島津製作所

日本の京都府京都市にある機器メーカー From Wikipedia, the free encyclopedia

株式会社島津製作所(しまづせいさくしょ、: Shimadzu Corporation[注釈 1])は、京都府京都市中京区に本社を置く、精密機器、計測器、医療機器、航空機器を製造する企業である。JPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[2]

市場情報
東証プライム 7701
1949年5月16日上場
略称 島津
概要 種類, 機関設計 ...
株式会社島津製作所
SHIMADZU CORPORATION[注釈 1]
島津製作所E1号館
本社(三条工場・E1号館)
種類 株式会社
機関設計 監査役会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 7701
1949年5月16日上場
略称 島津
本社所在地 日本の旗 日本
604-8511
京都府京都市中京区西ノ京桑原町1
設立 1917年9月1日
業種 精密機器
法人番号 6130001021068 ウィキデータを編集
事業内容 計測機器、医療機器の製造・販売
代表者 上田輝久代表取締役会長
山本靖則(代表取締役社長
資本金 266億48百万円
発行済株式総数
  • 2億9607万0227株
(2025年3月31日現在)
売上高 連結:5118億95百万円
単体:2246億8百万円
(2024年3月期)
営業利益 連結:727億53百万円
(2024年3月期)
純利益 連結:472億89百万円
(2022年3月期)
純資産 連結:3811億64百万円
(2022年3月期)
総資産 連結:5605億28百万円
(2022年3月期)
従業員数 連結:13,898人
単体:3,541人
(2023年3月末現在)
決算期 3月31日
主要株主
関係する人物 初代・島津源蔵(創業者)
二代目・島津源蔵(2代目社長)
田中耕一ノーベル化学賞受賞者、田中耕一記念質量分析研究所長)
矢嶋英敏(元会長)
服部重彦(元社長)
外部リンク https://www.shimadzu.co.jp/
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事業内容

分析・計測機器
クロマトグラフ、光吸収分析装置、組成・表面分析装置、液体クロマトグラフ、ガスクロマトグラフ質量分析計、物性評価機器、非破壊検査機器、環境測定機器、電子天秤、光スペクトラムアナライザ[3]などを製造している。
医用機器
デジタルX線システムPETシステム、CTスキャナシステム、超音波診断システムなどの医用画像診断機器を幅広く提供している。
産業機器
半導体の製造装置をはじめ、液送機器、油圧機器などの各種産業機器を製造している。また、携帯電話パソコンのキーデバイス製造に欠かせない成膜装置やターボ分子ポンプをはじめ、半導体や液晶パネルなどの品質管理を支える検査機器なども製造している。
航空機器
エア・マネジメント・システム、フライト・コントロール・システム、コックピット・ディスプレイ・システム、エンジン始動システム用機器、電子制御装置などを製造している。また、油圧・空気・燃料系用の各種航空機搭載機器の機能試験装置、 航空医学訓練装置などの地上支援機器も製造している。なお、ヘッドアップディスプレイの国内シェアは1位である。

沿革

労働協約資料(エル・ライブラリー,大阪産業労働資料館)所蔵品。

歴代社長

島津製作所の製品を扱う代理店例

社章

島津製作所東京支社(千代田区神田錦町

現在の「丸に十の字」の社章は薩摩藩島津家家紋に由来するが、創業者の初代島津源蔵は京都の出身である。大名の島津家とは血縁がないが、創業者の祖先である井上惣兵衛尉茂一が島津義弘から家紋と「島津」の姓を与えられた。その時の経緯は以下の通り。

薩摩の島津義弘が、京都の伏見から帰国する途中、豊臣秀吉から与えられた播州姫路の領地に立ち寄った。その際、そこに住んでいた井上惣兵衛尉茂一は領地の検分などの世話をした。それに対する褒美として“島津”の姓と“丸に十の字(くつわ)の家紋”をもらった[注釈 2]

ちなみに、十字の線の太さは目の錯覚を考慮に入れ、丸の線の1.1倍と定められている。

不祥事

  • 2013年1月25日防衛省は、航空自衛隊F-4戦闘機のレーダーディスプレーの修理契約など2件の契約について、島津製作所の三条工場が作業時間を水増しして、その分を防衛省に過大請求していたと発表した。調査で二重帳簿が見つかった。島津製作所は当初、防衛省の調査に応じようとせず、資料の提出なども拒否。防衛省は、他にも過大請求を行なっていた三菱電機などと比較しても、突出して悪質と批判。社長の中本晃は謝罪した[9]
  • 2017年6月9日2005年2014年にかけて、海上自衛隊P-3など3機種の計30機の補助動力装置を修理した際に、仕様とは異なる部品を取り付けるなど不正をおこなったとして、防衛装備庁は3か月半の指名停止にした[6]。それによると、新しい部品に交換するところを廃棄予定の中古部品を使用する不適切な修理をしていた。島津製作所社内に「防衛省との契約で不適切なことが行われている」との匿名の届け出があったという[10]
  • 2017年9月、島津製作所の子会社「島津メディカルシステムズ」の社員が熊本県公立病院に納入されていたX線を撮影する装置に一定時間が経過すると回路を遮断するタイマー[注釈 3] を保守点検の際に設置し、後日実際には故障していないにもかかわらず、X線が出なくなったため、病院側が修理を依頼し、約228万を支払う不適切な行為があったと2022年8月に中日新聞から報じられた[11][12][13][14]。その後、島津製作所はこの様な行為が疑われる事例が計43件に上り、タイマー設置者も7人[注釈 4] 該当する可能性が高いことを2023年2月に明らかにした[15]

社会貢献

提供番組

テレビ番組

書籍

関連書籍

  • 『仏具とノーベル賞 京都・島津製作所創業伝』(著者:鵜飼秀徳)(2020年9月7日、朝日新聞出版)ISBN 9784022517142

脚注

関連項目・人物

外部リンク

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