ゴムタイヤ式地下鉄

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パリメトロMP73フランス語版
札幌市交通局5000形
モントリオールメトロの案内軌条
パリメトロMP89フランス語版の台車

ゴムタイヤ式地下鉄(ゴムタイヤしきちかてつ、Rubber-tyred metro)は、道路鉄道の技術を合わせた軌道輸送機関である。車両の車輪はゴムタイヤを備え、従来の鉄道が鉄製の車輪のフランジによって鉄軌条に沿って走るのと同様に案内軌条に導かれて走る。ほとんどのゴムタイヤ方式の列車は専用に設計されたシステムにより運行されている。案内軌条式鉄道の一種。

第二次世界大戦中、パリナチス・ドイツ占拠されており、メトロはあまり保守が行われること無く使われていた。戦後、荒廃したシステムを刷新するための方式が考えられ、1929年からニューレール(Pneurail)の実験を行っていたミシュランが開発した、空気入りゴムタイヤと案内軌条によるゴムタイヤ式地下鉄技術が最初にパリメトロに応用された。1951年に試作車であるfr:MP 51がポルト・デ・リラとプレ=サン=ジェルヴェ間の試験線で試運転を開始した。この区間は営業区間ではなかった。

1956年パリメトロ11号線シャトレ駅 - メリー・デ・リラ駅間に最初にゴムタイヤ方式が導入された。急勾配の路線のため選ばれている。続いて運行本数が多く繁忙路線である1号線シャトー・ド・ヴァンセンヌ駅 - ポン・ド・ヌイイ駅1964年4号線ポルト・ドルレアン駅 - ポルト・ド・クリニャンクール駅1967年に導入され、1974年には高架区間での騒音低減のため、6号線シャルル・ド・ゴール=エトワール駅 - ナシオン駅に導入された。高コストのため、その後は従来の鉄輪軌条方式による路線のゴムタイヤ方式への改修は行われていない。現在では14号線など新規路線への導入などに限られている。

最初に完全な形でパリ・メトロ方式のゴムタイヤ式地下鉄が導入されたのはカナダモントリオールモントリオール地下鉄1966年10月からである。日本では札幌市営地下鉄南北線1971年12月16日北24条駅 - 真駒内駅間で開業し、本格的に導入された。これは「札幌方式」とも呼ばれ、パリ・メトロ方式とは異なり、鉄輪と鉄軌条を併用しないシステムである。

ゴムタイヤ方式の地下鉄を導入した都市では無人の自動運転システムが導入された所もあり、マトラが開発したシステムを用いて1983年リールリールメトロが開業し、トゥールーズレンヌなどにも同様のシステムを用いたメトロが開業している。

概要

脚注

関連項目

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