東京マラソン2020
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今大会はマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ、アボット・ワールドマラソンメジャーズXIII第3戦を兼ねている。またワールドアスレティックスラベルロードレースもゴールドからプラチナに格上げした最初の大会となった。
参加定員は前回と同じく、マラソンが37500人、10km走が500人の、計38000人の予定だった。
しかし新型肺炎の世界的流行で国内でも感染拡大が懸念されるため、東京マラソン財団はエリートのみでの開催を決定した[1]。なお参加料やチャリティ寄付金は返金されず、2021年または2022年大会に出走する際は別に参加料が必要[2]。また関連行事のEXPO等も中止された[3]。また当初11000人の予定だったボランティアもリーダーのみに大幅縮小された。
レース
レースは定刻午前9時10分、横川浩日本陸上競技連盟会長の号砲によりスタート。
男子
先頭のペースメーカーは2時間03分台を狙うハイペースに設定されたが、この集団に井上大仁と大迫傑が果敢に食らいつく。設楽悠太や佐藤悠基は日本新記録を狙う第2集団でレースを進める。先頭集団は20kmを過ぎて急激にペースが上がり、大迫は23km手前で、井上も24km過ぎに集団から脱落。大迫は第2集団から飛び出した菊地賢人に追い上げを許したものの、単独走の中で持ち直し、32kmで井上を含む5位集団に追いつき、そのまま集団の前に出た。
先頭争いはビルハヌ・レゲセが38.5kmでシサイ・レマを突き放し、2時間04分15秒で連覇を達成。大迫は終盤脇腹を押さえるシーンが目立ったもののペースは落ちることなく、2時間05分29秒の日本新記録で4位に入り、東京オリンピック出場を確実にした。
第2集団も好記録が続出し、高久龍と上門大祐が2時間06分台、菊地・設楽ら7人が2時間07分台を記録。井上は終盤失速し2時間09分34秒の26位に終わった[4]。
女子
序盤からハイペースで進み、35km手前からチェムタイ・サルピーターとベルハネ・ディババの一騎打ちとなる。ハイペースを維持したままディババを振り落としたサルピーターが2時間17分45秒の大会新記録で優勝を飾った[4][5]。