鈴木庸一 (外交官)
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兵庫県生まれ。1975年に一橋大学法学部を卒業し、外務省入省。ブザンソンでフランス語研修を受けたのち、1979年フランス国立行政学院卒業。外務省では経済畑を歩む。
経済交渉に長け[2]、1994年には、日本人で初めてITTO(国際熱帯木材機関)の議長に選任された[3]。1996年には 日本とマレーシア間の経済連携協定交渉で日本側の共同議長を務めた[4]。在ジュネーヴ国際機関日本政府代表部在勤時には、世界貿易機関(WTO)の一般理事会で同機構の農業委員会議長に選出され、農業分野における国際的な貿易自由化交渉の取りまとめにあたった[5]。
2008年に外務省経済局長に就任。2013年8月8日からフランス共和国駐箚特命全権大使[6]。アングレーム国際漫画祭で従軍慰安婦に関する展示が行われたことに関し好ましくないとの説明を行う記者会見を開くなど対応を行った。2015年にはシャルリー・エブド襲撃事件に関する大行進に日本政府を代表して出席した。パリ同時多発テロ事件では現地対策本部長を務めた[7]。
2017年、政府代表・日本・EU経済連携協定交渉首席交渉官に就任し、同年末に交渉妥結に至った日欧EPAの交渉にあたった。2018年外務省参与[8]。同年2025年万国博覧会の大阪招致構想で万博誘致特使に任命された[9]。
略歴
- 1950年 兵庫県生まれ
- 1975年3月 一橋大学法学部卒業
- 1975年4月 外務省入省
- 1976年 フランス語研修
- 1978年 パリ大学東洋語学文化学院講師
- 1979年 フランス国立行政学院卒業、在フランス日本大使館三等書記官
- 経済局国際機関第一課首席事務官など
- 1988年 在マレーシア日本大使館一等書記官(国際天然ゴム機関INRO理事会議長)
- 1992年 経済局開発途上地域課長(1993年 国際熱帯木材機関ITTO理事会議長)
- 1994年 経済局国際経済第一課長
- 1995年 経済局国際機関第一課長
- 1997年 ジュネーヴ国際機関代表部参事官、公使(2000年 世界貿易機関(WTO)農業委員会通常会合議長)
- 2002年 大臣官房外務参事官兼経済局
- 2003年 大臣官房審議官(経済局担当)
- 2005年 在ボストン日本国総領事館総領事
- 2006年 経済協力開発機構(OECD)貿易委員会議長
- 2007年 世界貿易機関紛争処理小委員会委員
- 2008年 外務省経済局長
- 2010年 シンガポール国駐箚特命全権大使
- 2013年 フランス共和国駐箚特命全権大使、兼アンドラ兼モナコ特命全権大使
- 2016年 レジオンドヌール勲章コマンドゥール受章[1]、特命全権大使(関西担当)、兼在関西の諸機関及び団体と外国政府機関との協力増進に関し,在関西の外国政府機関等と協議するための日本政府代表[10][11]
- 2017年 兼 特命全権大使(国際貿易・経済担当)、自由貿易・経済連携協定交渉担当政府代表、日EU経済連携協定(EPA)交渉首席交渉官[12]
- 2018年 外務省参与[8]、2025年国際博覧会誘致特使、帝人取締役[13]、アムンディ・ジャパンアドバイザーボードメンバー[14]
- 2019年 日本国際問題研究所客員研究員[15]
- 2021年 鹿島建設取締役[16]
- 2025年 瑞宝重光章受章[17]。