新京成バス

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種類 バス事業者の総称
所持会社 新京成電鉄
使用会社
  • 船橋新京成バス
  • 松戸新京成バス
使用開始国 日本の旗 日本
新京成バス
Shinkeiseibus Co.,Ltd.
新京成電鉄のコーポレートカラー「ジェントルピンク」を採用した15周年記念塗装(松戸新京成バス)
新京成電鉄のコーポレートカラー「ジェントルピンク[1]」を採用した15周年記念塗装
(松戸新京成バス)
種類 バス事業者の総称
所持会社 新京成電鉄
使用会社
  • 船橋新京成バス
  • 松戸新京成バス
使用開始国 日本の旗 日本
主要使用国 日本の旗 日本
使用開始 2003年
使用終了 2025年
代表者
  • 原一彰(船橋新京成バス)
  • 戸澤健太郎(松戸新京成バス)
旧使用会社 習志野新京成バス(2003年 - 2014年)
登録商標 日本の旗 日本
別名
  • 新京成バスグループ
  • 新京成グループバス
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通称「赤バス」と呼ばれた新京成電鉄直営時代の標準塗装[2](習志野新京成バス)
日産ディーゼルRM富士重工業6E車体架装)
貸切車(松戸新京成バス)
いすゞ・ガーラミオ
新京成バス共通貸切カラー。新コーポレートカラーのピンクを基調に「S」をモチーフとした「赤バス」塗装をアレンジした塗色。同色の三菱ふそう・エアロミディMK観光型も在籍した[3]
高速車(松戸新京成バス)
いすゞ・ガーラ
京成グループ共通カラー

新京成バス(しんけいせいバス、: Shinkeiseibus Co.,Ltd.[4])は、2003年平成15年)から2025年令和7年)まで存在した、京成グループに属する新京成電鉄子会社(新京成グループ)のバス事業者の総称。過去には新京成電鉄自動車部が直営で行っていたバス事業を指していたが、新京成電鉄のバス事業の地域分社化により、2003年4月28日付で船橋新京成バス株式会社習志野新京成バス株式会社松戸新京成バス株式会社の3社が設立され、同年10月1日より営業開始した[5][6][3][7]

これら新京成グループのバス事業者を総称して「新京成バス[4]」「新京成バスグループ[3][7][8]」、あるいは「新京成グループバス[6]」と呼んでいた。新京成電鉄のバス事業分社化以降「新京成バス株式会社」という商号企業は存在したことがなかったが、新京成電鉄や新京成バス各社でも公式に使用していた通称であった[4]。また、駅探[9]マスメディアなどでも「新京成バス」の呼称が使用されていた[10][11][12]

バス事業の分社化当初は「新京成バス3社」あるいは「新京成グループバス3社[13]」と総称されてきたが、その後に習志野新京成バスが、運行エリアが隣接する船橋新京成バスに2014年(平成26年)4月16日付で吸収合併され[5]、同社習志野営業所となった。これにより新京成バスは、船橋新京成バス・松戸新京成バスの2社となった。

新京成バス各社は、いずれも千葉県内に所在し、船橋市鎌ケ谷市松戸市を中心に乗合バスを運行するほか、旧習志野新京成バスを含む3社とも貸切バス事業を行っていた[3][7][14]。また船橋新京成バスと松戸新京成バスでは特定バス事業も行っていた[3][7]

新京成バス各社は、いずれも日本バス協会傘下の千葉県バス協会会員事業者であった[14]。新京成バス各社とも、親会社の新京成電鉄とともに、京成グループの一員として「BMK推進運動」にも参加していた。

新京成バス各社は、京成グループのバス事業再編により、中間持株会社として設立された京成電鉄バスホールディングス傘下へ統合され[15]2025年4月1日付で、船橋新京成バスと松戸新京成バスは京成トランジットバスへ吸収合併され解散[16]。京成トランジットバスは同日付で京成バス千葉ウエスト商号変更[15][17]した。ただし、会社としての船橋新京成バスは京成バス千葉ウエストへ吸収合併されたが[16]、船橋新京成バス習志野営業所(旧・習志野新京成バス)は京成バス千葉セントラル(法人格としては旧:ちばレインボーバス)へ引き継がれた[15][17][18][19](詳細は「沿革#京成電鉄バスHDへの統合」節を参照)。

なお、新京成バス時代は各社ごとの公式ウェブサイトは存在せず、新京成電鉄公式サイト内のバスのページに、新京成バス全社の情報が掲載されていた[20][21]。その後、2025年(令和7年)4月1日の再編により新京成電鉄が京成電鉄吸収合併されると同時に、新京成電鉄時代のドメインとサイトデザインをほぼ流用する形で、新京成バス3社を継承したバス営業所のウェブサイトが新たに制作された[22]。なおその際に、新京成電鉄時代のディレクトリ(www.shinkeisei.co.jp/bus[20]から、サブドメイン(bus.shinkeisei.co.jp)[22]に変更されている。また新サイトデザインは新京成電鉄の旧サイトのレイアウトを流用した上、新京成のコーポレートカラー「ジェントルピンク[1]」も多用され、新京成時代の面影を色濃く残していた[22]2026年(令和8年)4月1日の京成バス京成バス東京・京成バス千葉ウエスト・京成バス千葉セントラル・京成バス千葉イーストに分割再編する第二次再編の際に、第一次再編時点では残っていた旧グループ他社サイトを流用した営業所サイトとともに京成電鉄バスグループサイトとして再編され閉鎖された。

新京成バス各社

旧習志野新京成バスを含む各社とも、設立当初は本社を新京成電鉄本社所在地である千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4丁目1番12号に置いていたが[3]、のちに各社営業所へ本社を移転した[3]。2025年4月1日の会社解散まで、各社とも登記上の本店所在地は新京成電鉄本社所在地に置いていた[23][24]

船橋新京成バス

習志野新京成バス

松戸新京成バス

コミュニティバス

鎌ケ谷市コミュニティバス「ききょう号」専用車両
日野・リエッセ
新京成バス全体でも日野自動車製車両の導入は少なく、小型車・貸切車のみであった。

千葉県内の自治体から、以下のコミュニティバスを運行受託していた[26]

沿革

新京成電鉄のバス事業の起こりは、1949年昭和24年)1月に新京成電鉄新京成線(現・京成電鉄松戸線)の滝不動駅 - 鎌ヶ谷大仏駅間が開通したことに合わせ、鎌ヶ谷大仏 - 松戸間で乗合バスを開業し「鎌ヶ谷営業所」を新設したことに始まる[5]。この鎌ヶ谷営業所が後の船橋新京成バスの前身である。

電鉄直営時代

バス分社化後

  • 2003年(平成15年)
    • 4月28日 - 新京成電鉄のバス事業を地域分社化し、船橋新京成バス、習志野京成バス、松戸新京成バスを設立[5]
    • 10月1日 - 船橋新京成バス、習志野京成バス、松戸新京成バスが営業開始[5]
  • 2007年(平成19年)10月1日 - 新京成電鉄が船橋バスを吸収合併[5]。同社のバス事業を船橋新京成バスが継承。
  • 2008年(平成20年)
    • 9月16日 - 松戸新京成バスが京成バスより梨香台団地線を譲受し高塚梨香台線としたことに伴い、転入した車両が「レトロカラーバス」として運行開始。
    • 9月27日 - 船橋新京成バス、習志野新京成バスの一般路線バス全線でPASMOを導入[5][30]
    • 10月25日 - 松戸新京成バスの一般路線バス全線でPASMOを導入[5]
  • 2010年(平成22年)7月31日 - バス共通カードの取り扱いを、船橋新京成バス、習志野新京成バス、松戸新京成バスで終了[5]
  • 2011年(平成23年)3月20日 - 船橋新京成バス、習志野新京成バスの一般路線バス全線で乗降方法と運賃支払方式を変更、従来の「上り前払い・下り後払い」から運賃後払いへ統一[32]
  • 2012年(平成24年)2月25日 - 新バスロケーションシステム「Bus-Vision」[8]を、船橋新京成バス、習志野新京成バス、松戸新京成バスで使用開始[5][13]
  • 2013年(平成25年)
    • 3月1日 - 船橋新京成バス管内で、深夜バスを増便するとともに、JR船橋駅行きの早朝便を運行開始[5]
    • 4月16日 - 船橋新京成バス管内で深夜急行バスを運行開始[5][33]
    • 9月19日 - 船橋新京成バス、習志野新京成バス、松戸新京成バスの3社が、日本バス協会「貸切バス事業者安全性評価認定制度」の認定事業者となる[5]
  • 2014年(平成26年)4月16日 - 船橋新京成バスが習志野新京成バスを吸収合併[5]、船橋新京成バス習志野営業所とする。
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)
  • 2020年令和2年)2月16日 - 松戸新京成バス、高速バス「松戸駅 - 東京ディズニーリゾート線」を運行開始(京成バスとの共同運行)[5]
  • 2022年(令和4年)
    • 7月中旬 - 「新京成グループデザインバス」を導入開始[36]
    • 9月30日 - 松戸新京成バス、同日をもって高速バス「松戸駅 - 東京ディズニーリゾート線」を運行終了[37]

京成電鉄バスHDへの再編

車両

車種

新京成バスでは、船橋新京成バスと習志野新京成バスでは日産ディーゼル製車両、松戸新京成バスではいすゞ自動車製車両を導入していた[3][7]

松戸新京成バスでは、分社化前から大型車はいすゞ・エルガ、中型車はいすゞ・エルガミオワンステップバスノンステップバス)を導入しており、一般路線車は分社化後も一貫してこの2車種を導入し続けている[3][7][41]

船橋新京成バスと習志野新京成バスでは、分社後の2004年から2009年までは中型車の日産ディーゼル・スペースランナーRM西日本車体工業製車体架装)が初めて新製配置され[42][43]、新京成電鉄自動車部から引き継いだ車両(大型車・中型車)とともに使用された。2007年からは大型車の日産ディーゼル・スペースランナーRAの導入が開始された[3][42][43]

2008年には船橋新京成バス・習志野新京成バスに日産ディーゼル・スペースランナーA(AP系)および三菱ふそう・エアロスター(MP35系)が導入開始された[3][42][43]。ともにワンステップバスであり、2012年まで導入された(うち1031号車から1035号車の5台はAT車)[42][43]

2011年の日産ディーゼル(現:UDトラックス)のバス製造事業撤退により、日産ディーゼル車を導入していた上記2社では三菱ふそうトラック・バス製の車両に切り替えられ、翌2012年からはエアロスターノンステップバス(MP37系)が導入開始された[7][42][43]。船橋新京成バスでは分社化前の2000年に導入されたノンステップバス(N-806号車)以来、12年ぶりのノンステップバス導入となった[42]2014年からはモデルチェンジにより、エアロスターノンステップバス(MP38系)の導入が開始された[7][42][43]

中型車は、2014年から2015年にかけて習志野新京成バスに三菱ふそう・エアロミディMK2015年から船橋新京成バスにいすゞ・エルガミオが導入された[7][42][43]。なお、船橋新京成バスには船橋バスから移籍したエルガミオ(1400号車、元船橋バスF-131号車)も配置された[42]。その後の三菱ふそうの中型車製造終了に伴い、中型車はエルガミオに集約された[42][43]

鎌ヶ谷営業所にも導入されるようになったいすゞ・エルガ(LV290系)

2019年からは、船橋新京成バス(鎌ヶ谷営業所)でも、いすゞ・エルガのノンステップバス(LV290系)が導入開始された[42]

日野自動車製の路線車は小型車のみ在籍した[42]。かつては日野・レインボーHR(7m車)、日野・リエッセのほか、三菱ふそう・ローザ三菱ふそう・エアロミディMEも配置されていた[3][42]。ローザは船橋新京成バスに路線仕様(赤バス塗装)と貸切登録車(京成グループ共通カラー)、習志野新京成バスに貸切登録車(新京成バス共通カラー)が在籍していた[3]。エアロミディME(PA-ME17DF)は2005年から2006年にかけて船橋新京成バスに3台導入され、2005年式の1801号車は鎌ヶ谷グリーンハイツ線専用車「ドレミ号」塗装、2006年式の1802・1803号車は「船橋カラー」である[3]。その後の車両代替により、小型車は日野・ポンチョ(HX系)に集約された[7][42]。小型車とマイクロバスは、コミュニティバスのほか一般路線でも使用していた[3][42]。分社化以前から小型車の配置がなかった松戸新京成バスにも、松戸市コミュニティバス受託開始に伴い、専用車のポンチョが導入された[41]

特定車は、船橋新京成バスと松戸新京成バスに在籍し、企業従業員送迎などの契約輸送を行っていた[3]。松戸新京成バスでは、学校法人和洋学園(和洋女子大学和洋国府台女子中学校・高等学校)のスクールバス[3]コナミスポーツクラブ無料送迎バス[3]も運行していた[3]。船橋新京成バスでも習志野営業所が習志野新京成バス時代から2020年頃に京成バスシステム(現:京成バス千葉セントラル船橋営業所)に移管されるまで千葉日本大学第一小学校のスクールバスを運行していた。新京成電鉄自動車部時代も鎌ヶ谷営業所にて東京学館総合技術高等学校(現:東京学館船橋高等学校)のスクールバスを運行していたことがあった(コスモスバスに移管)。

カラーリング

新京成バス3社への分社化後には、それぞれ異なるカラーリングが用意された。習志野新京成バスの緑色基調のカラーリング(通称「習志野カラー」)は、船橋新京成バスへの合併後も後年の「新京成グループデザイン」塗装の導入まで変更されることなく、習志野営業所の所属車両のカラーリングとして使用された。

社番

車両には社番が付番され、バス事業の分社化の前後で、社番の付与規則が変更された[3]。新京成電鉄から引き継いだ車両は改番されず社番の変更はなかった[3]

新京成電鉄直営時代

大型車、中型車、小型車・貸切車・特定車(符号S-)の3種で、通し番号は別にカウントされていた。
習志野営業所所属車は、大型車のみ数字3桁の後に、営業所を表す「N」が小さい文字で付いていた(例:N-747N)。
元船橋バス車は、類似した方式の通し番号であったが、メーカーを問わず番号の前に113までは「NO.」が、114からは「F-」がついていた。編入後も塗装変更された1台が分社化後の番号へ改番された以外は元の番号のまま運用され、転属があっても番号が変わることはなかった。

新京成バス各社へ分社後

  • 千の位:所属会社を表す数字1桁[3]
    • 船橋新京成バス:1
    • 習志野新京成バス:2(→船橋新京成バス習志野営業所)
    • 松戸新京成バス:3
  • 百の位:車両仕様を表す数字1桁[3]
    • 0:大型車
    • 3:大型車(習志野新京成バスのバックカメラ装着車)
    • 4:中型車(バックカメラ無し)
    • 5:中型車(京成バスから松戸新京成バスへの移籍車)
    • 7:中型車(バックカメラ装着車)
  • 十の位:固有番号2桁[3]
十の位は車両仕様ごとの通し番号2桁。京成バスの社番規則と類似するが、京成バスでは数字4桁の百の位はメーカーを区別する(京成バス#車両番号も参照)。
船橋新京成バスの深夜急行バス用車両、松戸新京成バスの高速バス用車両は、アルファベット2文字+数字3桁の社番を持つ(前者はFS、後者MHで始まり、数字3桁は4桁社番の百の位以下と同じ)。

関連項目

外部リンク

脚注

参考文献

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