第111回天皇賞
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前哨戦の結果
1994年に三冠と有馬記念を制したナリタブライアンは、前哨戦の阪神大賞典を圧勝したものの、股関節炎で出走回避を表明。ステイヤーズステークス、ダイヤモンドステークスを連勝したエアダブリンが1番人気に推されたものの、捻石の影響で阪神大賞典を使えず3ヶ月の休み明け[1]であった。日経賞を制したインターライナーが2番人気、目黒記念を勝利したハギノリアルキングが3番人気に支持された。出走馬中唯一のGI馬で1992年の菊花賞、1993年春の天皇賞の覇者でもあるライスシャワーは京都記念、日経賞を共に6着だったこともあって4番人気となった。
- 第43回阪神大賞典
| 着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ナリタブライアン | 牡5 | 南井克巳 | 3.08.2 | |
| 2 | ハギノリアルキング | 牡6 | 武豊 | 3.09.3 | 7馬身 |
| 3 | タマモハイウェイ | 牡5 | 四位洋文 | 3.09.4 | アタマ |
- 第43回日経賞
| 着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | インターライナー | 牡5 | 横山典弘 | 2.41.0 | |
| 2 | ステージチャンプ | 牡5 | 蛯名正義 | 2.41.1 | 1/2馬身 |
| 3 | クリスタルケイ | 牡7 | 柴田善臣 | 2.41.2 | クビ |
- 第39回大阪杯
| 着順 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | タイム | 着差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | インターマイウェイ | 牡6 | 松永幹夫 | 1.59.3 | |
| 2 | ダンシングサーパス | 牡8 | 熊沢重文 | 1.59.5 | 3/4馬身 |
| 3 | エーブアゲイン | 牡5 | 河内洋 | 1.59.5 | ハナ |
出走馬と枠順
| 枠番 | 馬番 | 競走馬名 | 性齢 | 騎手 | オッズ | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | エアダブリン | 牡5 | 岡部幸雄 | 3.5(1人) | 伊藤雄二 |
| 2 | アグネスパレード | 牝5 | 河内洋 | 33.8(9人) | 長浜博之 | |
| 2 | 3 | ライスシャワー | 牡7 | 的場均 | 5.8(4人) | 飯塚好次 |
| 4 | サンライトウェイ | 牡6 | 上村洋行 | 18.8(7人) | 武宏平 | |
| 3 | 5 | ヤマニンドリーマー | 牝7 | 松永幹夫 | 136.7(18人) | 浅見国一 |
| 6 | ワンダフルタイム | 牡5 | 塩村克己 | 57.7(14人) | 新川恵 | |
| 4 | 7 | ヤシマソブリン | 牡5 | 坂井千明 | 13.9(5人) | 松山康久 |
| 8 | ゴーゴーゼット | 牡5 | 村本善之 | 35.6(10人) | 新井仁 | |
| 5 | 9 | イイデライナー | 牡5 | 南井克巳 | 94.5(16人) | 大久保正陽 |
| 10 | メイショウレグナム | 牡8 | 小島太 | 92.8(15人) | 武邦彦 | |
| 6 | 11 | キソジゴールド | 牡7 | 安田康彦 | 96.4(17人) | 安田伊佐夫 |
| 12 | タマモハイウェイ | 牡5 | 四位洋文 | 38.0(12人) | 吉永忍 | |
| 7 | 13 | インターライナー | 牡5 | 横山典弘 | 5.4(2人) | 柄崎孝 |
| 14 | アルゼンチンタンゴ | 牡7 | 田原成貴 | 19.0(8人) | 渡辺栄 | |
| 15 | ステージチャンプ | 牡6 | 蛯名正義 | 14.0(6人) | 矢野進 | |
| 8 | 16 | クリスタルケイ | 牡7 | 幸英明 | 53.0(13人) | 松元省一 |
| 17 | ハギノリアルキング | 牡6 | 武豊 | 5.5(3人) | 小林稔 | |
| 18 | ダイイチジョイフル | 牡7 | マイケル・ロバーツ | 35.6(11人) | 伊藤雄二 |
レース展開
クリスタルケイが逃げる展開となった。1周目の正面で早くもクリスタルケイが後続に絡まれ、またエアダブリンが掛かり気味に前へ行き、ライスシャワーも続く。向正面でライスシャワーが仕掛けはじめ3コーナーでスパートを開始すると、インターライナーとエアダブリンが追いかけるように仕掛け始め、4コーナーではライスシャワーが抜け出しそのまま最後の直線へ向かうこととなった。直線ではエアダブリン、インターライナーはあまり伸びず、押し切ろうとするライスシャワーに対して、ハギノリアルキングとステージチャンプが重馬場ながら追い込みを見せ、ステージチャンプがハギノリアルキングを抜き去りライスシャワーとほぼ同時にゴールした。ゴール後、ステージチャンプの鞍上蛯名がガッツポーズを見せ、一方関西テレビでこのレースを実況した杉本清はゴール後すぐ「やったやったライスシャワーです!」「メジロマックイーンもミホノブルボンも喜んでいる事でしょう」とライスシャワーの勝利を確信する[2]という非常に際どい決着を迎えたが、結果はハナ差でライスシャワーの勝利となった。