承德 (フリゲート)
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| 承德 | |
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改修前の承德 | |
| 基本情報 | |
| 建造所 |
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| 運用者 |
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| 艦種 | フリゲート |
| 級名 | 康定級フリゲート |
| 艦歴 | |
| 起工 | 1995年12月27日[2] |
| 進水 | 1996年8月2日[2] |
| 就役 | 1998年1月16日[2] |
| 現況 | 現役[1] |
| 要目(改修前) | |
| 満載排水量 | 3,861 t[2] |
| 全長 | 124.2 m (407 ft 6 in)[2] |
| 最大幅 | 15.4 m (50 ft 6 in)[2] |
| 吃水 | 5.5 m (18 ft 1 in)[2] |
| 機関 | CODAG方式[2] |
| 主機 | SEMT ピルスティク 12PA6 V280STC ディーゼルエンジン×4基[2] |
| 出力 | 23,228 hp(m) / 17.08 MW[2] |
| 推進 | スクリュープロペラ×2軸[2] |
| 最大速力 | 25ノット (46 km/h)[2] |
| 航続距離 | 7,000 海里(15ノット巡航時)[2] |
| 乗員 | 134 名(士官15名)[2] |
| 兵装 | |
| 搭載機 | S-70C×1機[2] |
| C4I | TAVITAC NT[2] |
| レーダー | |
| ソナー | |
| 電子戦・ 対抗手段 | |
承德(チェンドー、英語: Chen De[1]またはChen Te[2])は、中華民国海軍(台湾海軍)が保有している康定級フリゲートの6番艦(最終艦)[2]。艦番号はPFG-1208[3]。艦名は承徳市に因む[4]。
フランスで開発・建造されたラファイエット級フリゲートの派生型であり、船体はフランスで建造されたが、兵装の搭載は中華民国で行われた[5]。
設計や要目については「康定級フリゲート」を参照。
1991年8月に中華民国とフランス政府間でラファイエット級フリゲートの販売に関する合意が結ばれ、同年9月から「ブラボー」というコードネームで調達計画が開始、1992年初頭に本艦を含む6隻分の建造がトムソンCFS社(当時)に対して発注された[2][6]。
原型のラファイエット級はフランス海軍で採用されているフリゲートだが、中華民国海軍とフランス海軍ではフリゲートに求める性能がかなり異なったこと、中国の介入によりフランス製兵器の購入が行えずアメリカ製と国産兵器の混載になったことから、船体の建造はフランスで行うが、兵装の搭載作業は中華民国の高雄市にある中国造船公司(CSBC)で実施されることになった[2][7][5][6]。
艦歴
建造はDCN(当時)のロリアン工廠で行われ、1995年12月27日に起工、1996年8月2日に進水、1998年1月16日に就役した[2][注釈 1]。配属先は、左営海軍基地の第124艦隊であった[9][注釈 2]。
2013年5月、中華民国とフィリピンの双方が自国の排他的経済水域と主張している海域において、フィリピン沿岸警備隊の巡視船が中華民国の漁船「廣大興28號」に発砲し船員1名が死亡したことを発端として、中華民国とフィリピンが対立するという事件があった(2013年フィリピン公船による台湾漁民銃撃事件)[11][12]。これに対応する形で、「承德」は同型艦「康定」や中華民国海巡署の巡視船3隻とともに両国間の海域に派遣された[13]。
2014年7月14日、「承德」が研修キャンプに参加する教師・生徒ら18名を乗せて南沙諸島の太平島に向かっていた際、公海上で中国人民解放軍海軍の054A型フリゲート「柳州」と遭遇した。一部メディアでは「柳州」が「承德」を追尾したとも報じられたが、最終的に「柳州」に敵対的・挑発的な行動はなかったと結論付けられた[14]。
2023年、成功型フリゲート「班超」、補給艦「磐石」とともに航海訓練を実施、4月から5月にかけてパラオとマーシャル諸島に親善訪問を行った[15]。

康定級フリゲートは対艦・対潜装備をバランスよく備えたステルス設計のフリゲートだが、艦対空ミサイルのシーチャパラルは性能の陳腐化が深刻であった[16]。このためレーダーやミサイルの換装を含む近代化改修が計画され、「承德」が改修の一番手となった[7]。改修は2023年末から開始され、後部上構に装備されていた対水上捜索レーダーはCastor-IICからBAEシステムズ製のARTISANへ換装され、艦対空ミサイルは最大でも6kmの射程しかないシーチャパラル用の4連装発射機から、射程30kmのTC-2N(海劍二型)を32発搭載できる華陽VLSへと大幅に強化、このほか戦闘管理システムや電子光学装置、ソナー、訓練装置なども更新された[3][17]。
逸話
「承德」の艦番号は、6番艦にもかかわらず1208という数字になっているが、これは中華民国海軍の「4または13に関係する艦番号を避ける」という伝統に基づき、康定級では12と01で足して13になってしまう1201と、1204を飛ばして番号が付与されたためである[18]。