J1百年構想リーグ
2026年上半期に開催された「Jリーグ百年構想リーグ」のうち、J1リーグ所属チームが参加した大会
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J1百年構想リーグ(ジェイワンひゃくねんこうそうリーグ)は、日本プロサッカーリーグが主催し、2026年2月7日から6月7日まで開催された特別大会「Jリーグ百年構想リーグ」のうち、J1リーグ所属の20クラブが参加する大会である。Jリーグの公式略称は、「J1」「J1百年構想」。
概要
日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が2026年にいわゆる「秋春制」(8月開幕・5月閉幕)に移行するにあたり、その端境期に実施される特別大会「Jリーグ百年構想リーグ」のうち、新シーズンにJ1リーグに参加する20クラブにより実施される大会である。2023年シーズンから4年間のリーグタイトルパートナー契約を締結している明治安田生命保険[1]が本大会もタイトルパートナーとなり、「明治安田J1百年構想リーグ」 として開催される[2]。
本大会は「Jリーグが主催するリーグ戦」ではあるものの、通常のリーグ戦と異なり本大会の結果に基づくJ2への降格は行われない。ただし、本大会の優勝クラブにはAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27 (ACLE) の日本第2代表としてのリーグステージ出場権が、準優勝クラブには第5代表としてのプレリミナリーステージ出場権が与えられる[3][注釈 1]。ただし、AFCチャンピオンズリーグ2 2025/26でガンバ大阪が優勝したため第5代表枠が同クラブに譲られたが、2025年のJ1リーグ優勝でACLEリーグステージ出場を決めている鹿島アントラーズが百年構想リーグを優勝した場合には繰り上げにより準優勝クラブのプレミナリーステージ出場枠が復活する[3]。
レギュレーション
- 地域リーグ ラウンド
- 全180試合。
- 2026/27シーズンのJ1リーグに所属する20チームをEAST、WESTの2つのグループ(10チームずつ)に分け[8]、グループ内で2回戦総当たり(ホーム&アウェイ方式)のリーグ戦を行う(各チーム18試合ずつ)。
- グループ分けは同都道府県クラブができる限り同グループになるようにしつつ、2月・3月にホームゲームが行えない降雪地域のバランスが考慮される。
- 90分で勝敗が決しない場合はPK戦を実施する。
- 結果に応じて、以下の勝ち点を付与し、勝ち点の優劣で順位を決定する。
- 90分での勝利:3点
- PK戦での勝利:2点
- PK戦での敗戦:1点
- 90分での敗戦:0点
- 参加チームには勝ち点1あたり200万円の「特別助成金」が授与される。
- プレーオフ ラウンド
- 全20試合。
- 地域リーグ ラウンドの各グループの同順位同士でホーム&アウェイ2回戦を行い、最終順位を決定する(1位同士の対戦 → 全体の1位 / 2位、2位同士の対戦 → 全体の3位 / 4位、……)。
- 2025年シーズンの最終順位に基づき、10クラブの合計順位が上のEASTのクラブが第2戦をホームで戦う。
- 90分で勝敗が決しない場合、第1戦は延長戦・PK戦を実施しない。2試合の合計で勝敗が決しない場合、延長戦(前後半各15分)を行い、延長戦でも勝敗が決しない場合はPK戦を行う。
- 最終順位の上位3位に賞金を授与する(優勝1億5千万円、2位6000万円、3位3000万円)。また、競技順位と人気順位に応じた「理念強化配分金」を、全チームに「特別助成金」をそれぞれ授与する。
スケジュール
- 地域リーグ ラウンド:2月7日・8日 - 5月23日・24日
- プレーオフ ラウンド
- 第1戦:5月30日・31日
- 第2戦:6月6日・7日
本大会終了後、6月11日 - 7月19日の日程で2026 FIFAワールドカップ(北中米ワールドカップ)が開催される。
なお、通常のJ1リーグと異なり、FIFAインターナショナルマッチカレンダーで設定される3月の国際Aマッチ開催期間および5月・6月のFIFAワールドカップ出場選手公式休暇期間[注釈 2]にも試合が開催され、この期間は代表活動が優先される[6]。そのため、FIFAワールドカップの代表に選ばれた選手は、プレーオフラウンドには出場することができない[注釈 3]。
参加クラブ
2026/27シーズンのJ1リーグに参加する20クラブが参加する[6]。2025年12月15日に発表されたグループ分けは以下の通り[12]。
監督交代
| チーム名 | 前監督 | 退任日 | 監督代行 | 新監督 | 就任日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 浦和レッズ | 4月28日[13] | 4月28日 | アシスタントコーチ 兼U-21監督からの異動 |
EASTグループ
順位表(EASTグループ)
| 順 | チーム | 試 | 勝 | PK勝 | PK負 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 鹿島アントラーズ | 18 | 13 | 2 | 2 | 1 | 29 | 9 | +20 | 45 |
| 2 | FC東京 | 18 | 9 | 4 | 2 | 3 | 28 | 16 | +12 | 37 |
| 3 | FC町田ゼルビア | 18 | 8 | 5 | 3 | 2 | 23 | 19 | +4 | 37 |
| 4 | 川崎フロンターレ | 18 | 7 | 3 | 1 | 7 | 23 | 27 | −4 | 28 |
| 5 | 東京ヴェルディ | 18 | 7 | 3 | 1 | 7 | 19 | 25 | −6 | 28 |
| 6 | 浦和レッズ | 18 | 7 | 0 | 4 | 7 | 25 | 18 | +7 | 25 |
| 7 | 横浜F・マリノス | 18 | 6 | 0 | 2 | 10 | 28 | 29 | −1 | 20 |
| 8 | 柏レイソル | 18 | 6 | 1 | 0 | 11 | 21 | 24 | −3 | 20 |
| 9 | 水戸ホーリーホック | 18 | 2 | 4 | 4 | 8 | 19 | 35 | −16 | 18 |
| 10 | ジェフユナイテッド千葉 | 18 | 3 | 0 | 3 | 12 | 18 | 31 | −13 | 12 |
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7)抽選
順位推移表(EASTグループ)
戦績表(EASTグループ)
WESTグループ
順位表(WESTグループ)
| 順 | チーム | 試 | 勝 | PK勝 | PK負 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 点 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ヴィッセル神戸 | 18 | 9 | 2 | 4 | 3 | 27 | 21 | +6 | 35 |
| 2 | セレッソ大阪 | 18 | 7 | 4 | 2 | 5 | 26 | 19 | +7 | 31 |
| 3 | 名古屋グランパス | 18 | 8 | 2 | 3 | 5 | 31 | 28 | +3 | 31 |
| 4 | サンフレッチェ広島 | 18 | 8 | 2 | 2 | 6 | 29 | 21 | +8 | 30 |
| 5 | ガンバ大阪 | 18 | 5 | 5 | 3 | 5 | 26 | 22 | +4 | 28 |
| 6 | ファジアーノ岡山 | 18 | 6 | 2 | 4 | 6 | 24 | 25 | −1 | 26 |
| 7 | 清水エスパルス | 18 | 4 | 4 | 4 | 6 | 19 | 21 | −2 | 24 |
| 8 | 京都サンガF.C. | 18 | 5 | 3 | 2 | 8 | 19 | 26 | −7 | 23 |
| 9 | V・ファーレン長崎 | 18 | 6 | 1 | 1 | 10 | 20 | 28 | −8 | 21 |
| 10 | アビスパ福岡 | 18 | 3 | 4 | 4 | 7 | 17 | 27 | −10 | 21 |
順位の決定基準: 1) 勝点、2) 得失点差、3) 総得点、4)直接対決の勝点、5) 直接対決の得失点差、6) 直接対決の得点数、7)抽選
順位推移表(WESTグループ)
戦績表(WESTグループ)
プレーオフラウンド
前年度の成績に基づき、EASTのクラブが第2戦をホームで戦う。
| EAST | 合計 | WEST | 第1戦 | 第2戦 |
|---|---|---|---|---|
| 鹿島アントラーズ | 2-5 | ヴィッセル神戸 | 0-5 | 2-0 |
| FC東京 | 3-5 | セレッソ大阪 | 2-2 | 1-3 |
| FC町田ゼルビア | 4-3 | 名古屋グランパス | 2-2 | 2-1 |
| 川崎フロンターレ | 1-3 | サンフレッチェ広島 | 1-2 | 0-1 |
| 東京ヴェルディ | 3-5 | ガンバ大阪 | 1-1 | 2-4 |
| 浦和レッズ | 1-3 | ファジアーノ岡山 | 1-1 | 0-2 |
| 横浜F・マリノス | 4-1 | 清水エスパルス | 1-1 | 3-0 |
| 柏レイソル | 6-3 | 京都サンガF.C. | 6-2 | 0-1 |
| 水戸ホーリーホック | 0-2 | V・ファーレン長崎 | 0-1 | 0-1 |
| ジェフユナイテッド千葉 | 3-4 | アビスパ福岡 | 2-2 | 1-2 |
最終順位表
| 順位 | チーム | グループ | 出場権 |
|---|---|---|---|
| 1 | ヴィッセル神戸 | WEST | ACLE2026/27出場 |
| 2 | 鹿島アントラーズ | EAST | [注 1] |
| 3 | セレッソ大阪 | WEST | |
| 4 | FC東京 | EAST | |
| 5 | FC町田ゼルビア | EAST | |
| 6 | 名古屋グランパス | WEST | |
| 7 | サンフレッチェ広島 | WEST | |
| 8 | 川崎フロンターレ | EAST | |
| 9 | ガンバ大阪 | WEST | |
| 10 | 東京ヴェルディ | EAST | |
| 11 | ファジアーノ岡山 | WEST | |
| 12 | 浦和レッズ | EAST | |
| 13 | 横浜F・マリノス | EAST | |
| 14 | 清水エスパルス | WEST | |
| 15 | 柏レイソル | EAST | |
| 16 | 京都サンガF.C. | WEST | |
| 17 | V・ファーレン長崎 | WEST | |
| 18 | 水戸ホーリーホック | EAST | |
| 19 | アビスパ福岡 | WEST | |
| 20 | ジェフユナイテッド千葉 | EAST |
- 鹿島アントラーズは、2025年のJ1リーグの優勝によりACLE2026/27の出場権を得ていたため、2位に与えられるACLE2026/27出場権は、2025年のJ1リーグ4位であるサンフレッチェ広島に移ったが、ガンバ大阪がACL2 2025/26で優勝したため、サンフレッチェ広島に代わってACLE2026/27に出場する[3]。