湯の里知内信号場
北海道知内町にある信号場
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湯の里知内信号場(ゆのさとしりうちしんごうじょう)は、北海道(渡島総合振興局)上磯郡知内町字湯ノ里[報道 1][報道 2]にある北海道旅客鉄道(JR北海道)北海道新幹線・海峡線の信号場である。北海道内の停車場としては最南端に位置する[1]。
| 湯の里知内信号場 | |
|---|---|
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手前が奥津軽いまべつ駅方、奥が木古内駅方 | |
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ゆのさとしりうち Yunosato-Shiriuchi | |
![]() | |
| 所在地 | 北海道(渡島総合振興局)上磯郡知内町字湯ノ里[報道 1]48-13[報道 2] |
| 所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
| 電報略号 | ユサ[注釈 1] |
| 駅構造 | 地上 |
| ホーム | 6線 |
| 開業年月日 |
1988年(昭和63年)3月13日(海峡線・信号場) 2016年(平成28年)3月26日(新幹線・信号場) |
| 乗入路線 2 路線 | |
| 所属路線 | 北海道新幹線 |
| キロ程 | 101.5 km(新青森起点) |
| 所属路線 | 海峡線 |
| キロ程 | 76.0 km(中小国起点) |
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◄奥津軽いまべつ (63.0 km) (11.8 km) 木古内► | |
| 備考 |
*1988年、新湯の里信号場として開設。 *1990年、知内駅として開業。 *2014年、知内信号場に格下げ。 *2016年、湯の里知内信号場に改称。 |
歴史
青函トンネルにおける北海道側在来線取り付け部の計画時点で、当地に北海道側の保守基地の前進基地および列車火災消火基地を設けることとなり、将来の北海道新幹線との共用時に在来線列車の退避の役割も担わせることとなった。このため、旅客は扱わない新湯の里信号場(しんゆのさとしんごうじょう)として計画された[2]。
新湯の里信号場は計画通り海峡線の開業に併せ1988年(昭和63年)3月13日開業したが[3]、地元の知内町・福島町・松前町は同年2月1日に並行する松前線を廃止されており、開業前年の1987年(昭和62年)に3町を中心に「津軽海峡線新湯の里駅建設促進協議会」を立ち上げ、新湯の里信号場の旅客駅化を請願した[4]。結果、新湯の里信号場は1990年(平成2年)7月1日に知内駅(しりうちえき)となり、旅客駅として開業した[4]。しかし、北海道新幹線の建設工事及び当駅の乗降客数の減少に伴い、2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正をもって旅客扱いを廃止し[報道 3][報道 4]、知内信号場(しりうちしんごうじょう)となった[報道 5][報道 2]。
北海道新幹線の事業計画においても、駅ではなく信号場としての利用が計画され[5][報道 6]、2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線開業に伴い、湯の里知内信号場として整備された[報道 1][報道 7]。
年表
- 1987年(昭和62年)11月12日:知内町・福島町・松前町を中心とする「津軽海峡線新湯の里駅建設促進協議会」立ち上げ[4]。
- 1988年(昭和63年)3月13日:北海道旅客鉄道(JR北海道)海峡線(津軽海峡線)開業[6]に伴い、新湯の里信号場として開設[3]。当初の電圧は交流20,000 V・50 Hz、軌道は狭軌(軌間:1,067mm)のみの4線、自動列車保安装置はATC-L型。
- 1990年(平成2年)
- 1997年(平成9年)4月30日:隣接地に「道の駅しりうち」開業[4]。
- 2002年(平成14年)12月1日:東北新幹線の盛岡駅 - 八戸駅間開業に伴うダイヤ改正で快速「海峡」が廃止され、津軽海峡線の普通列車が消滅したことに伴い、特急「白鳥」・「スーパー白鳥」(「はつかり」から改称)2往復のみの停車となる[報道 8]。
- 2009年(平成21年):北海道新幹線用のレール組立のための作業所を設置。
- 2014年(平成26年)
- 2016年(平成28年)3月26日:北海道新幹線の新青森駅 - 新函館北斗駅間開業に伴い以下のように変更[報道 7]。
名称について
所在地区名「湯ノ里」と所在町名「知内」より。
新幹線の信号場としての名称は、当初「湯の里信号場」等の仮称となっていたが[報道 6]、2014年(平成26年)6月11日のJR北海道の定例記者会見において、他の仮称で呼ばれていた停車場と併せ正式名称が発表された[報道 1]。
信号場構造

湯の里信号場として開設された当初は本線が2線、保守線が上下各1線の合計4線(全て狭軌)のみであったが、将来の新幹線開業時に全6線に増強することを見込んでおり[2]、北海道新幹線開業時点では三線軌条(標準軌:1,435 mm、狭軌:1,067 mm)の上下本線と、貨物列車の運転調整等に用いる狭軌の上下副本線が上下各2線の合計6線を有する。副本線は列車の待避のほか、青函トンネルが通行不能になった場合に列車を留置する目的で設置されている。また、前述の工事によって分岐器を雪から守るスノーシェッドが増設された。
旅客駅時代

木古内駅が管理する無人駅だった。島式ホーム2面4線(すべて狭軌)を有する地上駅で、ホームの副本線側は欄干が設置されていたため、旅客の乗降は本線側でのみ行われていた。ホーム有効長は7両で、快速「海峡」は前部6両のドアのみ客扱い(ドアカット)を行っていた。また、通常は6両編成で運転される特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が8両編成に増結されている場合は、最後尾車両のドアを締切扱いとしていた。
2009年(平成21年)には新幹線用に新たに敷設される三線軌用のロングレールを組立てるための作業所が設置されていた。
駅舎は「道の駅しりうち」の物産館と併設され[3]、同施設の営業時間外は左隣に設置された出入口を使用できた。
- 道の駅しりうちと旧知内駅舎
- 営業当時の構内(跨線橋から木古内方面を見る)
- 駅構内(2010年)画面奥が中小国方
- 新幹線工事に伴い開設されたロングレール組立作業所。奥の列車は特急「白鳥」(2009年8月撮影)
旅客営業における特記事項
- 特急料金不要の特例
- 快速「海峡」が廃止されてから、当駅を含む海峡線の蟹田駅[注釈 3] - 木古内駅間には普通列車が設定されていないため、この区間に含まれる各駅相互間で特急の普通車自由席に乗車する場合には、特急料金が不要となる特例が設けられていた。
- かよエールの設定
- 2011年(平成23年)3月16日から、通学用に限り当駅と函館駅の区間が「かよエール」の設定範囲となっていた。
- 特別企画乗車券の委託販売
- かつて当駅と函館駅の区間に「Sきっぷ」(特急自由席利用の往復乗車券)が設定されていた頃は、併設されている「道の駅しりうち」に同きっぷの販売を委託していた。なお、2009年(平成21年)3月31日をもって同区間のSきっぷの設定がなくなった[報道 10]ことから、これ以後は乗車券などの発売委託は行っていなかった。そのため、乗車券などは発売されず、乗車駅証明書発行機が設置されているのみだった。
