錦川鉄道錦川清流線
錦川鉄道の鉄道路線
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路線データ
運行形態
車両
1987年の錦川鉄道転換後は、NT2000形・NT2100形が使用されていた[2]。2007年から後継車両としてNT3000形の運行が開始され、2008年にNT2000形・NT2100形の運行が終了した。このほか2017年からは、東日本旅客鉄道(JR東日本)より購入したキハ40形も運行されている。
国鉄時代の車両
旅客車はディーゼルカーが使用されていた。貨物列車は河山駅より大竹駅まで硫化鉱石を輸送するためC11形蒸気機関車が使用されていたが、無煙化されてDD13形ディーゼル機関車に変わった。
歴史
改正鉄道敷設法別表第96号「山口県岩国ヨリ島根県日原ニ至ル鉄道」の一部で、山陽本線岩国駅と山口線日原駅(島根県鹿足郡津和野町)を結ぶ陰陽連絡鉄道の一つ[注 3]として計画されたものであり、「岩日線」の名称も「岩国」と「日原」の頭文字を取ったものであった。
開業時から乗客数の少なさが予想されており、国鉄職員が配置されていた駅は貨物需要が見込まれていた河山駅のみ。錦町駅も日本交通観光(後のJR西日本広島メンテック)への委託駅であった[3]。川西駅 - 河山駅間では開業時に実キロの1.5倍の擬制キロを採用し割増運賃が適用された[注 4][4]が、1961年5月に国鉄新線建設に対し補助金が出ることになったため擬制キロによる割増運賃は廃止された[4]。
国鉄再建法施行により特定地方交通線の第2次廃止対象路線に指定され、錦町駅以北の建設を凍結(後述)、開業済み区間は第三セクター鉄道に転換された[2]。
- 1960年(昭和35年)11月1日:国鉄岩日線として川西駅 - 森ヶ原信号場 - 河山駅間 (27.9 km) が開業[2]。御庄駅、南河内駅、北河内駅、椋野駅、南桑駅、根笠駅、河山駅開業[5]。
- 1963年(昭和38年)10月1日:河山駅 - 錦町駅間 (4.8 km) が延伸開業(旅客営業のみ)[2]。柳瀬駅、錦町駅開業。
- 1965年(昭和40年)11月1日:自動列車停止装置(ATS-S)の使用開始[6]。
- 1967年(昭和42年)4月:蒸気機関車の運転を終了[7]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:行波仮乗降場開業。
- 1974年(昭和49年)10月1日:川西駅 - 河山駅間の貨物営業廃止。
- 1984年(昭和59年)6月22日:第2次特定地方交通線として廃止承認。
- 1986年(昭和61年)11月14日:第三セクター鉄道への転換を決定[2]。
- 1987年(昭和62年)
- 1991年(平成3年)3月16日:北河内駅 - 錦町駅間で特殊自動閉塞式使用開始[8][9]。
- 1993年(平成5年)3月18日:守内かさ神駅開業[10]。
- 2013年(平成25年)3月16日:御庄駅を清流新岩国駅に改称[11]。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)3月19日:南桑駅 - 根笠駅間に清流みはらし駅が開業[15]。イベント臨時列車のみが停車する[15]。
駅一覧
| 路線名 | 駅名 | 営業キロ | 接続路線・備考 | 線路 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 駅間 | 累計 | ||||
| 岩徳線 | 岩国駅 | - | 5.6 | 西日本旅客鉄道: |
| [* 1] |
| 西岩国駅 | 3.7 | 1.9 | ◇ | ||
| 川西駅 | 1.9 | 0.0 | 西日本旅客鉄道:■岩徳線(徳山方面) | | | |
| 森ヶ原信号場 | - | (1.9) | (岩徳線との実際の分岐点) | | | |
| 錦川鉄道錦川清流線 | |||||
| 清流新岩国駅 | 3.9 | 3.9 | 西日本旅客鉄道: |
| | |
| 守内かさ神駅 | 1.5 | 5.4 | | | ||
| 南河内駅 | 3.2 | 8.6 | | | ||
| 行波駅 | 2.6 | 11.2 | | | ||
| 北河内駅 | 2.7 | 13.9 | ◇ | ||
| 椋野駅 | 3.8 | 17.7 | | | ||
| 南桑駅 | 3.1 | 20.8 | | | ||
| (臨)清流みはらし駅 | 1.7 | 22.5 [16] | イベント列車のみ停車 | | | |
| 根笠駅 | 1.0 | 23.5 | | | ||
| 河山駅 | 4.4 | 27.9 | | | ||
| 柳瀬駅 | 3.1 | 31.0 | | | ||
| 錦町駅 | 1.7 | 32.7 | | | ||
- 岩国駅では錦川清流線の列車は専用の旅客ホームを発着する。
岩日北線
| 停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(旧)岩日線のうち、錦町駅から日原駅までの区間については日本鉄道建設公団が岩日北線として1967年11月19日から建設が行われていた[6]が、国鉄再建法施行に伴って建設が凍結された。
このうち錦町から六日市(島根県鹿足郡吉賀町)までの区間は大半の路盤が完成していた。この路盤の有効活用策として、(旧)錦町により錦町駅から雙津峡温泉近くの周防深川付近までは「岩日北線記念公園」として整備され、2002年からタイヤ付き遊覧車(愛称:とことこトレイン)が運行されている。錦町駅すぐ北の広瀬トンネル内は蛍光石とブラックライトを用いたイルミネーションが施され、「きらら夢トンネル」の名称がつけられている。「とことこトレイン」の終点となっている雙津峡温泉駅は、山口県岩国市錦町深川2343付近に所在する。
なお、この遊覧車の運行は(旧)錦町(現在の岩国市錦総合支所)から錦川鉄道への委託によるものであるが、鉄道事業法に基づく鉄道事業や道路運送法に基づくバス事業ではなく、岩日北線記念公園の「園路」内を走行する遊具としての位置づけで運営されている。運行期間は3月から11月の土日祝日と、春休み・夏休み中のみ(団体客向けには随時運行)。
周防深川駅 - 高根口駅間にある第3須川トンネルは、現在防災科学技術研究所の錦地震観測施設として活用されている。
六日市駅付近は道の駅むいかいち温泉が建設されており、六日市トンネル(高根口 - 六日市間)から六日市温泉にかけては遊歩道として整備されている。
設置予定駅
接続路線の事業者名・所在地は建設中止時のもの。
