歌川国貞『富貴草園遊覧』(右端の女性が引眉かつお歯黒)
江戸時代では以下に該当する女性のみの習慣となり、元服の際にお歯黒とセットで行われたものである。
- 既婚女性全般(お歯黒を付け、引眉する、ただし武家(武士)の妻は出産後に引眉する)
- 18〜20歳以上の未婚女性(お歯黒を付けても引眉する場合としない場合有り)
江戸中期までは眉を剃る、または抜いたあと、元々の眉を薄い墨でなぞる。江戸後期以降は眉を剃る、または抜いたあと眉を描かない場合が多い。
なお、演劇や浮世絵などでは剃った跡を薄い青で表現する場合が多い、これを青黛と呼んでいる。
なお、お歯黒を付けても眉を剃らない場合もあり、この場合は半元服と呼ばれる。
この他、幕末から明治時代にかけての写真や浮世絵に、2歳から12歳くらいの少女が、眉を剃っているものをよく見かける。