東京国際マラソン

From Wikipedia, the free encyclopedia

東京国際マラソン(とうきょうこくさいマラソン)とは、1981年昭和56年)から2006年平成18年)まで26年間行われた、東京都区部を舞台に繰り広げた男子の国際マラソン競技大会である。

1981年2月に「読売日本テレビ東京マラソン」として開催。その翌月、「東京-NY友好マラソン」(フジサンケイグループ主催)が行われた(大会史では前者を第1回、後者を第2回として扱う)。翌年からは東京都区部の交通事情を理由に、警視庁が両者の大会を同じ年に開催することを認めず、偶数年を読売新聞社主催で、奇数年を産経新聞社主催で開催されることになった[1]。なお、産経主催の奇数年は引き続き「東京-ニューヨーク友好」のサブタイトルが付いていた。2007年から東京都知事石原慎太郎(当時)の肝いりで、本競走と市民マラソン大会の東京シティロードレース東京新聞中日新聞東京本社=主催)をまとめる形で「東京マラソン」が行われるため、2006年をもって終了した。

コースは国立霞ヶ丘競技場陸上競技場をスタート・ゴールとし、平和島口を折り返す42.195kmだった。国立競技場をスタートして東京ドーム東京タワー皇居東京駅増上寺品川駅大井競馬場平和島競艇場等の有名な施設を通過して大森海岸交番前の平和島口を折り返して行った道を帰って来る。特に35km地点を過ぎた後に迎える水道橋駅前から四谷にかけての高低差は凡そ30m近く(ビルに直すと11階建てに匹敵する高さ)にも及び、別名・強力坂とも言われ恐れられており世界でも屈指の難コースと言われる。

エピソード

  • 偶数年の日テレ放送回の大会ロゴは1982年以降のものが使われていた。ダイエー協賛撤退後も引き続き使われた。

参加資格

  1. 一般選手の場合
    • 日本陸上競技連盟の登記・登録者であること。
    • レース開催日において満19歳以上であること。
    • 参加を希望する大会の前々回大会の開催月以降において、日本陸上競技連盟の公認競技会において以下のいずれかの記録を出していること。または、日本陸上競技連盟が下記に該当する者と同等の実力を有すると認めた者であること。
      • マラソン 2時間30分以内
      • 30km走 1時間42分以内
      • ハーフマラソン 1時間10分以内
  2. 招待選手の場合
    • 外国招待選手(約15名)
    • 国内招待選手(約15名)
    いずれの場合も、日本陸上競技連盟の推薦を受けていること。

参加料は3,000円であった。

歴代優勝者

国籍・所属はいずれも当時。

開催日氏名国籍・所属タイム備考
11981年2月8日喜多秀喜日本の旗 日本神戸製鋼2時間12分04秒
21981年3月1日ロドルフォ・ゴメスメキシコの旗 メキシコ2時間11分00秒
31982年1月31日ワディム・シドロフソビエト連邦の旗 ソビエト連邦2時間10分33秒
41983年2月13日瀬古利彦日本の旗 日本エスビー食品2時間08分38秒
51984年2月12日ジュマ・イカンガータンザニアの旗 タンザニア2時間10分49秒
61985年2月10日宗茂日本の旗 日本旭化成2時間10分32秒
71986年2月9日ジュマ・イカンガー -2-タンザニアの旗 タンザニア2時間08分10秒
81987年2月8日谷口浩美日本の旗 日本・旭化成2時間10分06秒
91988年2月14日アベベ・メコネンエチオピアの旗 社会主義エチオピア2時間08分33秒
101989年3月19日谷口浩美 -2-日本の旗 日本・旭化成2時間09分34秒
111990年2月12日中山竹通日本の旗 日本ダイエー2時間10分57秒
121991年2月10日アベベ・メコネン -2-エチオピアの旗 社会主義エチオピア2時間10分26秒
131992年2月9日森下広一日本の旗 日本・旭化成2時間10分19秒
141993年2月14日アベベ・メコネン -3-エチオピアの旗 社会主義エチオピア2時間12分00秒3勝目(最多優勝記録)
151994年2月13日スティーブ・モネゲッティオーストラリアの旗 オーストラリア2時間08分55秒
161995年2月12日エリック・ワイナイナ ケニア2時間10分31秒
171996年2月12日バンデルレイ・デリマブラジルの旗 ブラジル2時間08分38秒初の南米勢覇者
181997年2月9日清水康次日本の旗 日本NTT中国2時間10分09秒
191998年2月8日アルベルト・フズダドスペインの旗 スペイン2時間08分01秒
201999年2月14日ゲルト・タイス南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国2時間06分33秒
212000年2月13日ジャフェット・コスゲイ ケニア2時間07分15秒
222001年2月18日高橋健一日本の旗 日本富士通2時間10分51秒
232002年2月10日エリック・ワイナイナ -2- ケニアコニカ2時間08分43秒
242003年2月9日ゼベダヨ・バヨタンザニアの旗 タンザニア2時間09分07秒
252004年2月8日ダニエル・ジェンガ ケニアヤクルト2時間08分43秒アフリカ勢3連覇
262005年2月13日高岡寿成日本の旗 日本カネボウ2時間07分41秒最後の日本人覇者
272006年2月12日アンベッセ・トロッサエチオピアの旗 エチオピア2時間08分58秒最後の優勝者

関連項目

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI