近鉄1230系電車

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1230系電車(1230けいでんしゃ)とは、近畿日本鉄道(近鉄)が1989年平成元年)に導入した一般車両(通勤形電車)である。標準軌線共通仕様で2両編成のVVVFインバータ制御車であり、制御装置は大阪線用の1220系と同じく日立製作所製が採用された。1233系ほか仕様変更による派生形式が多数存在する。

製造年 1989年 - 1998年
製造数 46編成92両+車籍編入車1編成2両
編成 2両編成
概要 基本情報, 製造年 ...
近鉄1230系電車
1252系1252F
(2024年10月13日 鶴橋駅
基本情報
製造年 1989年 - 1998年
製造数 46編成92両+車籍編入車1編成2両
投入先 近畿日本鉄道難波線大阪線奈良線京都線橿原線天理線山田線鳥羽線志摩線名古屋線
阪神電気鉄道本線阪神なんば線
主要諸元
編成 2両編成
軌間 1,435 mm標準軌
電気方式 直流1,500 V架空電車線方式
最高運転速度 大阪線・名古屋線系統:110 km/h
奈良線・京都線系統:105 km/h
阪神電車:106 km/h
車両定員 149名
自重 Mc車:38.0 t
Tc車:31.0 t
編成重量 69.0 t
車体高 1231F・1232F:4,050 mm
1233F - 1276F:4,030 mm
1277F:4,032 mm
台車 Mc車:KD-96/KD-96B/KD-306B/KD-306H[1]
Tc車:KD-96A/KD-96C/KD-306A/KD-306I[1]
主電動機 1231F - 1270F・1277F:MB-5035-A[1]
1257F・1271F - 1276F:MB-5035-B[1]
歯車比 5.73
制御装置 VF-HR-123[1]
保安装置 近鉄型ATS
1271F以降:阪神型ATS
備考 電算記号:VC(大阪・名古屋線)
VE(奈良・京都線)
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本稿では同じく制御装置が日立製の標準軌線共通仕様車で4両・6両編成仕様の1020系およびそれらの派生系列についても記述する。

形式別概説

1230系

1989年(平成元年)7月に登場した、標準軌全線共通仕様のVVVFインバータ、アルミ車体の2両編成の車両である[1][2][3]。1220系をベースに、大阪・名古屋線と奈良・京都線の間の車両転配を円滑に行えるように車体設計・機器類の配置を可能な限り共通化した標準軌全線共通仕様に設計変更されている[3][2]

電算記号は奈良線・京都線所属車ではVE[4]、大阪線・名古屋線所属車ではVCとされた[5]。新造されたのは1276Fまでで、1277Fは後述するように1026系1030Fが編成替えに伴い、先頭車のみが改造・改番の上編入されたものである[3]

1230系列では、台車21000系に倣い、ホイールベース台車軸距)を従来車の2,150 mmから2,100 mmに変更した新設計の空気バネ台車KD-96形、後期型ではボルスタレス台車のKD-306形を採用している[1]。主電動機は中期型まではMB-5035-A型[1]、後期型ではMB-5035-B型を[1]、歯車比を1220系の6.31から5.73に変更し、以上の機器構成は「シリーズ21」登場前まで標準軌VVVF一般車両に採用されている。

1231F・1232Fの2編成は1220系1224F・1225Fとして製作されている途中での仕様変更に対し[3]、1233F以降は仮称「1230系」として設計当時からの仕様変更のため、純粋な派生系列ではあるが、1233F以降の車両を1233系と呼ぶことが多い[1][3]。これに関連して、1224F・1225F製作時の当初の計画では、奈良線に投入する最初の新造車5編成の車両形式を仮称「1230系」(1231F - 1235F)と予定していたが、1220系・1230系関連の計画変更で1233系(1233F - 1237F)となっている[注 1]

1230系・1233系以外にも1240系1249系1252系1253系1254系1259系と細かく分類されることがある。1255F以降の車両は1252系および1253系として製造されており、新造当時でも1252F - 1277Fは結果的に3形式が入り乱れていた[3]

1233系

1989年(平成元年)7月登場(1233F - 1239F・1241F - 1248F)。

当初から共通仕様の下に設計した車体(新アルミ材を採用)に[1][3][6]、新仕様台車をさらに改良したKD-96B形(M)、KD-96C形(T)となり[3]運転台後方に車いすスペースを整備。

1249系

1992年(平成4年)2月登場(1249F - 1251F)。

補助電源装置がSIV(静止形インバータ)のBS-483Q形(70kVA)を装備[1][3][6]

1252系

1993年(平成5年)3月登場(1252F・1258F・1262F - 1264F・1270F - 1277F)。

踏面清掃装置が省略され、1軸1ディスクのディスクブレーキをTc車に採用したボルスタレス台車のKD-306型を装着[1][3][6]

1277Fは1026系1030Fの先頭車から編入された編成であり、当初から1252系として製造されていない(後述[3]

1253系

1993年(平成5年)3月登場(1253F・1255F-1257F・1260F・1261F)。

踏面清掃装置を搭載し、1軸2ディスクのディスクブレーキをTc車に採用したボルスタレス台車のKD-306型を装着[3][7][8][注 2]

1253,1256編成はA更新済である。

1254系

1993年(平成5年)3月登場(1254F)

滑走検知装置を取り付け、Tc台車のディスクブレーキ仕様を変更[3][7][8][注 2]

1240系・1259系

1240系は2001年(平成13年)4月登場(1240F)、1259系は2003年(平成15年)登場(1259F・1265F - 1269F)。

名古屋線ワンマン化により登場した形式で、1233系からの改造車が1240系、1253系からの改造車が1259系に形式変更された(後述[1]

1020系

概要 近鉄1020系電車, 基本情報 ...
近鉄1020系電車
阪神直通対応改造後の1026系1027F
(2012年7月26日 富雄駅 - 学園前駅間)
基本情報
製造年 1991年 - 1998年
製造数 66両
投入先 近畿日本鉄道:難波線・大阪線(大阪上本町駅 - 布施駅間)・奈良線・京都線・橿原線・天理線・生駒線
阪神電気鉄道:本線・阪神なんば線
主要諸元
編成 4両・6両編成
軌間 1,435 mm(標準軌)
電気方式 直流1,500 V(架空電車線方式)
車体高 4,032 mm
台車 Mc車・M車:KD-96B/KD-306[9]
Tc車・T車:KD-96C・KD-306A[9]
主電動機 1027Fまで:MB-5035-A[9]
1028F以降:MB-5035-B
歯車比 5.73
編成出力 4両編成:1,320 kW
6両編成:1,980 kW
制御装置 VF-HR-123
保安装置 近鉄型ATS
6両編成のみ:阪神型ATS
備考 電算記号:VL(4両)
VH(6両)
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1991年(平成3年)11月に登場した、日立製GTO素子インバータ装置を採用する1230系列の4・6両編成仕様である[3][2][9]。電算記号は4両編成ではVL[10]、6両編成ではVHである[10]

1993年(平成5年)登場の1026Fからは1026系に区分されている。1035Fで生産を終了したが、後年1030Fの先頭車2両モ1030・ク1130がモ1277・ク1377に改番され、2両編成の1277Fとして1252系に編入された(後述[3]

基本設計は1230系1233F以降の車両に準拠するが、モ1096形のパンタは2基搭載されているのに対し[11]、モ1020形・モ1026形・モ1070形・モ1076形のパンタは1基として編成内に母線を引き通した[3][11]。これは集電装置間隔を30 mに抑えるためであるが、それぞれもう1基追加出来る設計となっている。

1026系

1993年(平成5年)9月に登場した1026F以降の編成は仕様変更を行い、1026系と分類されている[3][9][8]

1026F以降の車両の変更点は、台車空気ばね台車から、ボルスタレス台車に変更し、Tc・T車はディスクブレーキ(1軸1ディスク)を装備[9]。補助電源装置もSIVを東芝製GTO素子のBS-484Q形(70 kVA)とし、編成内での補助電源引き通しを行うことにより故障の際のバックアップ機能を持たせてある点である[3][9]。また、サ1196形とモ1096形の間には簡易運転台が設けられている[3][11]

1996年(平成8年)8月以降の増備車では乗務員室仕切り窓が小型化された。1998年(平成10年)の増備車では当初から連結側に転落防止幌を装備し、乗降扉上部の雨樋設置・床面のノンスリップ加工が施されている。

1021系・1031系

2004年(平成16年)の生駒線ワンマン化により登場した形式で、1020系からの改造車が1021系、1026系からの改造車が1031系に形式変更された(後述)。

改造・更新

近鉄各路線のGTO-VVVFインバータ制御車と同様に、以下の改造が順次施工されている。

  • 車体連結部の転落防止幌設置
  • バリアフリー対応改造(2025年4月現在、1231F - 1247F・1249F - 1259F・1261F - 1277Fに施工[12][13][14][15][16][17][18][19][20]
    • ドアチャイムおよびLED式(2016年度以前[15])または液晶式(2018年度以降[16])車内案内表示器の整備
    • ク1120形・ク1330形先頭連結部の連結部注意喚起スピーカー設置[3]
  • 車体側面のVVVFマーク撤去[3]
  • 簡易内装更新(車内床材および座席モケット交換)

パンタグラフのシングルアーム化

シングルアーム式に換装された1238F(更新後)
(2025年9月1日 富雄駅 - 学園前駅間)

1998年(平成10年)から1999年(平成11年)にかけて、1033Fにシングルアームパンタグラフを搭載した走行試験が行なわれたが[3]、現在は元の下枠交差形のパンタグラフに戻っている。その後、「シリーズ21」各系列や21020系以降の特急車両で採用された[3]2019年令和元年)には1032F、2024年(令和6年)には1238Fにシングルアームパンタグラフが搭載された[20]

1026系の組成変更・1252系への編入

2002年(平成14年)、1030Fの中間車サ1180・モ1080をそれぞれサ1196モ1096に改番して1026Fに組み込まれた[3]。この2両にはほかのサ1196形とモ1096形と異なり簡易運転台は付けられていない[3]

1030Fの先頭車は改造・改番の上1252系1277Fとして編入、モ1030・ク1130はそれぞれモ1277ク1377に改番された。なお、1252系の車体高が4,030 mmに対し、本編成は1026系が種車のため4,032 mmとなっており、わずかに1277Fの方が車体高が高い。

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モ1026
(Mc)
 
サ1176
(T)
 

モ1076
(M)
 
ク1126
(Tc)
1026117610761126
1030118010801130
難波・京都
奈良・橿原神宮前
 

モ1026
(Mc)
 
サ1176
(T)
 

モ1076
(M)
 
サ1196
(T)
 
 

モ1096
(M)
 
ク1126
(Tc)
1026117610761196
(1180)
1096
(1080)
1126
 
 

モ1252
(Mc)
 
ク1352
(Tc)
 
1277
(1030)
1377
(1130)
 
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名古屋線ワンマン運転対応改造

1240系1240Fのワンマン改造後に設置された運賃箱・運賃表示器
(2012年8月7日)

名古屋線所属の1230系列のうち、2025年(令和7年)4月1日現在で1231F・1232F・1240F・1259F・1265F - 1269Fの9編成に運賃車内収受式ワンマン運転対応工事が施工されている[21][22]。改造内容は乗務員室運転士側窓ガラスの茶色化と車外スピーカー取り付け、運賃表示器運賃箱の設置、車内通報装置の移設である。初期に改造された1231F・1232F・1240Fでは乗務員室仕切り窓の小型化が行われた。2000系1201系1201F - 1204Fとは異なり、車外スピーカーはクーラーキセに設置されている。

1233系1240Fと1253系1259F・1265F - 1269Fはワンマン改造によりそれぞれ1240系1259系に系列変更しているが[3][21][22]、1231F・1232Fは元々2編成しか在籍しないため系列名変更は行われていない。1231F・1232Fは2000年(平成12年)11月に、1240Fは2001年(平成13年)4月に[3]、1259Fは2003年(平成15年)に[3]、1265F - 1269Fは2007年(平成19年) - 2008年(平成20年)3月にかけて改造されている[3][21][22]。ワンマン表示は方向幕による「ワンマン普通○○」の表示と電光式ワンマン表示器が混在している。

2015年(平成27年)1月現在、運賃表示器は液晶式に換装されている。

生駒線ワンマン運転対応改造

1021系の生駒線ワンマン列車
(2009年6月12日)

2004年(平成16年)3月の生駒線ワンマン運転化に伴い、4両編成車は当時西大寺検車区所属であった1035Fを除き、ワンマン運転に対応した改造を施して1020系からの改造車は1021系[3]、1026系からの改造車は1031系に改番された[3]。この改造により1020系は形式名としては消滅した[3]

改造内容はクーラーキセに車外スピーカーの取り付けと、1021F - 1025Fでは乗務員室仕切り窓の小型化が行われた。

阪神線相互直通対応改造

阪神線を走行する1252系の快速急行
(2021年12月25日 香櫨園駅

奈良線所属の1252系のうち、2025年(令和7年)4月1日現在で1271F - 1277Fの7本が阪神線相互直通対応となっている。改造内容は5800系に準拠している。また、2008年(平成20年)8月に1253系1273F・1275Fが阪神尼崎車庫に陸送され試運転と乗務訓練が行われた[23]。相互直通対応編成は蝶々に類似したマークを前面運転台下窓と側面乗務員室扉横に貼り付けられている。2009年(平成21年)3月の乗り入れ開始時点では1271F - 1276Fのみ阪神線直通改造がされていたが、2012年(平成24年)3月のダイヤ変更で阪神線相互直通列車が増発されたことに伴って1277Fも追加で改造された[12]。これら改造済み編成の系列名変更は行われていない。

1026系は2009年(平成21年)3月の阪神線との相互直通運転開始に合わせて1027F - 1029Fが相互直通対応に改造された[3]。2012年(平成24年)3月のダイヤ変更で阪神線相互直通列車が増発されたことに伴って1026Fが追加で改造された[12]。改造内容は5800系に準拠している。これら改造済み編成の系列名変更は行われていない。

軌道検測装置の設置

2019年(平成31年)3月に1253系1260Fに、2020年(令和2年)2月に1252系1258Fの床下に軌道検測装置が設置された[24]。設置された軌道検測装置から走行中のレールにレーザーを照射し、線路のゆがみなどを検知している。検測したデータは無線で本社サーバーに転送されデータ解析が行われている。営業列車で検測するため高頻度の検測が可能になった。1253系1260Fは湯の山線鈴鹿線志摩線・中川短絡線、1252系1258Fは田原本線・生駒線・新ノ口短絡線のワンマン運転している路線や短絡線は定期的に回送で走り軌道検測をしている。なお、1253系1260Fと1252系1258Fに設置された軌道検測装置は電気検測車モワ24系で検測している項目と別項目である。検測項目は以下の通りである。

  • 軌間(左右レール間の幅)
  • 水準(左右レールの高さの差)
  • 通り(レール長さ方向の左右のゆがみ)
  • 高低(レール長さ方向の高さのゆがみ)
  • 平面性(2点間の水準の差)

A更新

A更新が施工されたVE33編成
(2024年10月13日 鶴橋駅)

2024年(令和6年)1月頃からは以下の改造(「A更新」と呼称)も順次施工されている。

  • 前面の転落防止幌設置
  • 内装更新
  • 防犯カメラ設置
  • 行先表示器のLED化
  • 車内LCD設置

車両側面カメラ・TASC化改造

2024年(令和6年)には1233系1237Fと1026系1035Fが既存の車両としては初めて、A更新時に半自動ドアスイッチと車両側面両端部に車両側面カメラを設置、電連の2段化が行われた。これによりさまざまな環境での視認性の確認のための試験を行うとしている。[25]また同時に運転台にドアの操作スイッチが設置された。

また2025年(令和7年)には同編成が再度入場し、車外スピーカーの設置やけいはんな線を除くと近鉄としては初となるTASCが設置された。

その他の改造

2018年(平成30年)10月に1034Fが五位堂検修車庫に入場。その際、前照灯が試験的に発光ダイオード(LED)の物に交換され出場した。これは後に8810系8814F・8816Fにも採用された。

運用

2025年(令和7年)4月1日現在の配置検車区と編成は以下の通りである。

大阪線

高安検車区[20][26]
  • 1253系:1253F・1255F - 1257F・1261F
  • 1254系:1254F

主に大阪線系統を中心に2両編成単独および他形式併結の4両 - 10両編成で快速急行から普通まで幅広く運用される[7]

名古屋線

明星検車区[20][26]
  • 1230系:1231F・1232F
  • 1240系:1240F
  • 1253系:1260F
  • 1259系:1259F・1265F - 1269F
富吉検車区[20][26]
  • 1233系:1242F・1243F・1247F・1248F

2両編成が名古屋線系統を中心に、ワンマン運転対応車両は志摩線でも運用される[1]。急行・準急の増結車のほか、2両編成単独で準急や普通でも運用されている[1]。大阪線所属車の車両不足やダイヤ混乱の際は大阪線でも運用される。

奈良線・京都線

西大寺検車区[20][27]
  • 1233系:1245F・1246F
  • 1249系:1249F - 1251F
  • 1252系:1252F・1258F・1262F - 1264F
  • 1021系:1021F - 1025F
  • 1026系:1026F - 1029F・1035F
  • 1031系:1031F - 1034F
東花園検車区[20][27]
  • 1233系:1233F - 1239F・1241F・1244F
  • 1252系:1271F - 1277F

2両編成は原則として他編成と連結して、主に奈良線・京都線・橿原線・天理線、相互直通対応車は阪神線など、広範囲にて運用される。

4両編成は京都線系統では単独4両編成および2両編成を連結した6両編成で運用され、奈良線では同系や他車併結の6両 - 10両編成で運用されている。1021系・1031系は生駒線の全列車にも使用されている[3][9]

6両編成は5800系・5820系9820系と共通運用で、奈良線および阪神線相互直通列車を中心に運用されているが、基本的に京都線・橿原線・天理線も含めた運用をしているため、京都線系統でも運用されている。

変遷

新製時点では1253系は全編成が明星検車区、1230系と1233系の1240F・1242F・1243F・1247F・1248F、1254系は高安検車区に配置されていた。

1991年に1231F・1232F・1240F・1242F・1243F・1247F・1248Fが高安検車区から明星検車区へ転属した。

1994年に1253Fが明星検車区から高安検車区に転属し、1998年までに1243F・1247F・1248F・1255F - 1257Fが明星検車区所属のまま大阪線用へ転用された。

1998年(平成10年)4月時点では高安検車区に1253F・1254Fが[28]、明星検車区に1231F・1232F・1240F・1242F・1243F・1247F・1248F・1255F - 1257F・1259F - 1261F・1265F - 1269F[29]、西大寺検車区に1233F - 1239F・1241F・1244F - 1246F・1249F - 1252F・1258F・1262F - 1264F・1270F - 1277Fが配置されていた[30]

2001年に1243Fが明星検車区から高安検車区、2002年に1247F・1248F・1253F・1255F - 1257Fが明星検車区から高安検車区、1243Fが高安検車区から富吉検車区、2004年に1247F・1248Fが高安検車区から明星検車区、2007年に1260Fが明星検車区から高安検車区、1242F・1261Fが明星検車区から富吉検車区、2012年(平成24年)3月に1247F・1248Fが[12]明星検車区から富吉検車区、2014年(平成26年)9月に1260Fが高安検車区から富吉検車区に転属した[13]。2014年(平成26年)9月には前述の1260Fと交換する形で1261Fが富吉検車区から高安検車区に転属した[13]

2012年(平成24年)3月には、1277Fが後述の阪神線相互直通対応化に伴い東花園検車区に転属した[12]

2024年(令和6年)10月1日付けで、1238F・1239F・1241F・1244Fが東花園検車区に転属した[20][31]

アートライナー

1230系列
  • 1231F:名泗コンサルタント(2009年4月 - 2014年12月[要出典]
  • 1243F:海岸漂着物啓発ラッピング(2014年8月 - 2015年3月[32]
  • 1248F:着信御礼!ケータイ大喜利 全国ツアーIN四日市(2015年5月20日 - 2015年8月[33]
    • 番組公式サイトの発表による運転区間は名古屋線・山田線・鳥羽線近鉄名古屋駅 - 鳥羽駅間とされていたが[34]、2015年(平成27年)6月4日から翌5日にかけて大阪線快速急行・急行・普通列車として大阪上本町駅まで入線している[35]
  • 1266F:三重県×ミジュマル2022年1月17日 - 2024年7月18日[36][37][38]
  • 1267F:とばしまメモリー なみの章(2023年2月6日 - 当面の間[39]
  • 1268F:とばしまメモリー うみの章(2023年2月15日 - 当面の間[39][40]
  • 1277F:「東武8000系風」ラッピング(2026年1月22日 - 当面の間[41][42][43]
1020系列
  • 1026F:「第27回全国都市緑化ならフェアPR列車」(2010年9月 - 2010年11月[要出典]
  • 1028F:「Dialogue train」(2024年10月18日 - 2025年10月13日[44])
  • 1027F・1029F:「ならしかトレイン」

事故

大阪線所属の1257Fは、2009年(平成19年)2月27日に大阪線東青山駅構内で発生した脱線衝突事故の影響で、車体や走行機器などが損傷した。原因は保線基地側線への分岐器に設置された横取装置の外し忘れによる乗り上げであり、特に電柱に激突したモ1257形の車体や台車、VVVFインバータ装置などが大きく破損した[50]。修繕のために五位堂検修車庫にて長期休車になっていたが、2010年(平成22年)10月20日に営業運転に復帰している。

編成一覧

2025年(令和7年)4月1日現在[20][26][27]

凡例
  • CONT:制御装置(VVVFインバータ制御)
  • MG:補助電源装置(電動発電機)
  • SIV:補助電源装置(静止型インバータ)
  • ◇:集電装置(下枠交差型)

大阪線・名古屋線系統

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1230系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1330
(Tc)
 
 

モ1230
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 MG
CP
CONT
VC31 13311231 明星2023/12/07[19][51]ワンマン対応
VC32 13321232 2023/08/17[19][51]ワンマン対応
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1233系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1333
(Tc)
 
 

モ1233
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 MG
CP
CONT
VC42 13421242 富吉2023/10/02[19][51]
VC43 13431243 2024/06/06[20][52][53]
VC47 13471247
VC48 13481248
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1240系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1333
(Tc)
 
 

モ1233
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 MG
CP
CONT
VC40 13401240 明星2024/02/27[19][51]ワンマン対応
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1253系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1353
(Tc)
 
 

モ1253
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 SIV
CP
CONT
VC53 13531253 高安2025/03/28[20][52][53]
VC55 13551255
VC56 13561256
VC57 13571257
VC60 13601260 富吉
VC61 13611261 高安
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1254系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1354
(Tc)
 
 

モ1254
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 SIV
CP
CONT
VC54 13541254 高安
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1259系
大阪上本町・近鉄名古屋
賢島
電算記号  
ク1359
(Tc)
 
 

モ1259
(Mc)
所属 A更新 備考
搭載機器 SIV
CP
CONT
VC59 13591259 明星ワンマン対応
VC65 13651265 ワンマン対応
VC66 13661266 ワンマン対応
VC67 13671267 ワンマン対応
とばしまメモリー なみの章[39]
VC68 13681268 ワンマン対応
とばしまメモリー うみの章[39][40]
VC69 13691269 ワンマン対応
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奈良線・京都線系統

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1233系
大阪難波・京都
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 
 

モ1233
(Mc)
 
ク1333
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTMG
CP
VE33 12331333 東花園2024/01/29[19]
VE34 12341334 2023/09/29[19][51]
VE35 12351335 2024/08/05[20][52][53]
VE36 12361336 2023/11/15[19][51]
VE37 12371337 2024/03/29[19][51]
VE38 12381338 2024/07/08[20][52][53]シングルアームパンタグラフ搭載[20]
2024/10/01 西大寺より転属[20][31]
VE39 12391339 2024/09/30[20][52][53]2024/10/01 西大寺より転属[20][31]
VE41 12411341 2025/01/31[20][52][53]2024/10/01 西大寺より転属[20][31]
VE44 12441344 2024/10/01 西大寺より転属[20][31]
VE45 12451345 西大寺
VE46 12461346
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1249系
大阪難波・京都
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 
 

モ1249
(Mc)
 
ク1349
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
VE49 12491349 西大寺
VE50 12501350
VE51 12511351
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1252系
神戸三宮・大阪難波・京都
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 
 

モ1252
(Mc)
 
ク1352
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
VE52 12521352 西大寺
VE58 12581358
VE62 12621362
VE63 12631363
VE64 12641364
VE70 12701370
VE71 12711371 東花園阪神直通対応
VE72 12721372 阪神直通対応
VE73 12731373 阪神直通対応
VE74 12741374 阪神直通対応
VE75 12751375 阪神直通対応
VE76 12761376 阪神直通対応
VE77 12771377 1026系1030Fから改造
阪神直通対応
東武8000系風ラッピング[42][43]
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1021系
大阪難波・京都・王寺
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 

モ1021
(Mc)
 
サ1171
(T)
 

モ1071
(M)
 
ク1121
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
CONTSIV
CP
VL21 1021117110711121 西大寺ワンマン対応
VL22 1022117210721122 ワンマン対応
VL23 1023117310731123 ワンマン対応
VL24 1024117410741124 ワンマン対応
VL25 1025117510751125 ワンマン対応
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1026系
神戸三宮・大阪難波・京都
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 

モ1026
(Mc)
 
サ1176
(T)
 

モ1076
(M)
 
サ1196
(T)
 
 

モ1096
(M)
 
ク1126
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
CONTCONTSIV
CP
VH26 102611761076119610961126 西大寺1196・1096は1030Fから改造
阪神直通対応
VH27 102711771077119710971127 阪神直通対応
ならしかトレイン[46][47][48]
VH28 102811781078119810981128 阪神直通対応
VH29 102911791079119910991129 阪神直通対応
ならしかトレイン
電算記号
 

モ1026
(Mc)
 
サ1176
(T)
 

モ1076
(M)
 
ク1126
(Tc)
  所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
CONTSIV
CP
VL35 1035118510851135 西大寺2024/04/18[20][53]
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1031系
大阪難波・京都・王寺
近鉄奈良・天理・橿原神宮前
電算記号
 

モ1031
(Mc)
 
サ1181
(T)
 

モ1081
(M)
 
ク1131
(Tc)
所属 A更新 備考
搭載機器 CONTSIV
CP
CONTSIV
CP
VL31 1031118110811131 西大寺ワンマン対応
VL32 1032118210821132 ワンマン対応
シングルアームパンタグラフ搭載[20]
VL33 1033118310831133 ワンマン対応
VL34 1034118410841134 ワンマン対応
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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