SVU (狙撃銃)

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種類 セミオート狙撃銃
設計・製造 L.V.ボンダレフ(設計)
TsKIB SOO(製造)
口径 7.62mm
SVU/OTs-03
PSO-1を装着したSVU-AS。
SVU/OTs-03
種類 セミオート狙撃銃
製造国 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシアの旗 ロシア
設計・製造 L.V.ボンダレフ(設計)
TsKIB SOO(製造)
仕様
口径 7.62mm
銃身長 520mm
ライフリング 4条右回り
245mmごとに一回転
使用弾薬 7.62x54mmR弾
装弾数 10発
20、30発(SVU-A/ASのみ。実用化はなし)
全長 980mm
重量 5.5kg(マガジンとPSO-1装着)
銃口初速 800 m/s
射程 400m
最大射程 800m
歴史
設計年 1975年(試作型)
1991年(SVU)
1993年(SVU-A)
1995年(SVU-AS)
配備先 ロシア内務省
FSB
関連戦争・紛争 第一次チェチェン紛争
第二次チェチェン紛争
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SVU: Снайперская винтовка укороченная 短縮狙撃銃の意)(またはOTs-03)はロシアTsIKB SOOにて1975年ごろに空挺部隊向けに開発されたSVDブルパップ方式に変更した7.62x54mmR弾を使用するセミオート狙撃銃である。

SVUシリーズは現在ロシア内務省ロシア連邦保安庁でのみ運用されている。

1970年代に空挺部隊には通常部隊と同様の仕様のSVDを配備する予定だったが、SVDは全長が大きく空挺降下や航空機内での取り回しなどの面で非常に不便であったため従来の性能を保ったまま全長を短縮する計画が開始された。一方では銃床を折りたたみ式に変更するだけであったが(のちのSVDS)、TsIKIB SOOではブルパップ方式に変更する大掛かりな改良を施した。開発はL.V.ボンダレフのリーダーシップの元で1975〜1977年にかけて開発が行われ試作型にあたるモデル(当時のモデルは銃床とチークパッド、ハンドガード、グリップが木製で構成されていた。)が完成した。1979年には試験が行われ、評価は悪くはなかったもののソビエト連邦軍は現在のSVDを置き換えるほどの有用性はないと判断し採用はされなかった。

1991年にはソビエト連邦特殊部隊からの要求を受けてトゥーラ市内のTsIKB SOO傘下の工廠にて木製パーツを全て後期型SVD同様の黒色ポリマー製に変更したモデルの小規模生産およびSVDのSVUへの換装作業が開始された。その後多くのSVUはロシア内務省へ供給され、精度の悪化を考慮してもそのコンパクトさから市街戦闘での有用性が大いにあると高く評価された。1993年にはロシア内務省の要求により改良モデルであるSVU-Aが開発され1995年には第一次チェチェン紛争の経験から二脚に改良を施したSVU-ASが開発された。

構成

SVUはブルパップ方式に変更するにあたって、従来の銃床とグリップを完全に廃止し、グリップのあったところにはバネを内蔵した若干可動し反動を吸収する小型の銃床が追加されている。トリガー機構はレシーバー左側面にトリガーロッドを追加することでハンドガード後方あたりに移されグリップもハンドガード後方に移動している。またトリガーガードは手袋などを着用したまま使用できるようにわずかに拡張されている。頬付照準の際に金属製のレシーバーカバーに皮膚が張り付かないよう黒色ポリマー製のチークパッドが備えられている。銃口には多機能銃口装置が取り付けられており、この銃口装置は消炎、反動を最大40%軽減、銃声を150dBまで(従来から10〜12%軽減)軽減などさまざまな機能を備えおり簡単に取り外し・取り付けが可能である。アイアンサイトリアサイトフロントサイトともに変更されており、リアサイトはFG42によく似た前方折りたたみ式の最大1300mまで距離調整が可能なものを備えている。フロントサイトは上半分はSVDのものをそのまま流用しているが下半分は前方に折りたたむことができるよう回転機構が追加されている。銃口部の大きな変更によって着剣機能は削除された。

照準器は基本PSO-1をハンドガード左側面後端にあるサイドレールに取り付けて運用される。PSO-1だけではなくサイドレールに対応した他の照準器の取り付けも可能。また光学照準器なしでの運用も前述したアイアンサイトを使用することで可能である。

ブルパップ方式への変更は機関部が後方へ後退することによって重心バランスが悪化することがあるが、SVUの場合はグリップの位置を調整したり、銃口装置の重量を意図的に増加されることで改善している。

派生型

脚注

関連項目

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