惜春鳥 From Wikipedia, the free encyclopedia 監督 木下惠介脚本 木下惠介製作 小出孝脇田茂出演者 津川雅彦小坂一也石濱朗惜春鳥 監督 木下惠介脚本 木下惠介製作 小出孝脇田茂出演者 津川雅彦小坂一也石濱朗音楽 木下忠司撮影 楠田浩之編集 杉原よし製作会社 松竹公開 1959年4月28日製作国 日本言語 日本語テンプレートを表示 『惜春鳥』(せきしゅんちょう)は、1959年4月28日に日本で公開された映画。カラー映画。 東京の大学に進学した岩垣、旅館の跡取り息子の峯村、工場に勤める手代木、バーテンの牧田、実家の会津塗を手伝っている馬杉。現在は境遇の違う仲間5人が、岩垣の帰郷により久しぶりに再会する。 福島県会津若松市を舞台に大人へと成長していく青年たちの友情を描く抒情篇。青年たちや男女の心情と白虎隊の哀史とが絡む。 スタッフ 監督・脚本:木下惠介 製作:小出孝、脇田茂 撮影:楠田浩之 音楽:木下忠司 キャスト 牧田康正:津川雅彦 峰村卓也:小坂一也 手代木浩三:石濱朗 馬杉彰:山本豊三 岩垣直治:川津祐介 みどり:有馬稲子 牧田英太郎:佐田啓二 桃沢悠吉:伴淳三郎 桃沢たね:岸輝子 桃沢蓉子:十朱幸代 康正の母・米子:藤間紫 女中:村上記代 女中・梅:伊久美愛子 卓也の母:清川虹子 浩三の父・源一郎:笠智衆 勝助:末永功 彰の父:宮口精二 彰の母:岡田和子 鬼塚兵三郎:永田靖 菊太郎:桜むつ子 サロンXの客:佐々木恒子 サロンXの客:南進一郎 論評 男性同士の親密な関係に着目した論考が少なくない。 木下はこの映画で一種捨身のカムアウトとすら思えるほどに、はっきりとゲイの青年の心情を浮き彫りにする。邦画メジャーの中で、初めてゲイの青年が<可視>のものとなった、と言ってもいい[1]。 — 石原郁子(映画評論家) 『惜春鳥』が「ゲイ・フィルム」として論じられる理由はもう一つある。山本豊三演じる馬杉の不自由な足である。不自由な足は男性性の弱体化であり、萎えたファルスの象徴である[2]。 馬杉が女性に興味を示さない反面、同級生の岩垣(川津祐介)に対して友情以上の心情を抱えているように見える奇妙さ、つまり「正しいセクシュアリティ」からの逸脱が映画空間に可視化されたものとして、馬杉の不自由な足は理解されてきた[2]。 — 久保豊(金沢大学准教授) いま初めて観る人は、作中に描かれる男同士の愛情表現の強烈さに驚くだろう。(中略)ゲイ・フィルムであるかどうかは別として、作中の山本が川津を恋しているのは、間違いなくその通りだとおもう[3]。 — 長部日出雄(小説家) 脚注 ↑ 石原郁子 1999, p. 226. 1 2 久保豊「『夕やけ雲』(1956)における木下惠介のクィアな感性―― 少年同士の情動表象をめぐって」 『映画研究』10号、2015年。 ↑ 長部日出雄 2005, p. 398. 参考文献 石原郁子『異才の人 木下恵介―弱い男たちの美しさを中心に』パンドラ、1999年5月。ISBN 978-4768478042。 長部日出雄『天才監督 木下惠介』新潮社、2005年10月30日。ISBN 978-4103374084。 外部リンク 惜春鳥 - 映画.com 表話編歴木下惠介監督作品1940年代 花咲く港(1943年) 生きてゐる孫六(1943年) 歓呼の町(1944年) 陸軍(1944年) 大曾根家の朝(1946年) わが恋せし乙女(1946年) 結婚(1947年) 不死鳥(1947年) 女(1948年) 肖像(1948年) 破戒(1948年) お嬢さん乾杯!(1949年) 新釈四谷怪談(1949年) 破れ太鼓(1949年) 1950年代 婚約指環(1950年) 善魔(1951年) カルメン故郷に帰る(1951年) 少年期(1951年) 海の花火(1951年) カルメン純情す(1952年) 日本の悲劇(1953年) 女の園(1954年) 二十四の瞳(1954年) 遠い雲(1955年) 野菊の如き君なりき(1955年) 夕やけ雲(1956年) 太陽とバラ(1956年) 喜びも悲しみも幾歳月(1957年) 風前の灯(1957年) 楢山節考(1958年) この天の虹(1958年) 風花(1959年) 惜春鳥(1959年) 今日もまたかくてありなん(1959年) 1960年代 春の夢(1960年) 笛吹川(1960年) 永遠の人(1961年) 今年の恋(1961年) 二人で歩いた幾春秋(1962年) 歌え若人達(1963年) 死闘の伝説(1963年) 香華(1964年) なつかしき笛や太鼓(1967年) 1970年代 スリランカの愛と別れ(1976年) 衝動殺人 息子よ(1979年) 1980年代 父よ母よ!(1980年) この子を残して(1983年) 新・喜びも悲しみも幾歳月(1986年) 父(1988年) この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、映画に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:映画/PJ:映画)。表示編集 Related Articles