||



国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。
地理
自然地理・地形
市域の西半分は平地、東半分は山地で、特に東部の山間部は奥羽山脈末端丘陵の険しい山々である[1]。乱川と立谷川はそれぞれ扇状地を形成しており、その中央部は水はけがよく畑作に、扇端部は水量が豊富で水田に適している[1]。
乱川と立谷川は市域の自然境界も為しており、これらの河川により東根市・山形市と接する。西部は最上川を境に寒河江市に接する。
山
- 舞鶴山
- 八幡山
- 越王山
- 雨呼山
- 水晶山
- 三沢山
- 鵜沢山
河川
湖沼
- 愛宕沼
- 貫津沼
- 原崎沼
- 寺津沼
社会地理
山形都市圏(あるいは山形広域都市圏)に属する[2]。市のほぼ中心部を、南北にJR奥羽本線と国道13号が走る。市街地は山形市との市境である立谷川から東根市との市境である乱川付近の、JR奥羽本線と国道13号に囲まれた地域に形成されている[1]。また市域中部の国道13号より仙台方面へ向かう国道48号が分岐し、市東部から関山峠を経由して宮城県へ至る。さらに、山形自動車道、山形空港なども近く交通の便に恵まれている。
中心市街地のやや南部に舞鶴山があり市域を南北に分けている。舞鶴山は天童城の城址でもあり、山頂では毎年4月下旬にプロ棋士が人間が扮する駒で将棋を指す人間将棋が行われている。また舞鶴山周辺には天童民芸館[注 1]など歴史的な建造物が残る。将棋駒の産地らしく、市内の至る所に将棋のモニュメントがあり、市街地に流れる倉津川にかかる橋には、王将橋、金将橋、銀将橋などそれぞれ将棋の駒の名前がついている。天童駅から徒歩10分程度に天童温泉街がある。
- 市内にある将棋のモニュメント
- 舞鶴山にて
- 天童温泉にて
国道48号による仙台市への交通利便性から、仙台都市圏からの観光客が多い反面、天童市からの仙台都市圏・山形市域への依存も大きい。また、北隣の東根都市圏との繋がりも深い。山形市による合併協議においても上山市が参加したのに対し天童市は不参加であった。
町名
隣接している自治体
歴史
約1500年前の農村集落跡である西沼田遺跡がある[1]。「天童」の地名については、天から童子が舞い降りたという伝説に由来するとの説や中世に北畠天童丸が住んでいたこと由来するとの説がある[1]。
- 1878年(明治11年) - 東村山郡が置かれ、翌年、天童村に東村山郡役所が開庁する(庁舎は現在の旧東村山郡役所資料館)。
- 1901年(明治34年)8月23日 - 天童駅開業。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 市制施行(県内10番目)。
- 1994年(平成6年)- 第1回大山康晴賞を日本将棋連盟から授賞された。
- 1996年(平成8年)4月8日 - 「天童将棋駒」が伝統工芸品に指定される 。
- 1999年(平成11年)12月4日 - 山形新幹線開通。
市町村合併の経緯
- 1882年(明治15年)4月27日 - 東村山郡天童村・田鶴町が合併して天童町となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、天童村、老野森村、久野本村、北目村の区域をもって東村山郡天童町が発足。
- 1954年(昭和29年)10月1日 - 東村山郡天童町、成生村、蔵増村、津山村、寺津村、北村山郡山口村、田麦野村が合併し、改めて東村山郡天童町が発足。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 東村山郡天童町が市制施行して天童市となる。
- 1962年(昭和37年)10月20日 - 東村山郡豊栄村を編入。
- 1989年(平成元年)6月1日 - 山形市と境界変更。
- 1991年(平成3年)3月25日 - 東村山郡中山町と境界変更。
- 1994年(平成6年)4月18日 - 山形市と境界変更。
行政
議会
市議会
→詳細は「天童市議会」を参照
産業
郵便
姉妹都市・提携都市
天童市には、3つの海外姉妹都市[8]、4つの国内相互交流協定都市がある[9]。地名表記、提携の名義は天童市ウェブサイトに従った。
海外
- 天童で行われている人間将棋と、マロスティカで行われている人間チェスの縁による[8][10]。イタリア人貿易商が天童にマロスティカを紹介したことを契機に、1983年以来交流が行われ、姉妹都市協定締結に至った[10][11]。なお、マロスティカも果樹生産が盛んでサクランボの産地として知られる[10]。相互の市民に表彰を行う制度[注 2]がある[8]。
- マールボロウはサクランボやブドウ・リンゴなど山形県と共通する果樹栽培が盛んであり[10]、農業を通した交流が縁となっている[8]。1981年以来、天童市は市内の農業後継者を海外研修のためニュージーランドに派遣していたが、とくにマールボロウ地方のブレナム市はしばしば研修地となった[12]。ブレナム市との間で市民相互の訪問・研修など交流が深まり[10]、姉妹都市提携の動きが進められた[12]。なお、ニュージーランドの地方行政改革に伴い、1989年秋にブレナム市と周辺自治体が合併、マールボロウ市が発足した[10]。2005年には市民の技術指導や建設募金によりマールボロウ市内に日本庭園が建設[8]。2011年に日本庭園のお礼として遊具(プレイグラウンド)が寄贈され、わくわくランド(道の駅天童温泉)内に設置された。[8]
国内
- 網走市議会議員を長らく務め、社会活動に尽力した中川イセ(網走市名誉市民)が天童市出身である縁[9][14]。2002年(平成14年)7月、旧東村山郡役所資料館で開催された「天童が生んだ女性展」で中川が紹介されたことが、自治体間交流の契機となっている[14]。
その他の広域提携等
- 織田信長サミット
- 江戸時代後期から廃藩置県までの約100年間、織田家が天童藩主を務めたことを縁として、天童市は織田信長にゆかりのある市町の集まりである織田信長サミット(1984年発足)に参加している[17]。1987年(昭和62年)の第4回サミットと、2002年(平成14年)の第19回サミットが天童市で開催された[17]。
- 山形定住自立圏
- 山形市を中心とする定住自立圏構想に参加しており(定住自立圏構想研究会参照)、広域行政・政策の連携を行っている[18]。
地域
人口
| 天童市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 天童市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 天童市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
天童市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
教育
公共施設・文化施設
- 図書館
- 美術館・博物館
- ホール
- スポーツ施設
- 山形県総合運動公園
- 山形県総合運動公園陸上競技場(NDソフトスタジアム山形)
- 天童市スポーツセンター
- その他
- 天童警察署
- 山形県総合交通安全センター(運転免許センター)
- 天童市美術館
(2006年12月撮影) - 旧東村山郡役所資料館
(2006年12月撮影)
交通
鉄道路線


路線バス
- 山形交通
- TOKYOサンライズ(天童~東京)
- 天童市市営バス
空港
道路
観光ほか
文化財
スポーツ

- モンテディオ山形(サッカー、Jリーグ2部)のホームタウンのひとつである。また、同クラブチームがホームスタジアムに利用している山形県総合運動公園(NDソフトスタジアム山形)が所在する。
- パスラボ山形ワイヴァンズ(男子バスケットボール、Bリーグ2部)のホームタウンである。また、同クラブがホームアリーナに利用している山形県総合運動公園(総合体育館)が所在する。
- パイオニアレッドウィングス(女子バレーボール、Vリーグ)のホームタウンだった。
- 東北楽天ゴールデンイーグルス2軍(野球)のホームタウンのひとつだった。天童市内でも試合が行われる。
- 天童カントリークラブ 天童市唯一のゴルフ場。
出身有名人
- 彩坂美月 - 小説家
- 伊藤豪 - 劇団アドック演出家・俳優
- 大石奈緒 - ボウリング選手(元・全日本ナショナルチームメンバーでプロ選手)
- 緒方太郎 - 福島中央テレビアナウンサー兼記者
- 加藤武治 - 元プロ野球選手(現北海道日本ハムファイターズ二軍投手コーチ)
- 栗原健太 - 元プロ野球選手(現千葉ロッテマリーンズ打撃コーチ)
- 今野忠一 - 日本画家、名誉市民[21]
- 佐藤千夜子 - 歌手
- 佐藤正宏 - 劇団WAHAHA本舗座長
- 佐藤晴美 - ダンサー、ファッションモデル(Flower、E-girlsのメンバー)
- せいの奈々 - 漫画家
- 高橋咲良 - 仙台放送アナウンサー
- ともしげ - お笑い芸人(モグライダー)
- 中川イセ - 北海道網走市議会初の女性議員、天童市と網走市の相互交流都市提携のきっかけとなった人物
- 中野拓夢 - プロ野球選手(阪神タイガース)、市民栄誉賞[22]
- 平田敏夫 - アニメーション監督
- 本沢竹雲 - 儒学者
- ミッチーチェン - 芸人、ミュージシャン(MC GATA)
- 宮城浩蔵 - 衆議院議員、明治法律学校(のちの明治大学)創立者のひとり
- 森谷勇太 - 俳優
- 米屋こうじ - 鉄道写真家
