村田製作所
日本の京都府長岡京市にある電子部品メーカー
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株式会社村田製作所(むらたせいさくしょ、英: Murata Manufacturing Co., Ltd.[3])は、京都府長岡京市に本社を置く電子部品メーカー。電子部品を主力とする企業では世界トップクラスに位置している。日経平均株価およびTOPIX Large70、JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[4][5][6]。
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村田製作所本社 | |
| 種類 | 株式会社 |
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| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 |
SGX M20
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| 略称 | 村田製 |
| 本社所在地 |
〒617-8555 京都府長岡京市東神足一丁目10番1号 |
| 設立 | 1950年(昭和25年)12月23日 |
| 業種 | 電気機器 |
| 法人番号 | 4130001030475 |
| 事業内容 | 電子部品の製造・販売 |
| 代表者 |
代表取締役会長 村田恒夫 代表取締役社長 中島規巨 |
| 資本金 | 694億44百万円 |
| 売上高 |
連結:1兆7433億52百万円 単体:1兆1063億01百万円 (2025年3月期) |
| 営業利益 |
連結:3044億円 (2025年3月期) |
| 純利益 |
連結:2797億円 (2025年3月期) |
| 総資産 |
連結:3兆282億円 (2025年3月期) |
| 従業員数 |
連結:72,572名 単体:10,865名 (2025年3月31日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[2] |
| 主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 16.8% 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 6.8% 日本生命保険相互会社 2.6% SSBTC CLIENT OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店 カストディ業務部) 2.6% 株式会社京都銀行 2.5% 明治安田生命保険相互会社 2.5% STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1.7% THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1.5% 株式会社みずほ銀行 1.3% JP MORGAN CHASE BANK 385781(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) 1.2% (2023年9月30日現在) |
| 主要子会社 | 関連会社参照 |
| 関係する人物 |
河端作兵衛(河端製作所主) 村田昭(創業者) 村田泰隆(前社長) 井上亨(元専務) |
| 外部リンク | 村田製作所 |
| 特記事項:各種経営指標は2025年3月期 | |
概要
村田昭により、1944年10月に京都市中京区四条大宮北(四坊大宮町)で、元染物工場を借りて工場として創業された。元々はがいしなどの陶器製品を製造する町工場であった。主力商品はセラミックコンデンサーで、世界随一のシェアを占める。その他、セラミックフィルタ、高周波部品、センサー部品も強い。いずれも世界的に圧倒的なシェアを持つ。原材料からの一貫生産に特徴がある。
村田製作所は積層セラミックコンデンサーでトップの地位を走るが、「にじみ出し戦略」と呼ぶ周辺分野の企業とのアライアンス、M&Aを進めており、ここ数年は周辺の部品に領域を拡大している。2017年、M&Aでソニーから電池事業を買収した[7]。
さらに自動車、エネルギー(電池事業)、ヘルスケアなどの注力市場やIoTなどの新規市場に対して研究開発(R&D)を促進して事業拡大を図るため、2020年12月には横浜市・みなとみらい地区(47街区)に新たな研究開発拠点となる「みなとみらいイノベーションセンター」を開設した[8][9]。同拠点には「エンジニアの卵が生まれるきっかけの場」をコンセプトとした、子供たちが科学を楽しく学べる体験施設「Mulabo!(ムラーボ!)」も併設されている[9]。
特徴
- 高い海外売上比率 海外売上比率は92.3%である(2024年3月)。売上高1兆円以上の企業ではヤマハ発動機の93.7%に次いで2番目に高い海外売上高比率である。
- 高い営業利益率 2023年度の売上高の数字で営業利益率は17.7%である。工場を多く所有する製造業としては非常に高い数字(製造業の平均は約5%)である。
- 高シェア製品 多くの高シェア製品を有する。
- 積層セラミックコンデンサ 世界シェア35% 世界一位
- SAWフィルタ 世界シェア45% 世界一位
- Wi-Fiモジュール 世界シェア60% 世界一位
- EMIフィルタ 世界シェア35% 世界一位
- ショックセンサ 世界シェア95% 世界一位
- 高い新製品率 売上高における新製品の割合が40%である。
- 会社としては1950年12月23日の設立だが、村田昭は生産を始める前に、火を使う仕事なので(火の神様である)愛宕神社へお参りした。これを記念として後に村田製作所の創業記念日は10月15日と決められている[10]。
- 2000年代以降は新聞・テレビ広告にも力を入れ、「村田製作所は何をセイサクしているんだろう」という出だしで始まるテレビコマーシャルや、村田“科学少年少女”製作所といったテーマで展開される新聞広告など、企業イメージ向上に努めている。特に当社の技術を集めたムラタセイサク君というロボットが注目を集めている。
- 2014年に会社ロゴを変更[11]。
主な製品
ロボット製作
自社の技術や製品を生かしたロボット製作も進めている。
ムラタセイサク君
(CEATEC JAPAN 2005)
ムラタセイサク君とは、自転車に乗ったロボットで、倒れることもなく前にも後ろにも自力で進め止まれる機能を持つ。1990年に開発された自立走行ロボットを元に、ジャイロセンサなどムラタの技術を集めて2005年に発表された[12]。
ムラタセイコちゃん
その後の過程で周りからの要望を受け一輪走行技術の開発に成功したことや、内外からムラタセイサク君の女の子バージョンはないのかと言う声が上がったことなどを受け、2008年9月23日に一輪車走行を行う女の子キャラクターの一輪車ロボ「ムラタセイコちゃん」が発表された。「ムラタセイサク君の父方の年下のいとこ」という設定になっている。ムラタセイコちゃんは若いスタッフを中心に開発し、デザインも若い女性社員が担当した[13]。
- 大きさは50cmで6kg
- DC-DCコンバーター
- ジャイロセンサー
- 超音波センサー
- Bluetoothモジュール
ムラタセイサク君TypeECO

2010年に発表したムラタセイサク君より省電力で環境性能を向上させたモデルである[14]。
村田製作所チアリーディング部

2014年9月25日に発表されたチアリーディングロボット10体である。京都大学松野研究室との共同開発でボールに乗ってバランスを取りながら10体が落ちたり、ぶつかることなく演技をする[15][16][17][18]。テーマソングの『チア・チア』はやくしまるえつこが歌っている。
研究拠点
関連会社
国内関連会社
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海外関連会社
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過去の関連会社
歴代社長
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- ラジオ空想科学研究所 - ニッポン放送※「村田製作所PRESENTS」の冠タイトルを付けて『村田製作所PRESENTS (パーソナリティ)のラジオ空想科学研究所』というタイトルで放送していた。