m 文字の置換 π, σ が与えられたとき、対応する(列ベクトルに作用する)置換行列 Pπ, Pσ の積は、置換の合成に対応する置換行列に等しい。つまり

が成り立つ。ただし、置換行列との対応を行ベクトルに対する作用に関して定める(つまり、Pπ ≔ (δi,π(j)))ならば、積の規則は反変的に、つまり

になる。置換行列は直交行列、つまり PπPπ⊤ = I ゆえ、逆行列は

で得られる。Pπ を列ベクトル g に左から掛けるとベクトルに対する行の置換を引き起こす:

行ベクトル h にPπ を右から掛けるとベクトルに対する列の置換を引き起こす:

ゆえに、ふたたび (hPσ)Pπ = hPπ∘σ が確認される。