エルゲネ From Wikipedia, the free encyclopedia エルゲネ(モンゴル語: Ergene、生没年不詳)は、モンゴル帝国第2代皇帝(カアン)オゴデイの側室。 『元史』などの漢文史料では業里訖納(yèlǐqìnà)、『集史』などのペルシア語史料ではارگنه(ārgne)と記される。 『集史』「オゴデイ・カアン紀」第一部には、「六男:カダアン・オグル。彼の母はエルゲネ(Ergene>ārgne)という名前の妃であった……七男:メリク。彼の母もまた上述の妃であった……」とあり、オゴデイの息子のカダアン、メリクの母親であった[1]。 また、『元史』巻106表1后妃表にも「業里訖納(Ergene>yèlǐqìnà)妃子:滅里(Melik>mièlǐ)の母」と記されている。エルゲネの人柄や事蹟についてはほとんど記録が残っていない。 脚注 ↑ 松田1996,31-32頁 参考文献 松田孝一「オゴデイ諸子ウルスの系譜と継承」『ペルシア語古写本史料精査によるモンゴル帝国の諸王家に関する総合的研究』、1996年 表話編歴モンゴル帝国皇后元朝以前 太祖チンギス・カン 第1オルド:光献翼聖皇后ボルテ(コンギラト氏) 第2オルド:皇后クラン(メルキト氏) 第3オルド:皇后イェスイ(タタル氏) 第4オルド:皇后イェスゲン(タタル氏) 太宗オゴデイ 正宮ボラクチン 昭慈皇后ドレゲネ(ナイマン氏) 二皇后モゲ エルゲネ妃子 定宗グユク 欽淑皇后オグルガイミシュ(メルキト氏) 憲宗モンケ 第1オルド:クトクタイ(イキレス氏) 第2オルド:クタイ/イェスル(コンギラト氏) 第3オルド:オグルトトミシュ/チャブイ(オイラト氏) 第4オルド:キサ 大元 世祖クビライ 第1オルド:大皇后テグルン 第2オルド:昭睿順聖皇后チャブイ/皇后ナムブイ(コンギラト氏) 第3オルド:皇后タラカイ 第4オルド:皇后バヤウジン 成宗テムル 大皇后ブルガン(バヤウト氏) 貞慈静懿皇后シリンダリ(コンギラト氏) 武宗カイシャン 宣慈恵聖皇后ジンゲ(コンギラト氏) 皇后スゲシリ(コンギラト氏) 皇后オルジェイテイ 仁献章聖皇后イキレス氏 文献昭聖皇后タングート氏 仁宗アユルバルワダ 荘懿慈聖皇后ラトナシリ(コンギラト氏) 皇后ダルマシリ(高麗金氏) 皇后バヤン・クトゥク(高麗王氏) 英宗シデバラ 荘静懿聖皇后スガバラ(イキレス氏) イェベ・クトゥルク 皇后ドルジバル 泰定帝イェスン・テムル 大皇后バブカン(コンギラト氏) 皇后イリンチンバル(イキレス氏) 皇后クラ 皇后イェス 皇后サダバラ 皇后ブヤンケルミシュ 皇后テニ/ビカン 皇后スゲダリ 明宗コシラ 大皇后バブシャ(ナイマン氏) 皇后アルチュカン 皇后オルク・シャー 皇后ブヤン・クトゥルク 皇后イェス 皇后トグス 貞裕徽聖皇后マイラダク 文宗トク・テムル 大皇后ブダシリ(コンギラト氏) 寧宗リンチンバル 大皇后ダリエテミシ(コンギラト氏) 恵宗トゴン・テムル 大皇后ダナシリ(バヤウト氏) 大皇后バヤン・クトゥク(コンギラト氏) 普顕淑聖皇后オルジェイ・クトゥク(高麗奇氏) 北元 オルジェイトゥ皇后妃子(エルベク妃) セチェク妃子(ハルグチュク妃) サムル太后(タイスン妃) モングチェイ(モーラン妃) イェケ・ハバルト(マンドゥールン妃) シキル太后(ボルフ妃) マンドゥフイ(ダヤン・ハーン妃) クセイ(ダヤン・ハーン妃) スミル(ダヤン・ハーン妃) ノヤンチュ中宮(アルタン・ハーン妃) 追尊 宣懿皇后ホエルン(烈祖イェスゲイ妃) 顕懿荘聖皇后ソルコクタニ(睿宗トルイ妃) 徽仁裕聖皇后ココジン(裕宗チンキム妃) 昭献元聖皇后ダギ(順宗ダルマバラ妃) 宣懿淑聖皇后ブヤンケルミシュ(顕宗カマラ妃) Related Articles