楠芳伸
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| 楠 芳伸 くすのき よしのぶ | |
|---|---|
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| 生年月日 | (1966-07-20) 1966年7月20日(59歳)[1] |
| 出生地 |
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| 出身校 |
広島大学附属福山中学校・高等学校[2] 京都大学法学部[1][2] |
| 在任期間 | 2025年1月27日[3][4][5] - 現職 |
| 在任期間 | 2024年1月26日[6] - 2025年1月27日[3][5] |
| 在任期間 | 2022年10月6日[7] - 2024年1月26日[6] |
| 在任期間 | 2021年9月16日[8] - [7] |
| 在任期間 | 2020年8月1日[9] - 2021年9月13日[10][11][12] |
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楠 芳伸(くすのき よしのぶ、1966年7月20日- [1] )は、日本の警察官僚。第31代警察庁長官[3][4][5][13][14]。
広島県福山市出身[2]。広島大学附属福山中学校・高等学校を経て[2]、京都大学法学部を卒業後、警察庁に入庁[1][2]。「国民の安心を確保する警察活動の幅の広さ」にひかれて警察庁に入庁したという[15]。
交通部門が長く、入庁後、徳島県警察本部刑事部捜査第二課長、警察庁交通局運転免許課課長補佐、警察庁生活安全局生活環境課課長補佐、 外務省在タイ日本国大使館一等書記官、警察庁長官官房企画官兼交通局交通企画課理事官、千葉県警察本部刑事部長、警察庁長官官房会計課会計企画官兼会計課理事官、警察庁生活安全局保安課長、内閣官房長官秘書官事務取扱 (菅義偉官房長官)、警察庁長官官房審議官 (東京オリンピック・パラリンピック担当)、警察庁長官官房総括審議官などを歴任[1]。
在タイ日本国大使館では、海外逃亡被疑者の日本への送還に伴うタイ政府関係機関との調整、アメリカ同時多発テロ後のイスラム過激派に関する情報収集などに当たり、警察庁交通局では、運転中の携帯電話使用に対する罰則強化、後部座席シートベルトの着用義務付け、飲酒運転の厳罰化と酒類提供罪の新設、駐車監視員制度の導入などを内容とする道路交通法の改正作業に携わった[16]。
千葉県警察本部刑事部長としては、振り込め詐欺対策や電話de詐欺対策に取り組むとともに[17]、捜査本部を設置して捜査に当たった女児殺害事件では犯人検挙に向けた捜査のみならず、積極的な情報発信やパトロールの実施等を通じて地域住民の不安解消に取り組んだ[16][15]。また、警視庁犯罪抑止対策本部副本部長の際には振り込め詐欺やひったくり対策に当たった[18]。
北海道警察本部警務部長の際は、相次ぐ不祥事を受けて設置された「道警刷新強化委員会 (通称・きずなプロジェクト)」の幹事長として不祥事対策に取り組み[19]、警察庁生活安全局保安課長としては所管している銃刀法、風営法に加え、カジノをめぐる議論へ対応した[16]。さらに警察庁長官官房総括審議官の際には、東京オリンピック・パラリンピックの警備や交通対策の取りまとめに携わった[20]。
2020年8月1日、千葉県警察本部長に就任[9][17][20][21][22]。約1年1か月の在任中、東京オリンピック・パラリンピックの警備対策を担当した[10][11]ほか、交通事故死者数全国ワースト脱却に向け、交通安全対策に取り組んだ[17][23][24]。
2021年9月16日、第33代警察庁交通局長に就任[8][25][26]。約1年1か月の在任中、基準を満たした電動キックボードに免許なしで乗れるようにすることを内容とする道路交通法の改正などに取り組んだ[15]。
2022年10月6日、第45代警察庁長官官房長に就任[7][27][28]。
2024年1月26日、第40代警察庁次長に就任[6][29][30]。
2025年1月27日、第31代警察庁長官に就任[3][4][5][13][14]。就任会見では「トクリュウの資金獲得活動の実態を解明し、関係機関と連携して違法なビジネスモデルの解体に取り組みたい」と述べ[4]、同年10月1日付で長官官房企画課に、約40人体制で生成AIも活用しつつ情報を集約し、海外に拠点を持つ特殊詐欺などの事件や最新の手口を分析するとともに、情報発信も担う匿名・流動型犯罪グループ情報分析室を設置した[31]。
略歴
- 1989年4月- 警察庁入庁[1]
- 1992年8月- 徳島県警察本部刑事部捜査第二課長[1]
- 1994年
- 1996年8月- 警察庁海外留学生 (ニューヨーク大学)[1]
- 1997年8月- 警察庁生活安全局生活環境課課長補佐[1]
- 1999年9月- 警察庁生活安全局生活環境課付 (外務省研修所)[1]
- 2000年2月- 外務省在タイ日本国大使館一等書記官[1]
- 2003年8月- 警察庁交通局交通企画課課長補佐[1]
- 2004年8月- 警察庁交通局交通企画課理事官[1]
- 2005年4月- 警察庁交通局交通規制課理事官[1]
- 2006年3月- 警察庁長官官房企画官兼交通局交通企画課理事官兼警察大学校警察政策研究センター付[1][32]
- 2008年1月- 千葉県警察本部刑事部長[32]
- 2009年8月- 警察庁長官官房会計課会計企画官兼会計課理事官[1]
- 2011年8月- 警視庁犯罪抑止対策本部副本部長兼刑事部参事官兼交通部参事官兼警備部参事官兼地域部参事官兼公安部参事官兼生活安全部参事官兼組織犯罪対策部参事官[33]
- 2012年8月- 北海道警察本部警務部長[18]
- 2013年
- 2014年12月- 警察庁警備局付 (内閣官房内閣参事官 (内閣情報調査室) )[37]
- 2015年3月- 警察庁警備局付 (内閣官房長官秘書官事務取扱 (菅義偉官房長官) )[1]
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 2022年10月- 警察庁長官官房長 (第45代)[7][27][28]
- 2024年1月- 警察庁次長 (第40代)[6][29][30]
- 2025年1月- 警察庁長官 (第31代)[3][4][5][13][14]
脚注
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 “略歴書 楠 芳伸” (PDF). 2026年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月4日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 “毎日フォーラム・霞が関人物録:広島県 (下)”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2023年6月9日). https://mainichi.jp/articles/20230606/org/00m/010/011000d 2026年1月4日閲覧。
- 1 2 3 4 5 “人事異動発令通知 (令和7年1月27日発令)”. 警察庁. 2025年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 4 5 「トクリュウの違法ビジネスを解体 警察庁長官、楠芳伸氏」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2015年1月27日。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 4 5 「警察庁長官に楠芳伸氏、警視総監に迫田裕治氏を起用」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2025年1月21日。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 4 「警視総監に緒方禎己氏、楠芳伸氏が警察庁次長に」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2024年1月23日。2024年1月23日閲覧。
- 1 2 3 4 「警視総監に小島裕史氏 楠芳伸が警察庁官房長に」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2022年10月3日。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 「警察庁長官に中村氏 大石氏が警視総監に」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2021年9月14日。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 「人事、警察庁」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2020年7月22日。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 「オリ・パラ対策団結し「充実感」楠・県警本部長離任 / 千葉」『毎日新聞』2021年9月11日、千葉・地方版。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 3 「通学路、飲酒運転 対策強化が課題 県警本部長離任会見=千葉」『読売新聞』読売新聞社、2021年9月11日、千葉・朝刊・27頁。
- 1 2 「警察庁 人事異動 (2021年9月13日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2021年9月13日。
- 1 2 3 「警察庁 人事異動 (2025年1月27日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2025年1月21日。
- 1 2 3 『官報 令和7年本紙第1403号7頁 人事異動 国家公安委員会』(プレスリリース)国立印刷局、2025年2月12日。
- 1 2 3 「ひと 楠芳伸さん = 警察庁長官に就任」『毎日新聞』毎日新聞社、2025年2月1日。2026年1月5日閲覧。
- 1 2 3 “警察庁を志す君へ 警察庁保安課長から”. 警察庁. 2015年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月6日閲覧。
- 1 2 3 4 「交通死ワースト脱却へ対策継続 着任の楠県警本部長 / 北海道」『朝日新聞』朝日新聞社、2020年8月6日、千葉全県・朝刊・地方面。
- 1 2 「「力強い組織目指す」 楠新警務部長が抱負=北海道」『読売新聞』読売新聞社、2012年8月9日、北海道・朝刊・30頁。
- ↑ 「(焦点) 道警刷新、現場のきずな 相次ぐ不祥事に防止プロジェクト進行中 / 北海道」『朝日新聞』朝日新聞社、2012年12月20日、北海道総合・朝刊。
- 1 2 3 「「治安維持に全力」 楠本部長着任=千葉」『読売新聞』読売新聞社、2020年8月4日、千葉・朝刊・25頁。
- 1 2 「警察庁 人事異動 (2020年9月1日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2020年7月27日。
- 1 2 『官報 令和2年本紙第311号7頁 人事異動 国家公安委員会』(プレスリリース)国立印刷局、2020年8月14日。
- ↑ 「千葉県で夏の交通安全運動、八街事故受け取り締まり強化」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2021年7月9日。2026年1月6日閲覧。
- ↑ 「事故減へ 思い語る 交通安全広報大使・増田明美さん 楠芳伸・本部長=千葉」『読売新聞』読売新聞社、2021年3月29日、千葉・朝刊・23頁。
- 1 2 「警察庁 人事異動 (2021年9月16日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2021年9月14日。
- 1 2 『官報 令和3年本紙第583号7頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2021年9月28日。
- 1 2 「警察庁 人事異動 (2022年10月6日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2022年10月3日。
- 1 2 『官報 令和4年本紙第834号8頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2022年10月11日。
- 1 2 「警察庁 人事異動 (2024年1月226日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2024年1月23日。
- 1 2 『官報 令和6年本紙第1154号9頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2024年2月2日。
- ↑ 「トクリュウ対策新組織 首謀者摘発を強化 警察当局」『毎日新聞』毎日新聞社、2025年10月2日、朝刊・総合面。2026年1月6日閲覧。
- 1 2 「県警人事 刑事部長に楠氏、警備部長は倉木氏=千葉」『読売新聞』読売新聞社、2008年1月9日、千葉・朝刊・27頁。
- ↑ 「警視庁人事=東京」『読売新聞』読売新聞社、2011年8月18日、東京・朝刊・28頁。
- ↑ 「警務部長に小柳氏 刑事部長に米村氏 道警人事=北海道」『読売新聞』読売新聞社、2013年8月13日、北海道・朝刊・30頁。
- ↑ 「人事、警察庁」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2023年8月23日。2026年1月6日閲覧。
- ↑ 『官報 平成25年本紙第6125号8頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2013年9月5日。
- ↑ 『官報 平成26年本紙第6436号9頁 人事異動 内閣』(プレスリリース)国立印刷局、2014年12月16日。
- ↑ 「警察庁 人事異動 (2019年3月8日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2019年3月5日。
- ↑ 「警察庁 人事異動 (2019年3月18日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2019年3月8日。
- ↑ 『官報 平成31年本紙第7473号11頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2019年3月25日。
- ↑ 「人事、警察庁」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2020年1月9日。2026年1月6日閲覧。
- ↑ 「警察庁 人事異動 (2020年1月17日発令)」『日経WHO'S WHO人事異動情報』日本経済新聞社、2020年1月9日。
- ↑ 『官報 令和2年本紙第175号10頁 人事異動 警察庁』(プレスリリース)国立印刷局、2020年1月23日。
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