昭和米国物語
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| ジャンル | 世紀末ロマンRPG |
|---|---|
| 対応機種 |
PlayStation 5 Microsoft Windows |
| 開発元 | NEKCOM Entertainment |
| 発売元 | 2P Games |
| プロデューサー | 羅翔宇 |
| ディレクター | 房継軒 |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2026年 |
『昭和米国物語』(しょうわべいこくものがたり、中: 昭和米国物语、英: Showa American Story)は、中華人民共和国のゲーム会社・NEKCOM Entertainmentより2026年に発売予定のゲームソフト。対応プラットフォームはPlayStation 5、Windows(Steam配信)[1]。当初はPlayStation 4での発売も予定されていたが変更された。
バブル崩壊が起きず、強大な経済力を持った日本によってアメリカ合衆国が文化的植民地とされるという架空の世界を舞台としたアクションRPG[2]。2022年1月8日に開発が発表された。チーフプロデューサーの羅翔宇が子供時代に触れ、大きな影響を受けた1980年代の日本文化を詰め込んだ作品とされる[3]。最初のトレーラームービー[4]が公開された後、中国、アメリカ、日本で大きな反響を呼び、議論も巻き起こした[5]。
ゲームは「ハーフオープンワールド」とされ、完全なオープンワールドではなくストーリーに応じて新たな地域に移動し、その中を自由に動き回れる。一種のステージクリア制だがフィールドの探索要素も存在し、『スーパーマリオ オデッセイ』に近い[6]。戦闘はリアルタイムアクションバトルだが、あくまでジャンルはRPGであり、難しい操作やシビアなタイミングを要求せず、カジュアルに楽しめるゲームになるとされる[3]。
2024年11月1日、IGN Japan公式YouTubeに投稿されたトレーラー内において、
- 2025年に発売予定である事
- 2024年冬にさらなる情報が公開される事
の二つが発表された[7]。
2025年11月、「プレイヤーに悔いのない作品をお届けするため」を理由として、発売時期を2026年に変更することを発表した[8]。
開発
開発チームは過去に『スプリンターセルシリーズ』『エイジ オブ エンパイア シリーズ』『ニード・フォー・スピードシリーズ』などに携わっており、本作の開発自体は2018年に始まったが新型コロナウイルス感染症の世界的流行と、会社のある武漢市のロックダウンによってしばらく開発停止を余儀なくされていた[9]。
昭和日本をテーマとした作品だが、あくまで「日本に支配されたアメリカ」が舞台であって外からの「正しい/正しくない」という意見は必要ないと考えられており、日本人スタッフの監修や日本のリサーチなどは行なっておらず全て開発チームの感性と記憶で作られている[3]。「正しい昭和像を描くよりも、中国人から見た独特な昭和を見せられたら面白いじゃないか」という考えで始まったプロジェクトであり、元より昭和らしさを忠実に再現しようとはしていない[6]。羅は日本文化だけではなく、アメリカのB級映画からも強い影響を受けており、その想いから過激な残酷描写も盛り込んだ「暴力」、「ロマン」、「コメディ」を3つの柱としている[3]。また、アメリカで作られた『カンフー・パンダ』や、日本が舞台ではない日本漫画の『ONE PIECE』が人気である例などから、「中国の考え方や価値観を反映させた物語を表現するのに必ずしも中国の伝統文化(武侠など)をテーマにする必要はない」というコンセプトにも基づいている[9]。他にも、羅は欧米人が作る日本のゲームは忍者やサムライばかりで「日本文化はそれ以上あるはず」という思いから本作に挑戦したとも語っている[10]。
『ドラゴンボール』『機動戦士ガンダム』『聖闘士星矢』『北斗の拳』『天元突破グレンラガン』といったアニメや漫画に限らず、ドラマ『東京ラブストーリー』など、中国で流行った日本の娯楽作品のパロディも盛り込まれている[6][9]。加えて『トランスフォーマー』や『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』などのアニメ、ポリスやモダン・トーキングなどのバンドといったアメリカ文化からの影響もある。ゲームでも、羅が最も尊敬するクリエイターの一人である須田剛一の『ノーモア★ヒーローズシリーズ』の影響を受けており、また、サイドクエストのテイストは『龍が如くシリーズ』を参考にしている[6]。
あらすじ
昭和66年(1991年)。バブル景気によって経済的優位に立った日本はアメリカの領土の大半を買収。急増した日系移民によりアメリカは日本の経済・文化的植民地と化してしまう。二つの異なる文化の融合は矛盾や衝突に見舞われるも、時が経つにつれて人々に受け入れられていった。
19歳のスタントマンである蝶子は新作アクション映画のオーディションのため、妹と共にかつてハリウッドと呼ばれた「新横浜(ネオ・ヨコハマ)」を訪れる。しかし突如、謎の黒装束の集団に襲われて殺害され、郊外の荒野へと埋められてしまった。時は流れ、蝶子は何故か息を吹き返し、土中から這い出す。そこは蝶子の知っているアメリカではなく、「災害」によって変わり果てた世界だった。ゾンビや怪異が蔓延り、極道やならず者が跋扈するという秩序の崩壊したアメリカで、蝶子は真実の探究と行方不明の妹の捜索、そして復讐を果たすべく旅立つ。
登場人物
- 千草 蝶子(ちぐさ ちょうこ)
- 本作の主人公。映画スターを夢見るスタントマンの少女。新作アクション映画のオーディションに訪れた「新横浜」で黒装束の集団に殺害される。しかし突如として超人的な特殊能力を得て蘇り、廃墟で見つけたキャンピングカーとバイクを修理してアメリカ横断の旅に出る。