第74回都市対抗野球大会
From Wikipedia, the free encyclopedia
- 前回大会では試験的に出場チームが28チームに削減されたが、ファンから不評を買い、また、出場チームからも「チームによっては初戦までにかなり待たされる」などの意見が噴出し、この大会から出場チームが32チームに戻された。
- 初出場は七十七銀行とJFE西日本の2チーム。JFE西日本は日本鋼管福山と川崎製鉄水島が合併して出来たチームである。
- 注目チームは前年秋に野村克也監督兼GMを招聘したシダックス。東京予選では無敗で第1代表を獲得しており、野間口貴彦・オレステス・キンデランといった投打の柱を擁した戦いぶりで、トヨタ自動車との1回戦では42,000人の観客が東京ドームに詰めかけた。
- この大会限りで活動休止に入ることが発表されていた昭和コンクリートは東海第3代表で、NTT西日本中国野球クラブは中国第1代表で本大会出場を果たした。反対にこの年限りで廃部になることが発表されていた日本IBM野洲、新日本製鐵八幡は予選敗退した。また、東邦ガスは実に61年ぶりの出場を果たし、東京ドーム3塁側の上段席まで埋めるほどの大応援団が結成された。
- その中で優勝を飾ったのが三菱ふそう川崎。豪打のみならず緻密な投手リレーで着実に勝ち上がり、シダックスとの決勝戦では垣野多鶴監督と野村克也監督との心理戦が注目されたが、トーナメントでの勝ち方を熟知している垣野監督に軍配が上がり、三菱ふそう川崎は3年ぶり2回目の優勝を果たした。
- またこの大会(対象なし)から、プロ・アマを通して日本の野球大会として初の試みである「タイブレーク」制度(延長13回・且つ4時間以上経過で、1死満塁の段階から試合をする)を導入した。
予選
→詳細は「第74回都市対抗野球大会予選」を参照
出場チーム
| 出場枠 | 都市 | チーム | 出場回数 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 札幌市 | サンワード貿易 | 4年連続4回目 |
| 東北第1 | 仙台市 | 七十七銀行 | 初出場 |
| 東北第2 | 仁賀保町 | TDK | 3年ぶり8回目 |
| 北信越 | 長野市 | NTT信越硬式野球クラブ | 2年ぶり16回目 |
| 北関東第1 | 鹿嶋市 | 住友金属鹿島 | 2年ぶり9回目 |
| 北関東第2 | 太田市 | 富士重工業 | 2年連続17回目 |
| 南関東第1 | さいたま市 | 日本通運 | 3年連続30回目 |
| 南関東第2 | 君津市 | かずさマジック | 4年連続7回目 |
| 東京第1 | 調布市 | シダックス | 3年ぶり5回目 |
| 東京第2 | 東京都 | JR東日本 | 2年ぶり8回目 |
| 東京第3 | 東京都 | NTT東日本 | 2年連続30回目 |
| 神奈川第1 | 川崎市 | 東芝 | 4年ぶり26回目 |
| 神奈川第2 | 川崎市 | 三菱ふそう川崎 | 2年ぶり16回目 |
| 神奈川第3 | 横浜市 | 新日本石油 | 3年ぶり41回目 |
| 東海第1 | 豊田市 | トヨタ自動車 | 4年連続10回目 |
| 東海第2 | 名古屋市 | 三菱重工名古屋 | 4年ぶり17回目 |
| 出場枠 | 都市 | チーム | 出場回数 |
|---|---|---|---|
| 東海第3 | 岐阜市 | 昭和コンクリート | 2年ぶり6回目 |
| 東海第4 | 大垣市 | 西濃運輸 | 2年ぶり26回目 |
| 東海第5 | 岡崎市 | 三菱自動車岡崎 | 2年ぶり4回目 |
| 東海第6 | 名古屋市 | 東邦ガス | 61年ぶり3回目 |
| 阪和第1 | 大阪市 | NTT西日本 | 2年連続16回目 |
| 阪和第2 | 大阪市 | 大阪ガス | 6年連続15回目 |
| 阪和第3 | 大阪市 | 日本生命 | 2年ぶり45回目 |
| 阪和第4 | 門真市 | 松下電器 | 5年ぶり40回目 |
| 兵京滋奈第1 | 京都市 | 日本新薬 | 3年連続21回目 |
| 兵京滋奈第2 | 姫路市 | 新日本製鐵広畑 | 5年ぶり27回目 |
| 中国第1 | 広島市 | NTT西日本中国野球クラブ | 7年ぶり11回目 |
| 中国第2 | 福山市 | JFE西日本 | 初出場 |
| 四国 | 高知市 | 四国銀行 | 2年連続11回目 |
| 九州第1 | 苅田町 | 日産自動車九州 | 2年ぶり5回目 |
| 九州第2 | 大津町 | ホンダ熊本 | 2年連続4回目 |
| 九州第3 | 長崎市 | 三菱重工長崎 | 5年連続12回目 |