第54回東京箱根間往復大学駅伝競走

From Wikipedia, the free encyclopedia

東京箱根間往復大学駅伝競走 > 第54回東京箱根間往復大学駅伝競走
試合日程 1978年1月2日 - 1月3日
出場校 15校
総合優勝校 日本体育大学(2年連続7回目)
往路優勝校 順天堂大学(13年ぶり2回目)
日本の旗 第54回東京箱根間往復大学駅伝競走
試合日程 1978年1月2日 - 1月3日
出場校 15校
総合優勝校 日本体育大学(2年連続7回目)
往路優勝校 順天堂大学(13年ぶり2回目)
復路優勝校 日本体育大学(3年連続7回目)
 < 19771979 > 
テンプレートを表示

第54回東京箱根間往復大学駅伝競走(だい54かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、1978年昭和53年)1月2日 - 1月3日に開催された第54回目の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)である。

大井埠頭周回コース
大手町読売新聞東京本社前(スタート)→鶴見→戸塚→平塚→小田原→箱根町芦ノ湖駐車場入口(ゴール)
箱根町芦ノ湖駐車場入口(スタート)→小田原→平塚→戸塚→鶴見→大手町読売新聞東京本社前(ゴール)

参加大学

シード校
大学名前年順位出場回数
日本体育大学前年1位30年連続30回目
東京農業大学前年2位7年連続42回目
大東文化大学前年3位11年連続11回目
順天堂大学前年4位21年連続21回目
日本大学前年5位29年連続50回目
東海大学前年6位6年連続6回目
駒澤大学前年7位12年連続12回目
中央大学前年8位49年連続52回目
東洋大学前年9位31年連続39回目
予選会通過校
大学名予選会順位/前回順位出場回数
専修大学予選1位/前年10位27年連続39回目
早稲田大学予選2位/前年13位2年連続47回目
拓殖大学予選3位/前年15位2年連続19回目
筑波大学予選4位/第52回 11位2年ぶり49回目
法政大学予選5位/前年14位3年連続49回目
国士舘大学予選6位/前年12位22年連続22回目

区間エントリー選手

No. / 大学名区間エントリー選手(No. / 選手名,学年)
1日本体育大学
往路
1区 1伊藤哲二(2)
2区 12中村孝生(2)
3区 3新地憲宏(1)
4区 14新宅雅也(2)
5区 5北中純一(4)
復路
6区 6坂本亘(2)
7区 7小澤信一(3)
8区 8坂本充(2)
9区 9斗高克敏(4)
10区 13照井典勝(3)
補欠・交代選手
11出口彰(2)
2山根信二(3)
10萩谷隆司(4)
4小山英士(3)
2東京農業大学
往路
1区 1信時勝(2)
2区 2山岡秀樹(4)
3区 12加藤安信(3)
4区 11福重寛司(4)
5区 5小野寺貞雄(4)
復路
6区 6高橋幸宏(1)
7区 7黒岩哲夫(3)
8区 13蜂須賀明(2)
9区 9保谷藤樹(4)
10区 14平野淳俊(1)
補欠・交代選手
4丸橋久良(4)
3今西辰哉(2)
8下野郁雄(2)
10上田勉(3)
3大東文化大学
往路
1区 11塩野一昭(4)
2区 2森田義三(4)
3区 3山元章義(1)
4区 4宮地敏孝(3)
5区 5小林雄二(4)
復路
6区 6森下好美(3)
7区 13吉元政昭(2)
8区 8法村昌三(3)
9区 9平盛惣一(3)
10区 12後藤守利(4)
補欠・交代選手
1清水俊光(2)
10長崎裕一(1)
7阿部和美(4)
14榎田登(2)
4順天堂大学
往路
1区 11重成敏史(4)
2区 2松元利弘(1)
3区 12川口晴実(3)
4区 4田中登(4)
5区 5新原保徳(4)
復路
6区 14酒匂真次(1)
7区 7高瀬文敏(3)
8区 8木下亨(3)
9区 9竹島克己(3)
10区 13波多野宏美(1)
補欠・交代選手
1村松学(1)
3寒川正悟(2)
10上田誠仁(1)
6大平利久(3)
5日本大学
往路
1区 11西弘美(4)
2区 2川原祐治(4)
3区 3森近繁則(4)
4区 14髙岡伸明(1)
5区 5堀一章(3)
復路
6区 6諏訪祐三(3)
7区 13小川聡(2)
8区 8小山雅之(4)
9区 9山田久次(3)
10区 10大川義則(4)
補欠・交代選手
1佐山武(1)
12岸原政義(4)
7糸長啓二(3)
4吉村良二(2)
6東海大学
往路
1区 1石田和明(2)
2区 2曽根厚(3)
3区 11川島二郎(4)
4区 4生野俊道(2)
5区 5吉川徹(2)
復路
6区 6新井辰夫(2)
7区 7菊地恭利(3)
8区 8小田倉茂(1)
9区 9関根唯夫(3)
10区 10溝口良司(1)
補欠・交代選手
3伊藤孝(1)
12井川善博(3)
13松崎修(3)
14川崎信介(2)
7駒澤大学
往路
1区 1千葉博久(3)
2区 2菊地原浩二(4)
3区 3日塔仁(1)
4区 4荻野茂(3)
5区 5大越正禅(3)
復路
6区 12楠康夫(1)
7区 8石田正治(3)
8区 14橋本康司(1)
9区 9渡辺要(4)
10区 13宿理和郎(1)
補欠・交代選手
11岡秀夫(2)
6今田智康(2)
10松沢武(4)
8光広静彦(4)
8中央大学
往路
1区 1丸山富穂(4)
2区 2石山正男(3)
3区 3西清隆(2)
4区 4橋本義仲(3)
5区 5金山也寸志(4)
復路
6区 14星善市(1)
7区 7谷川和文(4)
8区 11山口清隆(3)
9区 9吉沢洋(4)
10区 13奥田英洋(1)
補欠・交代選手
8牛田保(1)
12友田千利(2)
10佐藤幸男(1)
6嵐田浩道(1)
9東洋大学
往路
1区 1相良和彦(3)
2区 2山橋淳一(2)
3区 13木下茂(2)
4区 4吉田二郎(4)
5区 5深見寿(3)
復路
6区 12深田文夫(4)
7区 7沢村佐多夫(3)
8区 8宮本典和(3)
9区 9松本正(2)
10区 10藤田修(3)
補欠・交代選手
11武半和久(4)
6佐藤章(1)
3鳴海比呂志(1)
14斎藤誠一(1)
10専修大学
往路
1区 1伊藤一成(4)
2区 2橋田敏弘(4)
3区 3遠山昭(3)
4区 11坂内庄一(3)
5区 5山本正人(1)
復路
6区 6村松恭平(4)
7区 7荻津弘行(1)
8区 8川崎博勇(1)
9区 9白根芳正(4)
10区 12今坂康弘(4)
補欠・交代選手
4米川優(1)
10原田典夫(3)
13秋山俊次(3)
14阿部茂(3)
11早稲田大学
往路
1区 1石川海次(2)
2区 2瀬古利彦(2)
3区 3斎藤洋(4)
4区 11内藤光雅(4)
5区 5内野郁夫(4)
復路
6区 6森山嘉夫(3)
7区 14甲斐鉄朗(1)
8区 8佐藤剛史(1)
9区 9小田和利(1)
10区 10滝川哲也(1)
補欠・交代選手
4村尾慎悦(2)
12奥山順司(4)
13渡辺俊明(3)
7金山雅之(2)
12拓殖大学
往路
1区 1八巻源一(2)
2区 2塚本徹(3)
3区 3畑本圭一(4)
4区 4廣瀬啓二(2)
5区 11中村貢(3)
復路
6区 14中石富士夫(1)
7区 7矢野日出敏(1)
8区 8鈴木豊(4)
9区 12稲野孝彦(2)
10区 13板橋勝典(2)
補欠・交代選手
5杉本宏(2)
9野口賢司(1)
10田中正彦(1)
6大坪奉巳(1)
13筑波大学
往路
1区 1阿久津浩(1)
2区 2高井卓男(4)
3区 12中島修平(4)
4区 4左近靖夫(4)
5区 5高野喜宏(1)
復路
6区 6樋口聡(4)
7区 14森二郎(4)
8区 8加藤洋一(1)
9区 9泉田俊幸(3)
10区 11仲子宏(1)
補欠・交代選手
10早崎竜一(2)
3木村清(1)
13杉山喜一(1)
7田中節夫(2)
14法政大学
往路
1区 1山口勝彦(2)
2区 2成田道彦(4)
3区 12山本篤志(2)
4区 4佐藤勝(2)
5区 5金沢宏一(3)
復路
6区 14川原智(1)
7区 13樋口勝俊(2)
8区 8法月達恵(2)
9区 9安達清一(1)
10区 10上山修功(3)
補欠・交代選手
11小林輝男(4)
3荒川文章(1)
7桧田圭三(1)
6鈴木俊雄(3)
15国士舘大学
往路
1区 1佐藤修(3)
2区 2下重庄三(2)
3区 3赤池学(2)
4区 14加藤悟(1)
5区 5市川勉(3)
復路
6区 6五十嵐克三(2)
7区 13吉山嘉一(2)
8区 8野口司(2)
9区 12伊藤悦禅(2)
10区 11横地仁志(3)
補欠・交代選手
10平野延行(3)
9中村謙之介(1)
7鈴木正一(2)
4屋代致美(2)
  • 色付きはメンバー変更を表す。
    交替出場した選手登録を外れた選手
  • 名前末尾の(括弧内の数字)は学年を表す。

概要

往路

スタート前に雨が上がり、気温が15度に達する中で行われた。

1区

日大・西弘美が集団から抜け出し、1時間03分42秒の区間新記録を樹立。西についていった順大・重成敏史が46秒差の区間2位で襷を繋ぐ。2年ぶりの優勝を狙う大東大・塩野一昭が3位、連覇を狙う日体大・伊藤哲二が4位、法大は3000m障害が専門の山口勝彦が5位で続いた。

2区

順大・松元利弘が7km付近で日大・川原祐治を抜いてトップに立つが、14,5km付近では松元の後ろから来た日体大・中村孝生が首位を奪う[1]。しかし、16.5km付近ではさらに後方からスタートした法大・成田道彦がトップに立った[2][3]。また、9位で襷を受けた早大・瀬古利彦は7人抜きを達成したが、序盤のオーバーペースが響き、トップには及ばず。区間賞は成田で、瀬古は19秒差の区間2位だった。日大は最終的に6位となり、大東大・森田義三は3位から7位に、前回大会(第53回大会)4区で区間賞を獲得した東農大・山岡秀樹は区間12位にとどまり、9位に落ちた。

3区

先頭を行く法大・山本篤志に順大・川口晴実に追いつき、並んで走る中、6位スタートの日大・森近繁則が先頭に躍り出る。森近は1時間03分45秒の区間新記録を樹立した[4]。2位に順大、3位に法大と続き、日体大は1区、2区に続いて4位で中継。早大は5位と粘り、大東大は6位に浮上した。

4区

順大・田中登が区間賞の走りで、日大を抜いて首位に躍り出る。日体大・新宅雅也が区間2位で2位に[5]、大東大・宮地敏孝も区間3位で3位に浮上した。トップで襷を受けた日大・髙岡伸明は区間12位に沈み、4位まで後退。2区で成田の快走があった法大は佐藤勝が区間最下位に終わり、7位にまで下がった。

5区

トップで襷を受けた順大・新原保徳は快調なペースで走り、区間賞を獲得。12年ぶりに往路優勝を達成した。日体大・北中純一は先頭との差は広げられたものの、区間2位の走りで往路は2位でフィニッシュ。大東大は3位をキープしたが、4位スタートの日大・堀一章は区間14位に沈み、7位に後退した。また、中大も8位から11位に順位を下げた。一方で拓大・中村貢と駒大・大越正禅がそれぞれ区間4位、区間4位で走り、ともに3つ順位を上げてフィニッシュした。

復路

3日の未明に箱根山中に積雪25cmの大雪が降り、除雪車と凍結防止剤でコースを整備した。湿気の影響で2位の日体大と8時11分の12校一斉スタートのピストルが不発に終わるという珍事があった。また、大雪に伴う新幹線ダイヤの乱れにより、日大の7区・小川聡が午前8時半に小田原中継所で行われる30分前点呼に遅れるというハプニングもあった。東京からタクシーを乗り継いで移動していた小川が到着したのは、たすきリレーの20分前だった[6]

6区

順大・酒匂真次は区間4位と堅実に走るが、日体大・坂本亘が区間賞の走りで2分57秒差から1分51秒に詰め寄る[7]。大東大・森下好美は3位をキープ。一斉スタート組では東農大・高橋幸宏が区間2位でトップ、続いて日大・諏訪祐三が区間3位で走った。駒大は楠康夫が区間14位に沈みシード権外の10位に下がり、代わって中大が9位に浮上した。足が滑らないように注意して走ったために、本来の走りができなかった選手もいた[8]

7区

日体大・小澤信一は順大・高瀬文敏を追い上げ、7区スタート時にあった1分51秒の差を47秒差にまで縮める。3位の大東大・吉元政昭が区間賞を獲得したが、2位の日体大とは6分38秒とまだ大きな差があり、3位は変わらず。スタート前にハプニングのあった日大・小川聡は区間3位で6位から5位に浮上。早大は甲斐鉄朗が区間13位と失速し、6位に後退した。シード権争いは駒大が9位に上がり、シード権内に復帰した一方で拓大は区間14位に沈み、8位から12位に後退した・

8区

日体大・坂本充は7km地点の湘南遊歩道で順大・木下亨を逆転してトップに立つと、逆に2分01秒差をつけて襷リレー[9]。6区を走った双子の兄・坂本亘に続いて区間賞を獲得した。木下は区間4位であったが、優勝からは遠のく結果となった。前回大会の1区でブレーキとなった大東大・法村昌三は区間2位で走り、東農大・蜂須賀明が区間3位の記録でそれぞれ3位、4位をキープ。駒大は橋本康司が区間15位に沈み、9位から14位まで後退し、代わって東洋大・宮本典和がシード権内の9位に浮上した。

9区

トップで襷を受けた日体大・斗高克敏は前回に続いて9区の区間賞を獲得し、2位との差は2分51秒差に広げる。順大・竹島克己も区間2位で走るが、差は広がった。1位から8位までのチームでは順位変動がなかったが、シード権争いは今度は東海大・関根唯夫が東洋大を抑えて9位に浮上し、東洋大は再び10位に後退した。

10区

先頭を走る日体大・照井典勝は快調なペースで後続を突き放し、勢いよくゴールテープに飛び込む。照井は区間賞を獲得し、日体大は復路・総合の新記録で2年連続で優勝を飾った。往路優勝の順大は復路は5位にとどまり、5分27秒差の2位でフィニッシュ。3位から5位は大東大、東農大、日大でそれぞれ10年、6年、23年連続でシード権を獲得。早大は瀬古の活躍で6位に入り、10年ぶりにシード権を獲得し[10]、法大は成田の活躍で9年ぶりのシード権となる8位に入った。東洋大が10区で再び9位に浮上し、シード権の最後の1枠に滑り込んだ。

成績

外部リンク

脚注

Related Articles

Wikiwand AI