鴨居上飯田線
横浜市の都市計画道路
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路線データ
- 起点:神奈川県横浜市都筑区池辺町(出崎橋交差点)
- 終点:神奈川県横浜市泉区上飯田町(境川手前)
- 主な供用区間:出崎橋交差点〜緑区鴨居七丁目(Google マップ)/旭区本宿町〜さちが丘(Google マップ)/桃源台交差点付近〜境川手前(Google マップ)
路線概要
(2014年7月撮影)
起点側は都筑区池辺町の出崎橋交差点[注 1]から緑区鴨居の鴨居五丁目交差点付近まで整備が完了している(鴨池大橋を含む)[1][4]。同交差点付近では同じく都市計画道路の山下長津田線と接続し、鴨居七丁目までは一応道路が続いている。以降、未整備区間(横浜市道鴨居第357号線)となっているが、新井小学校付近から旭区白根の旭プール入口交差点までは細い道路が続いており、同交差点から国道16号に接続する下白根交差点までの約350mは整備が完了している。
その後再び未整備区間が続くが、旭区本宿町で都市計画道路の保土ケ谷二俣川線(保土ヶ谷バイパスの南本宿IC付近に至る)[5]と接続し、西側の同区二俣川およびさちが丘方面に延びている。なお、本宿町から先の整備では二俣川駅付近〜さちが丘の約1kmの区間が2023年(令和5年)3月28日に開通し[6]、残る本宿町〜二俣川駅付近の約800mの区間も2025年(令和7年)11月19日に開通した[7]。本宿・二俣川地区〜さちが丘地区の整備については後節「#整備事業」を参照のこと。

さちが丘以降の終点側は都市計画道路の中田さちが丘線[8]と接続する桃源台交差点[注 2]付近まで細い道路が続き(この区間は現道の拡張および直線に整備予定)、同交差点付近から阿久和交差点付近までは広い道路での整備が完了している。この交差点で神奈川県道の401号瀬谷柏尾線および402号阿久和鎌倉線(かまくらみち)に接続し、その後は環状4号線と接続する日向山団地中央交差点を通り、泉区上飯田町の境川手前まで一応の道路が続いている。なお、将来的には境川を渡って大和市側まで接続、更に延伸する計画もある[要出典]。
横浜市道路局が2008年(平成20年)5月に公表した「都市計画道路網の見直しの素案」(優先整備路線)[9]を踏まえて、2016年(平成28年)3月には「優先整備路線の改定版」が公表された[10][11]が、これによると本線は全区間が計画存続(この時点では2020年度頃あるいは2025年度頃までに優先的に事業着手)となっている。
通過する自治体
接続路線
- 緑産業道路/都市計画道路佐江戸北山田線(出崎橋交差点)[注 1]
- 神奈川県道109号青砥上星川線(鴨池大橋南側交差点〜緑区鴨居五丁目(重複区間))
- 都市計画道路山下長津田線(鴨居五丁目交差点付近)
- 国道16号 (八王子街道)(下白根交差点)
- 都市計画道路保土ケ谷二俣川線(旭区本宿町)
- (旭区本宿町で保土ヶ谷バイパスと交差)
- (同区さちが丘で相鉄いずみ野線と交差)
- 都市計画道路中田さちが丘線(桃源台交差点)
- 神奈川県道401号瀬谷柏尾線(阿久和交差点)
- 神奈川県道402号阿久和鎌倉線 (かまくらみち)(阿久和交差点)
- 環状4号線(日向山団地中央交差点)
沿線構造物
整備事業


本宿・二俣川地区〜さちが丘地区
相鉄線とJRおよび東横相互直通線の開通に向けて2018年3月まで二俣川駅南口エリアの再開発(詳細は「二俣川駅#南口エリアの再開発」を参照)が行われたが、本線も同駅南口付近の地下を通るため再開発に合わせて一体整備が行われている[14]。
本宿地区側とさちが丘地区側の双方で整備事業が進められ[15]、先行して二俣川駅付近〜さちが丘の区間(約990m)が2023年3月28日に開通した[6]。また、残りの本宿町〜二俣川駅付近の区間(約780m)や並行して整備が進められた保土ケ谷二俣川線の本宿地区についても2025年11月19日に開通し[7]、これらの区間の開通により保土ヶ谷バイパス(南本宿IC)との接続強化、さらに二俣川駅南口エリアへのアクセス向上が図られている[13]。
なお、二俣川駅南口付近の本線トンネル上部土地利用(利用期間:5年間、更新可能で最長20年間)に関して横浜市が利用者の募集を行い[16]、2021年3月、東武不動産による「自動車駐車場、自転車駐輪場、多目的スペース」の利用に決定した[17]。
- 事業地の状況
本線内の整備計画のうち、本宿地区(保土ケ谷二俣川線との接続地点より約100mの区間)、本宿・二俣川地区(約1270m)、さちが丘地区(約360m)で整備が進められた。以下ではこれらの地区についてはひとまとめとし、事業区間内における各地点の特徴を解説する。
本事業におけるスタート地点では、都市計画道路の保土ケ谷二俣川線と接続(交差)している。なお、この路線は保土ヶ谷バイパス(南本宿IC)へのメインアクセスとなるため、本線と平行して整備が進められた[5]。本線はそのまま直進して保土ヶ谷バイパスの高架下を通り、二俣川駅方面に向かう。
- 本事業におけるスタート地点(本宿町76付近)、直進方向が本線、左折方向が保土ケ谷二俣川線(2014年5月撮影)
- 同地点付近の開通後の様子、現状は保土ケ谷二俣川線との接続で右方向にカーブしているが、将来的に直進方向(下白根交差点方面の未事業化区間)に整備する計画もある(2025年11月撮影)
- 同地点を別の角度から、左方向には保土ケ谷二俣川線を厚木街道まで延伸整備する計画もある(2025年11月撮影)
- 本宿町88付近にて保土ヶ谷バイパスの高架下を通る(2014年5月時点で工事中)
- 同高架下道路の整備後の状況(2017年5月時点でこの部分の整備は完了しているが未開通)
- 整備から10年近く経ってこの部分もようやく開通を迎えた(2025年11月撮影)
- 同高架下には本線の本宿西橋と片側歩行者用の本宿西人道橋が設置されている(いずれも2013年12月竣工、2025年11月撮影)
- 同高架下の先では歩行者用の無信号二段階横断施設(くい違い形態、交通島)が設置されている(2025年11月撮影)
- 本線頭上の道路下を通るため短いトンネルを整備(2024年3月撮影)
- 同トンネル「本宿二俣川トンネル」の開通後の様子(2025年11月撮影)
- 2. 二俣川駅北東側地点(同駅地下を通るトンネル開口部付近)〔MAP〕
二俣川駅南口交通広場(旧・南口バスターミナル)より北東側に下った地点にあたり、同駅最寄の踏切である鶴ヶ峰10号踏切[18]からの道路と左近山方面からの道路が交差している。本線は二俣川駅南口エリアの地下を通ることとなるため、この地点付近では大規模な工事を行い、本線のトンネル(二俣川駅南口トンネル)および左近山方面に向かう接続道路、トンネルにより元々あった道路が使用できなくなることから新たに二俣川駅南口の交通広場に接続する道路が造られている。
- 着工前の状況(2014年5月)
- 奥の上り坂が二俣川駅南口方面、手前方向が左近山方面
- この付近には本線のトンネル、左近山方面への接続道路、二俣川駅南口の交通広場に接続する道路が整備される
- トンネル開口部はこの坂の途中に造られる
- 一部着工後の状況(2017年5月)
- 上記画像と大体同じ場所であるが、交通広場方面への接続道路工事などが始まり、奥では二俣川駅南口再開発ビルも建設中
- トンネル工事(東側区間)は未着工であるが、左側では交通広場方面への接続道路工事が開始されている
- 交通広場接続道路の供用後にこの道路は使用できなくなる
- 接続道路整備後の状況(2018年1月)
- 今後整備される本線(右側下部)より、左近山方面(手前)あるいは二俣川駅南口(奥)にアクセスするための接続道路が2017年10月までに整備された
- 二俣川駅南口に延びる接続道路、右側の歩道には鶴ヶ峰10号踏切側へ向かう歩行者用階段も整備されている
- 本線のトンネル工事を行うため、接続道路の整備と同時にこれまで二俣川駅南口にアクセスしていた上り坂(奥)が廃止された
- 廃止された上り坂の代わりに二俣川駅南口などにアクセスする道路の一部として、鶴ヶ峰10号踏切側から接続道路までの暫定道路も整備されている[注 4]
- 本線トンネル工事の状況
- 2018年11月時点でトンネルの掘削がほぼ完了している
- 本線トンネル供用(2023年3月)後の周囲の状況
- 2023年3月に開通した「二俣川駅南口トンネル」北東側(2024年3月時点では画像左側の片側歩道は未供用)
- 歩道橋より本宿地区方面を撮影(2024年3月時点で同方面は整備中、今後直進方向に道路が整備される)
- 本宿・二俣川地区開通(2025年11月)後の状況
- 開通後の二俣川駅手前の様子(2025年11月撮影)
- 二俣川駅南口歩道橋より直進方向に開通した本宿地区方面を撮影(2025年12月撮影)
- 本線から二俣川駅南口への接続道路(画像では右折して頭上の道路をくぐり接続)に分岐する箇所は、「二俣川駅南口入口交差点」として信号機と横断歩道が設置された(2025年12月撮影)
- 二俣川駅南口への接続道路(2025年12月撮影、頭上の道路をくぐり接続)
- 本線の開通に合わせて画像左側の歩道も通れるようになり、上段の同接続道路への階段が設置された(2025年11月撮影)
- 二俣川駅南口歩道橋のエレベーターは2024年10月より使用が開始されたが、画像左側の歩道の供用開始により同側の歩道階にもとまるようになった(2025年11月撮影、画像右側の歩道階にはこれまでもとまっていた)
本線はトンネルを抜けて少し行くと既存のバス通り(横浜市道四季美台第432号線/相鉄バス二俣川駅南口〜希望ヶ丘駅間)〔MAP〕と交差し、最終的には本事業における終了地点付近にて既存の道路(旧バス通り、横浜市道四季美台第367号線/※本線の整備によりさちが丘バス停は本線内に移設され、バスのルートも本線内を通るように変更されている[20])と合流している。なお、この先は2025年11月時点で事業化していないが、将来的には本線は更に直進して桃源台交差点付近まで広い道路の整備が計画されている。
- 南西側ではこの地点(二俣川二丁目60付近)がトンネル開口部となる(2014年5月撮影)
- トンネル工事が2015年度より着工している(2017年5月時点の状況、トンネル延長の3分の2にあたる西側区間120mの掘削が概ね完了し、トンネル本体の工事に着手している[21])
- 2018年11月時点でトンネルのコンクリート(1層3連ボックスカルバート)工事がほぼ完了している
- 2023年3月に開通した「二俣川駅南口トンネル」南西側(2024年3月時点では画像右側の片側歩道は未供用)
- トンネルを抜けると、さちが丘方面に向けてそのまま直進する(2014年5月撮影)
- さちが丘151付近にて既存のバス通り(坂道)と交差する(2014年5月撮影)
- 本事業における終了地点付近で溝渠を超えるため、コンクリート(ボックスカルバート)で溝渠を覆う工事が実施された(2014年5月撮影)
- さちが丘方面への本線道路が整備され2023年3月に開通した(2024年3月撮影)
- 同じく整備された本線道路、反対の二俣川方面を撮影(2024年3月撮影)
- 本事業における終了地点付近、片側の歩道のみ先行整備された(2014年5月撮影)
- 同じく終了地点では既存のバス通り[注 6]と合流する計画(2014年5月撮影、左側の柵の向こう側が本線整備予定地)
- 2023年3月に開通した同終了地点付近では、既存の道路の一部が廃止され本線に合流する形となっている(2024年3月撮影)