林洋子 (女優)
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東京都大田区蒲田生まれ。都立第六高等女学校(現:東京都立三田高等学校)卒業後、1949年に俳優座付属俳優養成所の第1期生となり、1952年に卒業(同期生に岩崎加根子、野村昭子らがいる)。
俳優座養成所第一期卒業[2]後、劇団三期会(現・東京演劇アンサンブル)で数々のブレヒト劇に主演し、声優として吹き替えにも多く出演。後にフリーとなる。
1970年、水俣病の実態に触れ、翌年に、石牟礼道子原作「苦海浄土」巡礼公演。以後「私って何だ、俳優って何なんだ」と考え自発的に芝居が出来なくなり俳優として沈黙する[2]。1973年に訪印し、コルカタの民家に滞在。帰国後にベンガル語を学ぶ。1978年~79年にインド再訪。ベンガルの農村を独りで歩き宗教的大道芸バウルに出会い、表現の原点を発見する。
1980年、クラムボンの会を設立し宮沢賢治作品の一人語り出前公演を開始。生の音楽と共に語り演じる独特の語りは、日本全国、また海外で熱い喝采を受けている。1994年には「幼児も涙してその世界に没入するほどの感動を人々に与えた。」と宮沢賢治学会及び花巻市より第4回イーハトーブ賞を受賞。公演回数は1600回に迫り総観客数は32万人に達しようとしている。2017年2月1日に創立37周年を迎えた。国際交流基金派遣によるインド、インドネシア、マレーシア、フランスなど海外公演多数。
2015年より語り芸の後継者として、二代目巌谷陽次郎が参加。二人三脚で、精力的に賢治の世界の語り出前公演に活躍していた。
人物
出演(舞台)
- ガリレオ・ガリレイの生涯(1959年 ブレヒト作、千田是也演出) - サルティのおかみさん役。新劇合同公演
- 母(1960年ブレヒト作、千田是也演出) - ペラーゲア・ウラーソワ(母)役。劇団三期会
- アガメムノーン(1961年 アイスキュロス作) - クリュタイメーストラ役。東京大学ギリシア悲劇研究会
- パリコミューン(1962年 ブレヒト作、熊井宏二演出) - マダム・キャベイ役。劇団三期会
- トロイアの女(1962年 ユウリピデス作) - へカベー役。東大ギリシャ悲劇研究会。
- 戯劇春秋 (1963年 千田是也演出) - 緋緋役。新劇若手合同公演。
- 男は男だ(1964年 ブレヒト作、熊井宏二演出) - べグビッグのおかみさん役。劇団三期会。
- ペルシァの人々(1964年 アイスキュロス作) - アトッサ役。東大ギリシア悲劇研究会。
- 苦海浄土(1971年 石牟礼道子原作、砂田明演出) - 語り部・草の親役。
- 無声慟哭(2002年・高田三郎作曲)宮沢賢治の詩による ソプラノ、バリトン、ナレーター。
演出及び出演
出演(声優)
吹き替え
映画
- 想い出よ、今晩は!
- コングの復讐(ヒルダ〈ヘレン・マック〉)
- 素晴らしき恋人たち(ジェニー〈シモーヌ・シニョレ〉)
- 底抜けもててもてて(フェイ〈パット・スタンリー〉)
- 底抜け大学教授(ミリー・レモン〈キャスリーン・フリーマン〉)
- 大空港 ※日本テレビ旧版
- 日曜はダメよ
- パリが恋するとき
- 炎の人ゴッホ(クリスティン〈パメラ・ブラウン〉)※NHK版
- 007 ロシアより愛をこめて(ローザ〈ロッテ・レーニャ〉)
ドラマ・アニメ
- アイ・ラブ・ルーシー(エセル〈ヴィヴィアン・ヴァンス〉)
- アメリカン・ヒーロー(パムの母〈ジューン・ロックハート〉)
- ザ・ルーシー・ショー(ヴィヴィアン〈ヴィヴィアン・ヴァンス〉)
- 奥さまは魔女(エンドラ〈アグネス・ムーアヘッド〉)
- かわいい魔女ジニー(ベローズ大佐夫人〈エマリン・ヘンリー〉)
- 刑事コロンボ 構想の死角(リリー・ラ・サンカ〈バーバラ・コルビー〉)
- 探偵マイケル
- ミステリーゾーン(フローレンス修道女[3])
- ロンドン指令X
アニメ
- 樫の木モック
- スヌーピーとチャーリーブラウン(ペパーミント・パティ)
特撮
その他出演
著書
- 「合言葉はクラムボン」―夢の注文承りますー こみち書房
- 「わたしのこと」 クラムボン企画