パラトランジット
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北米
アメリカ合衆国
パラトランジットは、1964年高齢者法でコミュニティサービスと給食サービスのシステムとして発足し、1970年代には都市大量輸送法(Urban Mass Transportation Act,UMTA)による車両援助が行われるなど、連邦政府の交通部門と福祉部門から補助を受けて定着している[5]。
米国では障害者法 (ADA) により、公共交通事業者は高齢者・障害者のための専用の交通手段であるパラトランジットを提供しなければならないと定められており、通常は地域のタクシー会社などに委託して運行が行われている[6]。
パラトランジットは、公共交通がアクセシブルでないために利用できない場合や、重度の障害のためアクセシブルな公共交通の利用が難しい等の理由がある場合に利用資格を取得して利用する[6]。利用運賃はADAの規定により、通常考え得る公共交通を利用した場合の2倍までに制限されており、バスや鉄道よりは高いがタクシーよりは安い[6]。
通常はリフト付のバン車両が使用されるが、セダンタイプの車両が用いられることもある[6]。配車は1日前までに予約すれば可能な場合が多いが、当日予約は対応できない事業者がほとんどである[6]。運行形態は通常はドア・ツー・ドアだが、公共交通の停留所(駅)までの場合や一定のルートを運行する場合(カーブ・ツー・カーブ)、一定人数でまとまって利用するグループ利用などもある[6]。
カナダ
カナダでは現在、パラトランジットについて公式の規定はないが、カナダ都市交通協会(Canadian Urban Transit Association)が会員の交通事業者向けに自主基準を設けている。トロント交通局、OCトランスポなどの事業者が、パラトランジットのサービスを提供していて[7]、ブリティッシュコロンビア州ではBCトランジット、トランスリンクが「ハンディDART(HandyDART)」と言う名称でパラトランジットを運営している。