VBC-90

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原開発国 フランスの旗 フランス
配備期間 1981 - 2010
配備先 採用国を参照
VBC-90
種類 装輪装甲車
原開発国 フランスの旗 フランス
運用史
配備期間 1981 - 2010
配備先 採用国を参照
開発史
製造業者 ルノー/クルーゾ・ロワール
製造数 34
諸元 ([1])
重量 13,500キログラム (29,800 lb)
全長 8.135 m (26 ft 8.3 in) (gun forward)
5.63 m (18 ft 6 in)
全幅 2.50 m (8 ft 2 in)
全高 2.552 m (8 ft 4.5 in)
要員数 3

装甲 6~8 mm
主兵装 90 mm ライフル砲
副兵装 7.62 mm機関銃×1(主砲同軸)
発煙弾発射機×4
エンジン ルノー MIDS 06.20.45 6 シリンダー水冷ターボチャージャーディーゼル
出力重量比 16 hp/t
懸架・駆動 6x6
行動距離 1,000 km (620 mi)
速度 92 km/h (57 mph)
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VBC-90フランス語: Véhicule Blindé de Combat 90)はフランス装輪装甲車。VBCとはフランス語で「装甲戦闘車両」を意味し、90mm砲、射撃統制装置レーザー測距儀を装備する。

内の治安維持と戦闘中の偵察のために開発された。同じくルノーが開発したVAB装甲車をもとにサビエムクルーゾ・ロワールによって共同開発された[2]アルゼンチンでもライセンス生産されたものは、VAPE(Vehículos de Apoyo y Exploración)と呼ばれる。[3]

VABとVXB-170の両方に類似したシャーシ構成を持つ[2]

開発

VBC-90は、ルノーとサヴィエムによって、VAB装甲車威力偵察火力支援用の発展型として開発された[2]。同規模の車両に比べ、車体に対して非常に大きい砲塔とライフル砲、射撃統制装置を搭載する。1979年までに少なくとも2つの試作車が完成、当初はVCS-90と呼ばれ[2]、VXB-170とVABを連想させる舟型の車体と傾斜装甲とを併せ持っていた。後により大きな砲塔を備えることになったが、基本的にこれらの車両の特徴を引き継いでいる[2]。3番目により特徴的な車体と傾斜装甲を持つ試作車両が完成した。最終的にVBC-90としての制式採用されたのはこの試作車だった[2]

VABとは異なり、VBCはフランス陸軍の要件を満たすために開発されておらず、元々海外への輸出のみを目的に開発された[4]。にもかかわらず、フランス政府は1981年から、老朽化したAMX-13軽戦車の代替として、フランス国家憲兵隊機動憲兵隊の1中隊に28両のVBC-90を導入した[5]。最後の車両は1985年に納入され、ルノーが国家憲兵隊のために製造したVBCはVBC-90Gと呼ばれる[6]。1984年から1985年にかけてオマーンオマーン国王親衛隊VABとともに、VBC6両が納入された[7]

オマーンはその後、はるかに重武装であるイタリアB1チェンタウロを支持してVBC-90を段階的に廃止すると発表した[8]。続けて、フランス国家憲兵隊も2000年代初頭にVBCを段階的に廃止した[9]

またVAPE(Vehículos de Apoyo y Exploración)として、簡略化されたVBC-90がルノーによってアルゼンチン向けに開発された。[3]

2014年、レバノンは自国では未導入であったVBC-90の購入を求め、フランスに対しロビー活動を行った。サウジアラビアからの財政援助によって、部分的に融資される予定だったが[10]、レバノンとサウジアラビアの間の緊張のために2016年に凍結された[11]

仕様

小火器による攻撃を防ぐことのできる鋼装甲を持つ。乗員は3名。運転席には窓が3つ装備されている。車長と砲手が乗るGIAT TS 90砲塔には主砲である90mmライフル砲と同軸機銃として7.62mm機関銃を搭載。砲塔内には20発の90mm対戦車砲弾が搭載されており、車体内にさらに25発が搭載されている[1]

車体後部に6気筒ディーゼルエンジンを搭載。六輪駆動となっている。ベースとなったVABとは異なり水陸両用ではない[1]

採用国

採用した国を青色で示す

退役済

導入検討中

画像

脚注

外部リンク

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