瀬戸内市
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| せとうちし 瀬戸内市 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
|
| |||||
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| 国 |
| ||||
| 地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
| 都道府県 | 岡山県 | ||||
| 市町村コード | 33212-7 | ||||
| 法人番号 | 7000020332127 | ||||
| 面積 |
125.46km2 | ||||
| 総人口 |
34,779人 [編集] (推計人口、2026年3月1日) | ||||
| 人口密度 | 277人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 岡山市、備前市 | ||||
| 市の木 | オリーブ | ||||
| 市の花 | きく | ||||
| 市の鳥 市の海産物 |
めじろ カキ | ||||
| 瀬戸内市役所 | |||||
| 市長 | 黒石健太郎 | ||||
| 所在地 |
〒701-4292 岡山県瀬戸内市邑久町尾張300-1 北緯34度39分54秒 東経134度05分34秒 / 北緯34.66489度 東経134.09281度座標: 北緯34度39分54秒 東経134度05分34秒 / 北緯34.66489度 東経134.09281度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
気候

2016年11月16日撮影の4枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。
岡山県の南東部に位置する。県庁所在地である岡山市の東隣に位置し、市内にはいくつかの住宅団地が造成され、JR赤穂線や国道2号を利用しての通勤通学客も多くベッドタウンとなっている。
西部は、吉井川を挟んで岡山平野の一部を成し「千町平野」(せんちょうへいや)と呼ばれる。大半は標高100mから300mの山林である。
南部・東部は瀬戸内海に面し長島や牛窓諸島の島々が点在する。特に旧牛窓町は「日本のエーゲ海」と称する多島美の景観を見せ、宿泊施設や別荘、海水浴場がある。本土と牛窓諸島の前島との間には牛窓瀬戸(唐琴の瀬戸)があり名勝となっている[1]。海岸部は瀬戸内海国立公園の区域内に指定されている。
- 山:西大平山(327m)、東大平山(302m)、四辻山(260m)、龍王山(223m)、玉葛山(267m)、大平山(262m)
- 河川:吉井川、千町川、干田川、香登川、油杉川
- 島嶼:長島、牛窓諸島(前島、黄島、黒島、青島など)[1]
| 虫明(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 17.4 (63.3) |
22.0 (71.6) |
23.0 (73.4) |
27.8 (82) |
30.8 (87.4) |
34.7 (94.5) |
37.4 (99.3) |
37.3 (99.1) |
36.1 (97) |
32.1 (89.8) |
24.8 (76.6) |
20.9 (69.6) |
37.4 (99.3) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 9.4 (48.9) |
9.9 (49.8) |
13.2 (55.8) |
18.5 (65.3) |
23.2 (73.8) |
26.3 (79.3) |
30.2 (86.4) |
32.0 (89.6) |
28.3 (82.9) |
22.8 (73) |
17.2 (63) |
11.8 (53.2) |
20.2 (68.4) |
| 日平均気温 °C (°F) | 4.2 (39.6) |
4.5 (40.1) |
7.7 (45.9) |
12.8 (55) |
17.8 (64) |
21.9 (71.4) |
25.9 (78.6) |
27.3 (81.1) |
23.5 (74.3) |
17.6 (63.7) |
11.7 (53.1) |
6.5 (43.7) |
15.1 (59.2) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −0.7 (30.7) |
−0.6 (30.9) |
2.0 (35.6) |
7.0 (44.6) |
12.4 (54.3) |
17.8 (64) |
22.5 (72.5) |
23.7 (74.7) |
19.4 (66.9) |
12.8 (55) |
6.7 (44.1) |
1.6 (34.9) |
10.4 (50.7) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −6.9 (19.6) |
−7.6 (18.3) |
−4.6 (23.7) |
−2.4 (27.7) |
2.3 (36.1) |
8.8 (47.8) |
14.9 (58.8) |
15.8 (60.4) |
7.7 (45.9) |
2.9 (37.2) |
−2.3 (27.9) |
−4.6 (23.7) |
−7.6 (18.3) |
| 降水量 mm (inch) | 36.1 (1.421) |
43.8 (1.724) |
83.8 (3.299) |
88.3 (3.476) |
116.2 (4.575) |
154.2 (6.071) |
172.8 (6.803) |
98.8 (3.89) |
162.6 (6.402) |
98.0 (3.858) |
53.6 (2.11) |
43.1 (1.697) |
1,150.6 (45.299) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.0 | 6.4 | 8.8 | 9.0 | 9.1 | 11.0 | 10.2 | 6.6 | 8.6 | 7.4 | 5.8 | 5.3 | 93.6 |
| 平均月間日照時間 | 149.6 | 143.3 | 177.4 | 197.5 | 207.9 | 159.0 | 186.4 | 228.0 | 159.3 | 149.9 | 146.6 | 158.6 | 2,059.8 |
| 出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
| 出典2:気象庁[2] | |||||||||||||
隣接する自治体・行政区
文化・歴史
刀剣
長船町の長船地区や福岡地区などは、古くから刀鍛冶が多く、刀剣が盛んに生産されており、備前長船と呼ばれ全国的に著名である。
中国山地で採集される砂鉄「赤目(あこめ)」が日本刀を造るのに適していたことと、砂鉄から玉鋼(たまはがね)を作るためのタタラに必要な強い火力を生むクヌギ系の木が自生していたことなどから、この地で日本刀が多く生産されることとなった。
また、南北に流れる吉井川と、東西には山陽道があり、交通の便に恵まれていたこともあり、長船の刀が多く流通することとなった。
備前福岡の市
吉井川と山陽道の接点地である備前福岡は、歴史教科書にも紹介される国宝「一遍聖絵」の中で「福岡の市」が立つ場として描かれている。鎌倉時代に定期市として始まった中世「福岡の市」は常設市へと発展し、室町時代の備前福岡は山陽道で最大級の商都として栄えた。
2006年3月、現代版「備前福岡の市」[3]が誕生し、毎月第4日曜に開催されている。2014年6月には「100回記念フォーラム」を開催、「備前福岡の市」が歴史的・文化的・風土的資産の掘り起こしに一定の役割を担っていることを再確認した。
朝鮮通信使
牛窓は江戸時代の外交使節である朝鮮通信使の寄港地であった。宿泊した本蓮寺には正使らが書いた漢詩の書軸が残り、この中の岡山県指定重要文化財(歴史資料)9幅が、2018年10月31日に 世界記憶遺産 (世界の記憶)として登録された「朝鮮通信使に関する記録」に含まれた[4]。
市町村合併
2004年(平成16年)11月1日付で、邑久郡邑久町、牛窓町、長船町の3町が合併して市制施行した[5][6]。
- 市内の大字の読みは全て「あ行」で始まる(2009年7月現在)。合併時に、邑久町、牛窓町、長船町という「あ行」で始まる旧自治体名をそれぞれの管内の大字全てに冠したためである。
- 邑久郡合併協議会[7]が選定した市名の最終候補は「瀬戸内」の他かに「東岡山(ひがしおかやま)」「東備(とうび)」「夢路(ゆめじ)」「あけぼの」があったが[8]、「瀬戸内海の恩恵を受け、風光明媚で温暖な、穏やかな地域をイメージできる」ことを理由とし、現市名が選定された[6]。
年表
- 1952年(昭和27年)4月1日 - 邑久郡邑久村、福田村、今城村、本庄村、豊原村、笠加村が合併し、邑久町となる。
- 1953年(昭和28年)2月 - 西大寺市の発足に伴い、邑久町から長沼地区の一部が分離される。
- 1954年(昭和29年)
- 1955年(昭和30年)
- 1958年(昭和33年)4月1日 - 裳掛村を邑久町に編入。
- 1962年(昭和37年)9月1日 - 赤穂線が全線開通。
- 1976年(昭和51年)9月 - 台風17号により豪雨災害発生、災害救助法適用。牛窓町にて測定された降水量は、8日正午から13日正午までに748mm[6]。
- 1974年(昭和49年)11月30日 - 岡山ブルーハイウェイ(現:岡山ブルーライン)が全線開通。
- 1988年(昭和63年)5月9日 - 邑久長島大橋(人間回復の橋)が開通[9]。
- 1990年(平成2年)9月 - 台風第19号により豪雨災害発生、災害救助法適用。牛窓町にて測定された降水量は、17日から20日までに525mm[6]。
- 2002年(平成14年)8月1日 - 邑久郡合併協議会が発足。
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)9月9日 - 第60回国民体育大会「晴れの国おかやま国体」夏季大会が開催、市内がサッカー、セーリング競技会場となる[6]。
- 2024年(令和6年)11月1日 - 瀬戸内市発足20周年を記念し、11月1日を「瀬戸内市民の日」と制定。同月に記念式典を催行[6]。
行政
歴代市長
| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 初代 | 立岡脩二 | 2004年12月5日 | 2008年12月4日 | 元邑久町長 | |
| 2代 | 島村俊一 | 2008年12月5日 | 2009年6月9日 | 健康上の理由により辞職 | |
| 3-6代 | 武久顕也 | 2009年7月19日 | 2025年7月18日 | ||
| 7代 | 黒石健太郎 | 2025年7月19日 | 現職 |
組織
- 合併当時
- 警察 - 旧3町を管轄していた岡山県瀬戸内警察署(旧牛窓町にある牛窓署が2004年11月1日に改称)がそのまま担当する。
- 消防 - 旧3町の消防・救急を管轄していた邑久消防組合を継承した瀬戸内市消防本部が担当する。
- 医療 - 瀬戸内市立瀬戸内市民病院、瀬戸内市立瀬戸内市民病院牛窓分院の2つの市立病院があり、共に救急指定病院である。牛窓分院は2008年4月1日より診療所となり、入院できるのは本院のみとなる。
- 衛生 - 清掃は、旧長船町生活環境課や旧2町の清掃を管轄していた邑久牛窓清掃施設組合を承継した瀬戸内市環境部が担当する。屎尿処理は、岡山市外3町衛生施設組合(現:神崎衛生施設組合)が担当する。
- 邑久本庁舎が手狭なため、福祉事務所(福祉部、こども・健康部)は長船庁舎およびゆめトピア長船(2023年5月8日に本庁舎西棟へ移転)に、教育委員会は牛窓庁舎に、水道は水道庁舎にある。
- 管轄地域
- 市内は、市役所と2つの支所、1つの出張所に編成されている。
- 市内の住所は「瀬戸内市」の後に、旧町村名を残している。
| 名称 | 所在地 | 管轄地域 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 瀬戸内市役所 | 瀬戸内市邑久町尾張300-1 | 旧邑久町域 | 本庁舎(旧邑久町役場) |
| 牛窓支所 | 瀬戸内市牛窓町牛窓4911 | 旧牛窓町域 | 牛窓庁舎(旧牛窓町役場) |
| 長船支所 | 瀬戸内市長船町土師291 | 旧長船町域 | 長船庁舎(旧長船町役場) |
| 裳掛出張所 | 瀬戸内市邑久町虫明534-2 | 旧邑久町域 | 裳掛庁舎(旧邑久町裳掛出張所) |
立法
経済
産業
農業
米、野菜(カボチャ・白菜・キャベツ等)、果実(ブドウ・モモ・スイカ等)が主要な作物である。
旧牛窓町平山地区では、三蔵農林(ミツクラ)がマッシュルームを生産している。オリーブの生産も盛んで、牛窓オリーブ園は小豆島オリーブ園と並び日本有数のオリーブ生産量を誇る。
漁業では、旧牛窓町と旧邑久町でカキの養殖が盛んで、特に旧邑久町虫明地区はカキの産地として著名である。
工業
自治体主体の工業団地が点在している程度である。かつては錦海湾に錦海塩業が日本最大の塩田を持っていたが、製塩の近代化により現在は工場で生産されている。広大な塩田跡地では、飛行機やヘリコプターのラジコン大会が年に一度開催されている。
旧長船町にはベネッセコーポレーションの物流センター、旧邑久町には、吉井川沿いの広大な敷地に岡山村田製作所がある。
旧牛窓町にはノート製造大手のキョクトウ・アソシエイツが拠点工場を構え、かつてはエス・イー・シーやヤンマー造船所の本社もあったが、いずれも3町合併前に移転した。
- 主要企業と工場
姉妹都市・提携都市
人口
| 瀬戸内市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 瀬戸内市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 瀬戸内市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
瀬戸内市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
地域
医療
教育
高等学校
中学校
小学校
- 瀬戸内市立牛窓東小学校
- 瀬戸内市立牛窓西小学校
- 瀬戸内市立牛窓北小学校
- 瀬戸内市立邑久小学校
- 瀬戸内市立今城小学校
- 瀬戸内市立裳掛小学校
- 瀬戸内市立美和小学校
- 瀬戸内市立国府小学校
- 瀬戸内市立行幸小学校
幼稚園
- 瀬戸内市立牛窓東幼稚園
- 瀬戸内市立牛窓西幼稚園 (休園中)
- 瀬戸内市立牛窓北幼稚園(休園中)
- 瀬戸内市立邑久幼稚園
- 瀬戸内市立今城幼稚園
- 瀬戸内市立玉津幼稚園(休園中)
- 瀬戸内市立裳掛幼稚園(休園中)
- 瀬戸内市立美和幼稚園
- 瀬戸内市立国府幼稚園
- 瀬戸内市立行幸幼稚園
保育園など
- 瀬戸内市立邑久保育園
- 瀬戸内市立福田保育園
- 瀬戸内市立今城保育園
- 瀬戸内市立玉津保育園
- 瀬戸内市立長船東保育園
- 瀬戸内市立長船西保育園
- 瀬戸内市立裳掛児童館
- 長船ちとせこども園(私立)
その他の学校
その他の施設
交通
鉄道
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
バス
道路
一般国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
- 岡山県道222号福谷小才線
- 岡山県道223号箕輪尾張線
- 岡山県道224号瀬西大寺線
- 岡山県道225号虫明長浜線
- 岡山県道226号牛窓邑久西大寺線
- 岡山県道227号庄田敷井線
- 岡山県道228号高助西浜線
- 岡山県道229号上阿知本庄線
- 岡山県道230号上山田鹿忍線
- 岡山県道231号神崎邑久線
- 岡山県道232号鹿忍片岡神崎線
- 岡山県道235号橋詰千手線
- 岡山県道264号福里八日市線
- 岡山県道381号牛文香登本線
- 岡山ブルーライン(岡山県道397号寒河本庄岡山線)
- 岡山県道425号磯上備前線
- 岡山県道464号服部射越線
- 岡山県道465号大平山坂田線
道の駅
港湾
- 牛窓港
- 鹿忍港
航路
- 前島フェリー - 牛窓港~前島間の渡船
通信
市外局番
市外局番は、以下の3つの区域で分かれる。
- 長船町長船:0869(60~89、92、93)(備前MA)
- 邑久町(福山、大富、北島及び向山):086(200~299、362~365、367~369、722~724、726、728、737、738、800~809、890~909、940~949、952、953、959)(岡山MA)
- 上記1、2を除く区域:0869(20~29、34)(邑久MA)
1、3の市外局番は同一だが、相互通話するときは市外局番が必要である。
- 邑久MA
- NTT西日本
- 邑久収容局(邑久町西部) 22、24(0~3千番台)
- 邑久虫明収容局(邑久町東部) 25(0~2、5~9千番台)
- 長船収容局(長船町) 24(4~6千番台)、26(0~6、8~9千番台)
- 牛窓収容局(牛窓町) 34
- その他
- エネルギア・コミュニケーションズ 29
- KDDI 21、27
- ソフトバンクテレコム 20、28
- 空き番号 23
- NTT西日本
- 岡山MA(瀬戸内市関係のみ記載)
- NTT西日本
- 西大寺収容局(岡山市) 942~944
- NTT西日本
- 備前MA(瀬戸内市関係のみ記載)
- NTT西日本
- 備前香登収容局(備前市) 66(0~3、5~9千番台)
- NTT西日本
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
ゆかりの有名人
マスコットキャラクター
- セットちゃん[14]


